あやしも

足つぼマッサージが得意です。男の子ふたりの母。 noteを読むこと、書くことが好きで…

あやしも

足つぼマッサージが得意です。男の子ふたりの母。 noteを読むこと、書くことが好きです。パンドラクイズ2ポイント獲得。

マガジン

  • 屋上から天体観測

    小学生次男(今は中学生)の理科の宿題や、その他にふと夜空を見上げた時の noteです。

  • 私の貧血のお話

    夏休みの終わりに突然の激しい動悸が……救急車で搬送してもらい、重度の貧血と診断され入院した時のお話です。

  • 私の街

    私が生まれ、育ち、暮らす街のことについて書いたものです。

  • 電車の旅シリーズ

    電車好きな我が家の兄弟。今まで乗った電車とそれにまつわるお話です。

  • 「四角い布展」ご来場に感謝です

    2022年5/10〜5/12までの「四角い布展」(自由学園明日館)にご来場いただき、 noteに載せてくださった方々の記事です。ありがとうございます。

最近の記事

  • 固定された記事

足つぼのお話

noteのプロフィールは、この一文で始まる。 資格は持っておらず、完全に自己流だ。 つぼの位置や反射区が描かれた本は、一応持っている。 本を見ながら行なうことは、ほとんどない。 自分のコンディションや、揉んだ時の反応(かなり痛いのか、痛気持ちいいのか、手応えを感じないのか等)身体が伝えてくれる情報を聞く。 手探りしながら押していく。 私の足つぼグッズ。 泊まりには何か一つは携帯していくし、長時間の乗り物移動は、左上の突起のある球体を手で握ったり、密かに靴を脱ぎ、足裏

    • 山と山のあるところ

      新潟に行ってきた。 noteの友達と一緒に、 noteの友達に会うために。 かすみーるさんとくまさんと上越新幹線に乗り、おだんごさんとバクゼンさんに会いに行ってきた。 新潟に行く機会がなくて、行ったことがなかった。 「こじつけるなよ」と諌められそうだが、noteで知り合った人達と新潟に行くというのが、私の中で、ごく自然な流れに思えて仕方がなかった。 きっとこの日まで、新潟が待っていてくれたのだと思っている。 到着駅の改札に、おだんごさんとバクゼンさんが迎えに来て

      • 【ピリカ文庫】レモン

        「私の披露宴でね、『人生には3つの坂がある……』ってスピーチした人が居たっていう話、おぼえてる?」 「居たんだ、そんな人……」 「居たのよ、居たの。夫の、会社の先輩。その人、この前、死んじゃった。事故で。交通事故、バイクの」 夜10時、ベッドの中で薄れゆく意識にまどろんでいた僕は、元カノで今は人妻の親友からの電話にたたき起こされた。 「今晩、泊めて欲しい」 40分後、部屋に到着した彼女に食事を済ませたか聞くと、朝から何も食べていないがおなかが空かないのだと言い、坂の話

        • 【企画参加】わたしの登場曲「ひとつだけ」

          石元みとんさんの初企画に参加します。 みとんさん、初企画おめでとうございます!! 登場……曲………。 うわー、めっちゃ恥ずかしい。 光り輝けるタイプではありません。 期待されるほどのものは持っていないし。 居るの?居ないの? 座敷わらしみたいな中年、 リアルの私はそうです。 中心よりは、端っこに居たい。 もしくは柱に半身を隠し、覗いていたい。 でも、ここぞ!の時なら、 スタジアム登場はこの曲にしたいです。 しっとりと始まり、中盤過ぎてのサビ、テンションが上がり

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        足つぼのお話

        マガジン

        • 屋上から天体観測
          6本
        • 私の貧血のお話
          9本
        • 私の街
          7本
        • 電車の旅シリーズ
          18本
        • 「四角い布展」ご来場に感謝です
          10本
        • アンティーク着物と古裂と私
          9本

        記事

          母の目、うさぎの目

          今朝、母の目がうさぎの目になっていた。 二世帯同居している母がいる。 先月76歳になった。 我が家は、母と弟、私の家族と二世帯が階に分かれて住んでいる。 私は毎日、階下に居る母と会う。 今日の体調はどうかなとか、何か私が出来ることはあるかなとか。 母は家事も出来るし、パートにも行くほど元気。 今朝、右の目が真っ赤だったので、それを伝えた。 白目部分が赤い。 本人は慌てて洗面所の鏡で確認。 「あら、いやだわ」と驚く母。 痛みはまったくないと言う。 今日の午前中

          母の目、うさぎの目

          三ヶ月

          病気、手術後の症状を具体的に書きます。苦手な方はブラウザバッグでお願いします。 …………………… 子宮全摘をしてから今日で三ヶ月になります。 術前や退院後しばらくの間、不安でいっぱいだった私は noteやSNSで #子宮全摘 #子宮腺筋症 #子宮全摘後 の検索魔になっていました。 症状は一人ひとり違います。 あなたと私は違う。 「同じだから平気」と独断で思い込むことは危険ですが、体験を聞くことで不安な思いが軽くなることもあります。私はそうです。 勇気を出して「受診して

          文フリと私と note

          小柄な彼女は背後からひょっこりと現れた。 待ち合わせ場所で、くまさんとおしゃべりに興じていた時、 「おはよう。来たよーー」 聞き慣れた声に振り返った。 おだんごさんとくまさんと私の、一日の始まり。 ………………………… 1店に対して2名までが、10時半から入場出来る。 おだんごさんと私が入り、くまさんには一般入場(12時から入場開始)で入ってきてもらう段取り。 ブース設営しながら欲しいものがあれば、外にいるくまさんに買ってきてもらおうと話していた。 くまさんは1

          文フリと私と note

          文フリ、いきまーす

          アムロ、いきまーす(©️機動戦士ガンダム) のノリで読んでください。 大好きな高橋一生さんの結婚に、ちょっとショックを受けているあやしもです、おはようございます。 今週末5/19(日)の文学フリマ東京38に、 おだんごさんが『おだんごや』を出店されます。 私とくまさんが販売のお手伝いをします。 それ、もう聞いてるから!!だと思うのです…… noteに書いて固定記事にしています。すみません。 (固定記事は、着ぐるみさん作CMをみて欲しい) これがラスト、開催直前のお

          文フリ、いきまーす

          運転手さんのお話

          5年生の私は、小学校のブラスバンドに属していた。 楽器は「コルネット」という小ぶりなトランペット。 毎朝7時半からの朝練があるため、7時前には家を出ていた。 通学路の坂を上る私のすぐ横を、大きな車が音をたてずに上っていった。 毎朝必ず同じ車。  車に詳しくない私であったが(今も詳しくない)その車は「偉い人を乗せるのだろうな」と思いながら見ていた。 黒くて大きくて、窓から一瞬見える座席に白いレース。 運転手さんは黒のスーツ姿で、真白な手袋をしていた。 車のすぐ近くを歩く

          運転手さんのお話

          【企画参加】夢の対面

          あなスパの締切が近づいてきました。 私が好きな回「すまスパ in Nagasaki 」について書きます。 よろしくお願いします。 長崎県の五島列島、中通島に行かれたこーたさんが、東京へのお帰りの道中、長崎市内でピリカさんと会う。 待ちに待った、おふたりのリアル初対面です。   こーたさんは船でやって来ました。 まさに、出会うところから。 この回は、ピリカさんの声で始まります。 ※屋外の音 ピリカさんに気づいた、こーたさん。 会えた! とうとう、おふたりが!(

          【企画参加】夢の対面

          おやきと文学 ー 微熱さんのブックカフェ ー

          連休最終日、夜9時をまわった池袋の街はまだまだ元気いっぱいだった。 人の波をかき分けながら、微熱さんとふたりで歩いた。   「向こうから若者がいっぱい来るー」 ふたりとも、先ほどの打ち上げでいただいたごはんでお腹がいっぱい。 同じ方向だったので、行けるところまでご一緒しましょうという流れ。 「若者が多いね、若者のエキスを吸おう!」 雑踏のなか笑いあっていた我々だが、実は年齢差は20くらいある。 でも微熱さんといると、そういうものを全く感じない。 noteのなかで

          おやきと文学 ー 微熱さんのブックカフェ ー

          【創作】歩道橋

          子どもの日だからというのが飲み会の理由だなんて、おかしい。 リビングで陽気にはしゃぐ夫の同僚達を見て、弥生は心底そう思った。 「ごめん、湊人にどうしても会いたいって言うからさ。本当にごめん、弥生、せっかくの休みの日なのに、申し訳ない………」 会いたいものか。 そんなわけないだろと思ったが、口には出さずにいた。 夫には夫の事情、こうなってしまった流れがあるのだろう。 人見知りが落ち着いてきた湊人は、見知らぬ大人達にも臆せず、客人の手土産である音の出る絵本で遊んでいた。

          【創作】歩道橋

          こんなビッくらポン!があったなら

          お昼、くら寿司に行ってきた。 我が家の三大外食は、「ジョナサン」「くら寿司」「サイゼリヤ」である。 くら寿司には三ヶ月に一度くらいの頻度で行っている。 「ねぇそろそろ、くら寿司に行かない?」 言い出すのは、中1の次男であることが多い。 次男にとっては、「大好きなお寿司を食べること」と同じくらいの熱量で、 ビッくらポン!を何回できるか? がある。 回る寿司をチェックしながらも、次男の目は常に、卓上にたまる5枚の空の皿を求めている。 ビッくらポン!とは………食べ終わ

          こんなビッくらポン!があったなら

          ハロー、5月

          「こんにちは」と5月に挨拶したくなるような陽気だ。 青い空、風に緑が揺れていた。 我が家はカレンダー通りに過ごす息子ふたりと、昨日からバイクツーリング一泊旅に行っている夫。 今晩には夫が帰ってくるし、息子達も明日から連休。 ゴールデンウィークの後半が始まる。 今日は楽しいことがあった。 幼児とパパらしき人が、一緒に道端に立っているのを見た。 風が吹くと、ちびちゃんが首に着けているスタイがふわっと持ち上がり、お顔を隠してしまう。 パパは慌てて、スタイを下ろしてあげ

          ハロー、5月

          ご覧ください!なCM

          ヘッダーのイラストにこちらを選んだのは、中学生になった次男が、先日野球部に入部したからです。 こんばんは、あやしもです。 5/19(日)文学フリマ(通称:文フリ)東京に、おだんごさんが出店されます。 この日、私はおだんごやの売り子になります。 おだんごさんご本人は当日ブースにいらっしゃいますし、くまさんも売り子をされます。 着ぐるみさんが、おたんごやのアニメーションCMを制作されました。 全部、着ぐるみさんおひとりで作られています! アニメーションの線の作り出すやさ

          ご覧ください!なCM

          【企画参加】あの日聴こえてきたものは

          企画に参加させていただきます。 ②朗読部門です。 …………………… 雨が降っていた。 洗濯物を室内に干しながら、すまいるスパイスを聴いていた。 「ピリカ文庫」朗読の回。 ピリカさんが読み始め、思わず手が止まった。 あの日聴こえてきた『カーディガン』に、打ちのめされた。 ピリカさんの朗読に吸い込まれ、気がつくと物語のなかに居た。 さっきまで靴下やパンツを干していたのに。 「ピリカ文庫」の中で好きな作品をあげよと言われたら、迷わず『カーディガン』を選ぶ。 それくら

          【企画参加】あの日聴こえてきたものは