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ミニマリストの週末日記6|2021.4.24

土曜日。くもり。
なんだかこの日記はほとんどいつも、土曜日。くもり。からはじまる。
でも今日はこのあと晴れてくるようす。

起きてゆっくりストレッチ。足首を回すとボキボキ鳴る。
常温の水をコップに一杯飲み、洗濯機を回す。いつの間にか、朝の一杯が白湯ではなくて常温の水になった。
トーストを焼いて食べる。最近、四角い食パンではなくて山型の食パンにはまっている。でもまたいつか、四角がいいと言い出す日が来そう。物事はできるだけ固定しないのがいい。

洗濯機が止まるまでの間に軽く掃除、ふと思いついて少しだけ模様替え。
南側の窓の前が広くあき、光がたくさん入ってくるようになった。
窓の前があまり空いていると冬場は寒いけれど夏にはとてもいい。

洗濯物を干して着替えて散歩に出る。
ジョガーパンツ、ボーダーのビッグTシャツ、コットンパーカー、キャップ。
外に出たら晴れていた。日差しが暖かくてTシャツ一枚でもよかったかもしれないと思う。

少し離れたところにあるホームセンターまで行ってみる。確か園芸コーナーがあったように思う。
ここしばらく、部屋にゴムの木を置きたくてあちこちの花屋で探していたけれどなかなか出会えず、昨夜ふとホームセンターのことを思い出した。
ホームセンターでは大きめの観葉植物もリーズナブルな価格で取り扱われているらしい。
鉢などがおしゃれじゃないというのはあるみたいだけれど、そんなものは後からいくらでも植え替えられる。

ホームセンターに到着。なかなか賑わっている。
他に目的はなかったので、直接園芸コーナーへ。
そしてゴムの木と……出会った!!!

ゴムの木にはいろんな種類があるらしく、自分が探していたのはつやつやした大きめな緑の葉のもの。ベンガルゴムの木、もしくは、フランスゴムの木、がいいなと思っていた。

出会ったのはフランスゴムの木。売り場に3鉢あり、その中から直感で選んだ。
大きさは高さが100センチ弱。事前に部屋で置き場所を検討し、80センチ以上のものが良いなと思っていたのでちょうどよかった。
担当の店員さんに基本の育て方を聞き、鉢の下に敷く皿と、土の上に置くウッドチップを合わせて購入。
休み休み持って帰る。

帰宅。
玄関にてまずメンテナンス。
鉢にあった枯葉と土の上の小石を取り除き、土の上には購入した大きめのウッドチップを置いた。
葉を拭いてほこりをとり、鉢と受け皿を拭く。
南側の窓のそばに置き、陽にあてる。
土が乾いていたのでたっぷりと水をやり、霧吹きで葉水をスプレーした。

ごみをまとめて玄関を片付け、手と顔を洗ってうがいをし、さっぱりして、もう一度外出。
パン屋に行ったら名物のコロッケパンが売り切れだったので、ツナサンドとカレーパンを買う。
なんだか朝からパンばかり食べている。

帰宅して湯を沸かし、KINTOのセットでコーヒーを淹れる。

2杯分が入るセットで少し小さめだけれど、コーヒーはつい飲み過ぎてしまうのでこれで飲みきりでちょうどいい。

昼食の間も、ゴムの木が部屋にいてうれしい。名前を考えようと思う。

午後はノートパソコンで、先日スタンダードプロダクツの店舗に行った時のnoteを書く。
noteはスマホからも書けるけれど、少し長めの文章を書くには、pcからがやはり早い。

すぐ夕方になる。
カレーを作ろうと思い、ふと予感がして引き出しを開けるとやはり買い置きのカレールーが無かった。そんな気がした。
しかも、スパイスのガラムマサラも切らしていた。でもカレー粉があるのでなんとかなるだろう。

玉ねぎ、なす、キャベツ、ピーマン、ニンニクを刻み、小分けにして冷凍しておいた豚こまを解凍する。
オリーブオイルでニンニクを炒め、玉ねぎを入れる。だいぶ炒められて来たところで他の野菜、肉をほぐしながら入れる。肉には少し酒をふる。
トマト缶を入れ、カレー粉、コンソメ、黒胡椒、ソース、めんつゆ、はちみつ、などなど。
野菜から水分が出たのとトマト缶の水分で、無水カレー。
なんだか偶然にすごく美味しいものができて、うれしい。
もうカレールーは要らないかもくらいに思ってしまう。
カレー粉は炒め料理にも使えるし、本当に便利だなあと思う。今後もこちらを常備しておこう。次は一つ大きめのものにしてもいいかも。

片付けをして、部屋の照明を夜のものにする。
床置きのランプが二箇所と、昼の間に蓄電しておいたソーラーランタン、キッチンに電球が一つ。
入浴を終えた後この明かりになっていると入眠までがスムーズな気がする。
ランプの明かりにゴムの木が照らされてそのシルエットまでうれしい。
なんだか葉がつやつやと輝いているような気がする。

眠る前にはお香を焚いて、ストレッチをする。
無印のスティックタイプのお香か、フランスの紙製のお香が気に入っている。

紙製のお香はブック型になっていて、そこから付箋紙くらいのサイズに少しずつ切り取って使うタイプ。
甘いやさしい香りで部屋の中のものに匂いがうつることもほぼなく、なんだか空気がすっきりとする。

ゴムの木といえば村上春樹の[1Q84]だよなあ(重要な場面でゴムの木が出てきます)と思いながら、短編が読みたい気分だったので、短編集を選んで一話だけ読んで眠ることにする。

この中の「木野」という話がとても好きだ。
登場人物の「木野」とその店、不思議な登場人物「神田」にも何だかミニマリズムを感じる。

午後から夜にかけて風が強くなった。
風の音を聴きながら眠る。

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