ルーズリーフ手帳カスタム①NZの文房具屋さんで材料調達・インデックスづくり
こんにちは。ニュージーランドはすっかり春になり、花の良い香りが街全体を包んでいます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は、しばらく愛用しているルーズリーフ手帳のカスタムをしました。
ニュージーランドでは日本のルーズリーフの規格は一般的ではなく、もちろんルーズリーフ用のインデックスなども売っていないため、一から手作りに挑戦してみました。
愛用中の二つの手帳
それぞれの使い分け
現在私は基本的に2冊の手帳を使い分けています。一つがシステム手帳で、もう一つがルーズリーフ手帳です。
システム手帳のコンセプトは「開くと元気がもらえる手帳」と個人的に決めており、行った場所のチケットや、プレゼントの包装紙・シール・タグ、歌詞に出てきた素敵な言葉、カウンセリングでもらった資料、お世話になった人の名刺などを保存しています。基本的には持ち歩かず、家でゆっくり眺めるための手帳です。
対してルーズリーフ手帳は、外にいつでも持ち運べるような構成にしています。予定を確認するためのマンスリーカレンダーや、日々の時間の使い方を記録するバーチカルウィークリー、献立記録、英語の勉強ページ、その他メモページを一冊にまとめて使っています。
システム手帳もルーズリーフ手帳も、中身を容易に入れ替えることができるので、期間が経ったり気分が変わったりしたときには、要らないページを保管用ファイルに綴じて、いつでもまた手に取れるようにしています。
無印良品リフィルノート(A5)
ルーズリーフ手帳には無印良品のリフィルノート(A5サイズ)を使っています。
リングを上下に引っ張るだけで簡単にページの入れ替えをすることができ、ポリプロピレン製でとても軽いので簡単に持ち運びできます。さらに290円というお手頃価格で、手帳カスタムをしてみたい人にはぴったりの商品ではないでしょうか。
透明な表紙の下に自分の好みのページを綴じれば、オリジナルの表紙にすることができます。
しばらく前に、百均で購入したラミネートシートとデザインペーパーを使って自分好みの表紙を作ってみました。
そのほかにも市販のルーズリーフ用ポケットを綴じて、付箋やシールなどの細かいものも一緒に持ち運びできるようにカスタムしています。
今回は、オリジナルのインデックスづくりに挑戦しました。
ルーズリーフ手帳に綴じる内容が多岐に渡るようになってきたため、パッと開きたいページを開けるようにカスタムしてみます。
インデックスづくり
①材料調達
まずはWarehouse Stationeryという事務用品や文房具を取り扱うチェーン店で、材料調達を行いました。
紙だけでも材質や色、大きさなどたくさんの種類があり、ものすごく悩んだ末に、今回はこちらの二点を購入しました。
せっかくなので日本ではなかなか手に入らないような、ニュージーランドの柄のデザインペーパーも買ってみました。
折り紙ほどのサイズで、しっかりした紙質です。折り紙には向いていないかもしれませんが、ブックカバーを作ったり、ラミネートして栞にしたりするのにぴったりな素材だと思います。
今回はクラフト紙で土台を作ったあと、デザインペーパーで装飾を施したいと思います。
②クラフト紙の加工
インデックスの土台を作っていきます。もともとリフィルノートに付属している表紙を外して、サイズのチェックを行います。
こちらのペーパーカッターは日本の百均で300円ほどで購入したもので、紙をまっすぐに切る際にとても便利なので、少しかさばりますがニュージーランドまで持ってきました。
そして、カットできたものがこちら。
縦の長さが21cmだったため、タブの縦の長さを4cmずつにし、上下0.5cmずつ開けるとちょうどタブが5個できるように印をつけました。
それぞれにこのように印をつけて、切っていきます。
カットできたものがこちら。これだけでかなりインデックスらしくなりました!
しかしこのままでは切りっぱなし感が残ってしまうため、角を丸くします。
「かど丸Pro」というかどをきれいに丸くすることができるパンチです。こちらも日本からはるばる持ってきました。
かど丸が使えない部分は、鉛筆で下書きをしてからハサミでカットしていきます。
そしてカットできたものがこちら!
一気にかわいくなりました。
印に合わせて穴をあけると…
おお!もうほとんどインデックスですね。
と、思いきや…
ガーン、サイズを間違えてしまいました。泣
このままではノートを閉じたときにタブが見えないため、インデックスとして使えませんね…。
③失敗…立て直し
気を取り直して、立て直しを図ります。
もともとデザインペーパーは装飾用に購入しましたが、デザインペーパーで横幅をかさ増しして、ノートを閉じたときにタブが見えるよう調整したいと思います。
このようにリングの穴側にデザインペーパーをつけ足して、再び穴を開けます。
それぞれ違うデザインを使ってみました。
とてもきれいなデザインなので、タブ部分にも同じデザインペーパーを貼りました。
今度は大丈夫かな…
じゃじゃーん!ノートを閉じたときにちゃんとタブが見えるインデックスの完成です!
中を開くとこんな感じ。ちらっと見えるニュージーランドの美しいデザインペーパーがワンポイントになって、とても素敵です。満足な仕上がりになりました!
日本にいればもっと手軽に手に入るA5サイズのインデックスですが、このように手作りしてみるのも愛着が湧いて良いですね。
無印良品などで売っている市販のクラフト調インデックスに自分のお気に入りのデザインペーパーで装飾を施せば、より簡単に自分好みのインデックスが作れるのではないかと思います。
もし一から作ってみようという方がいれば、ぜひこの記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
ただし、どうかサイズには、くれぐれもお気を付けください…。
今後も自分の使い方に合わせてルーズリーフ手帳のカスタムを進めていきたいと思っています。
来年用のマンスリーページやその他便利なリフィルなど、またカスタムを進めるたびに記事にして投稿しますね。
今日はこの辺で、ありがとうございました。
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