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足つぼのお話

noteのプロフィールは、この一文で始まる。

足つぼマッサージが得意です。

あやしもプロフより

資格は持っておらず、完全に自己流だ。

つぼの位置や反射区が描かれた本は、一応持っている。

本を見ながら行なうことは、ほとんどない。

自分のコンディションや、揉んだ時の反応(かなり痛いのか、痛気持いたきもちいいのか、手応えを感じないのか等)身体が伝えてくれる情報を聞く。
手探りしながら押していく。

私の足つぼグッズ。
泊まりには何か一つは携帯していくし、長時間の乗り物移動は、左上の突起のある球体を手で握ったり、密かに靴を脱ぎ、足裏でコロコロしている。

年季が入っている道具たち

足の裏だけでなく、足の甲も揉むのがおすすめ。

甲の部分は意外にも痛い。
ここはリンパや胸のつぼがあるから、痛いけれどよく揉みほぐす。
道具は使わずに指で、筋のくぼみに沿うように押していく。

裏は、「胃のつぼ」から揉み始めることが多い。
押しやすいからだ。
足の親指下の膨らみ(母指球ぼしきゅう)のすぐ下、イラストの赤斜線の部分。

ここを指や棒状のものでグイグイ押す。

「胃」を押したらその後は中央にスライド。

イラストの青色は「湧泉ゆうせん」というつぼ。

字の通り、水が湧き出るが如く、元気が出るつぼ。万能のつぼと言われている。

強めに押す。
一点を攻めるよりもこのエリアを押している。
プロなら湧泉を見極められると思うが、私はこの辺かな……くらいであるので。

そして私が重要視しているのが、「腸」のつぼである。

足裏の半分から下。(土踏まずは含まない)

矢印のように流れを作りながら押す

押す時の滑りをよくするため、クリームを塗っておくとやり易い。

棒状のつぼグッズで、赤線のように流れを意識して押す。
左右共に、矢印の終わりが身体の内側(親指側)に来るように。

ここをしっかり揉むと、翌日のお通じがスムーズに出る。
リアルな話で申し訳ないが、さほど努力せずとも、するっと出る。

足つぼマッサージを、自分にも、子どもにもするのだが(子どもにはリクエストされた時や、私に余力があった時)うちの子達もそう言っているすげ〜うんこ出たので、足つぼ押しが効いているのではいか?と思っている。

数年前、母がひどい便秘に苦しんだことがあった。
下剤も浣腸も効かず半泣き状態だった時に、この赤線の流れで私がグイグイ足つぼを押していたら、しばらくしてお通じがあった。
時間差で、薬が効いてきたというのもあるだろう。
でもつぼ押しも、多少の効果があったといいなと思っている。


夜、寝る前につぼ押しをする。
眠くて眠くてマッサージをしたくない時は、突起のついた球体を足裏で転がす。

「腸」のところ、赤線のコの字のところだけやる日もある。

毎日続けたくても、毎日は厳しい。
無理せずに長く続けることがいいと思う。

私は、中学生の頃に足つぼのことを知った。
母が購入した雑誌に出ていた特集だったと記憶している。
そこから「寝る前に足裏を揉む」が始まった。

自分の身体にお疲れさまを言うように、毎晩、足に触れている。

それは子ども達にも同じで、彼らが幼い頃は、足つぼマッサージをよくしていた。

中学生、高校生になった今、むこうからのリクエストがあればしている。
それと、かなり疲れているようだなと見ていて感じる時。
「寝る前に、つぼ押そうか?」と聞いてみる。

ああ痛気持いたきもちいい……と言いながら寝てしまう顔は、小さな頃のままだ。

夫は「他人に足の裏を触られるのが苦手、くすぐったくて耐えられそうもない」というのでしない。
「腰、揉んでくれる?」
と言われたらはいはい喜んでーー!と大きな身体をマッサージ。

私は、自分や誰かの身体を揉みほぐすことが快感である。

凝り固まったところがほぐれていく感じや、つらくてゆがんでいた表情が、徐々に緩んでいくのを見るのが好きだ。リラックスしてそのまま寝てくれたら最高だ。

なお、足つぼは、
・左足から始めるといいらしい

・食後すぐはやらない

を気にしていただけたら嬉しい。


……………………


この noteで、こちらの企画に参加します。



infocusさんの 寄稿された noteが素敵すぎるので、未読の方はぜひ読んでいただきたい。

4月から高校生長男のお弁当作り、中学生次男の野球部部活(朝、早っ!!!土日もあるし……泥汚れ)が始まった。

立ち止まるな、考えるな、手を動かせ、ごはん作る、洗濯する、ごはん、洗濯、ごはん、洗濯……な私なのだが、infocusさんの noteに想いを寄せ、笑い、時に涙ぐむ。三女さんの淹れてくれた紅茶の美しさ。

日常。
素晴らしきかな、日常。

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