子どものために突っ走るゲイ - あっしぃ

普段は先生、週3で議員事務所のスタッフ、ときどきクリエイター、たまにデザイナー。 子ど…

子どものために突っ走るゲイ - あっしぃ

普段は先生、週3で議員事務所のスタッフ、ときどきクリエイター、たまにデザイナー。 子どもの未来のためにできることならなんでもする人。ついでにゲイやらせてもろてます。 マイノリティの若者のいばしょ Kakurega事業部 代表 (北大LGBTQ+サークル 虹の集い 元代表)

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みんなは同性婚、したいですか?

先日、大阪の判決が出ましたね。 興味があるかたは、ぜひいろんな新聞記事読んでみてくださいね。 自分が暮らすまち札幌では1年前に地裁が、同性婚制度をつくるよう行政につよく求める判決を出しました。(ざっくり言うとね) それだけに、今回のぬるーんとした判決には、個人的にも考えさせられることはあるのですが…。 この訴訟の論点って、みなさんどこにあると思いますか? 「同性婚ができること」そのものがLGBTQの一番求めていることなのかな。 ゲイのあっしぃ個人が思う答えは、実はノーで

    • 18歳、恋に受験に敗れ、祖母にこぼした「生まれなきゃよかった。」

       前回は、中高時代の話。父の元を離れ、母による僕の"私物化"が始まったこと、その束縛から逃げるように祖母に助けを求めるまでのいきさつについてでした。今回はそんな祖母との思い出、そして人生最大の後悔でもある、僕が祖母に吐いた弱音「生まれなきゃよかった。」について話していきます。 祖母が、助けに来てくれた。  「ばあちゃん、お母さんが、おかしくなっちゃった。」  母はもともとヘビースモーカーで、僕が高校2年生の頃にはさらに酒とたばこが手放せなくなっていました。毎日換気扇の前

      • 15歳、父を"捨てる"ための高校受験。

         前回は、幼少期の父と僕の関係性についての話でした。今日は父と僕が別々に暮らすことになった、高校受験の話から始まります。 高校受験、僕と母の共通目標。  中学3年生。僕は人生で初めての受験生になりました。  地方の田舎町。中学校も街に1校で、1学年に3クラス。小学6年生から北海道大学を目指していた僕は、高校から札幌へ引っ越し、進学校に通うべく毎日受験勉強をしていました。  同じ志望校の友達はおろか、札幌圏に進学する子もほとんどいなかったため、とても孤独な毎日だったのを

        • 幼少期、気づけば僕は父が嫌いになっていた。

           前回、僕が機能不全家族のなかで育ったという話をしましたが、今日は父との関係性をメインに、幼少期の話をしようと思います。 実は、父が好きだった。  本当に自分が小さかった時、2歳とか3歳の頃、自分は結構父親を好いていた記憶があります。一緒にお風呂に入ったり、おもちゃで遊んだり、いまも現役で大工の父は、当時子育てに張り切っていたようで、倉庫にある廃材を集めて特製の車を作ってくれました。ホームビデオを見ても、両親ともに愛情を注いでくれていたようです。実はこの頃は、どこにでもい

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        • おしごとのまいにち
          9本
        • たのしいまいにち
          8本
        • れいんぼーなまいにち
          7本

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          "いばしょ"が無かった、21歳までの僕へ。

           いままであまり書くことがなかった、僕の過去について語ってみようと思います。読むかたによってはトラウマを想起させるような内容になるかと思うので、無理のない範囲で読んでいただけたらと思います。 僕の、〈かぞく〉。  実は自分は、21歳になるまでいわゆる機能不全家族とよばれるような家庭の中で育ちました。機能不全家族とは、家族の誰かが依存症や虐待などの問題を抱えていて、健全な関係を築けないような状態の家族を指します。自分の場合は、物心ついたころから両親のケンカが絶えず、週の半分

          "いばしょ"が無かった、21歳までの僕へ。

          受験生が、僕に教えてくれたもの。

          ――2月20日、火曜日。 彼は、大きな夢を一つ叶えた。 一人の中学3年生が、自らの手で合格をつかみ取った。 家庭教師として僕は、ほぼ3年間、その姿を見守り続けてきた。 この経験をいつまでも心に留めておくために、いまの気持ちをここに残そうと思う。 中学1年生と家庭教師1年生3年前の2021年夏、当時まだ大学3年生だった僕は、集団塾講師のアルバイトを辞めたばかりだった。 なんとか自分の力で稼げる仕事を手に入れたいと考え、いろいろなことに挑戦していた。そんななか始めた仕事の一

          受験生が、僕に教えてくれたもの。

          ひとりの時間

          仲のいい友達と遊んだあとの電車の中、 大切な恋人とのデートがおわった帰り道、 人はなぜか、「寂しい」という気持ちを抱く。 いままで散々楽しい時間を過ごしたはずなのに、 その楽しさをいつまでも心に留めておけるほど、 人間は上手に作られていないらしい。 でも僕は、この「寂しさ」が好きだ。 もっというと、「人と会った後の寂しさ」が好きだ。 きっと人間の中では希少種だと思う。ある意味変態なのかもしれない。 でもどこかで、「うん、わかる。」と思ってくれる人もいると信じて、 きょうは

          意見のことなる人たち

          自分や、自分の過去の活動経歴に向けられた、事実に基づいていなさそうな意見は、僕も活動上SNSを通じてよく目にします。 ただ、そこで意見を頭から否定する意思は僕にはなく、"ひとまずは笑顔でふり向いてみる"ことを大切にしていて。 それはなぜかというと、事実に基づかない意見って、情報不足が原因なことが多いと思うからです。 例えば、ゲイについて知っている情報が足りないと「ゲイってみんなオネェみたいな生き物なんでしょ」みたいな発言につながってしまうことがあると考えるからです。実は人

          人と人、点と点が線で結ばれるとき

          ここ2年ほど、僕には長らく頭の中で考えてきた大きなテーマがあった。 その間僕は、大きな「別れ」と、大切な「出会い」をいくつも経験して、 ふと「自分の思いを言葉で語ってみたい」と思いたった。 そうしていま、ここでつらつらとブログを書いている。 今日の話題は、単刀直入に言えば「出会いと別れ」の話。 点と点さて、この記事を読んでくれているあなたのいままでには、 どんな出会いと別れがあっただろうか。 自分がその人と初めて出会った日を思い返すとき、 その人との仲が深まった日を思い

          人と人、点と点が線で結ばれるとき

          【秘訣】豊かな関係性を築くには?

          こんにちは!あっしぃです😊 最近いろんな人と話してて、 人間関係の気づきかた、意外とみんな苦労してるんだなーと思うことが多く こんなテーマで記事を書いてみようと思いました。 自分からサークルに飛びこんで活動を輪をひろげたり 自分から家庭教師業をはじめて生徒さんを増やしたり 周囲からは「さぞコミュニケーションがうまいんだろう」と思われることがなんか多いあっしぃさんなんだけど、おれマジで対人関係ニガテです。 でもそのぶん「周りはどうやって豊かな人間関係を築いてるのかなー」

          【秘訣】豊かな関係性を築くには?

          承認欲求を手放せなった僕の心理

          こんちは!あっしぃです😊 きょうは承認欲求の話をしたいと思います!笑 SNSをやっているあなた なにかを一生懸命にとりくんでいるあなた いいね!をたくさん稼ごうと必死になったことはありますか? 何かを成し遂げて誰かに認められたいと思ったことはありますか? かつての自分がそうだったからこそ、 その承認欲求、あなたにとって本当に必要なものですか? ということを、もういちど自分に問いかけてほしいんです。 承認欲求の塊〈だった〉あっしぃいまから2,3年前かなー、 SNSと

          承認欲求を手放せなった僕の心理

          ポジティブ思考を手に入れたい!

          こんにちは、あっしぃです。 暑いねー💦もう嫌になっちゃうね。 僕は25℃を超えると溶け始めちゃうので、 一生北海道から出られないかもしれないと思ってます。笑 さぁ、そんなテロテロのあっしぃから質問なんですが、 あなたはポジティブ思考の持ち主ですか? おれの友だちで、 「うん!超絶ポジティブー🎵」 って答えたひと、1人ぐらいしか見たことない。爆笑 みんななにかしら悩むし、なにかしらもがいてんだなーと思いつつ、 でもそりゃあ、ポジティブになれたら幸せですよね。 「じ

          ポジティブ思考を手に入れたい!

          仲間とジブンのやる気を引き出す — 僕がLGBTQサークルで得た学び

          みんなはバイトやサークル、お仕事に対する自分のモチベーションを意識したことがありますか? Ⓐ好きなコトに熱中できる、カリスマ派の人! Ⓑ仲間と一緒に楽しみたい、仲間想い派の人! Ⓒこれは仕事と割り切って淡々と取り組める、働きアリ派の人! Ⓓん~。おれはもう思いつかんけど、それ以外の派の人! モチベって人それぞれだし、いざって時にわいてこないもんですよね…😅 きょうの記事は、 自分ひとりで、あるいは仲間と一緒にこれからなにかを始めたい人 すでにサークルやバイトチームを

          仲間とジブンのやる気を引き出す — 僕がLGBTQサークルで得た学び

          さよならの先にあるもの

          あなたは、失恋をしたとき、すぐに気持ちを切り替えられるタイプですか? 無理だよねー!!俺も無理!!笑 ね、そうだよね😢 でも、俺よく不思議に思うんです。 「『さよなら』ってなんでそんなに悲しいことなんだろう?」 ま、あたりまえなんだけどね、 そこまで積み重ねてきた思い出があるわけだし。 ただ、自分が経験してきた過去の「さよなら」を振り返ってみると、意外と悲しくない「さよなら」も結構あることに気づきました。 きょうは「さよならの先にあるもの」について! さよならが

          頼り上手、甘え上手になりたい!!

          人を頼ることってすっごい難しくないですか…? 僕は22歳になったいまでも人に頼るのは下手で、 「俺の弱みなんて誰が見たいねん💦」って思いつつ、 自分が無力すぎて結局頼りっぱなしになっちゃうことが多いんですよね でも、このまえ友だちと話していて 「あっしぃは大学1年のとき誰にも頼れない人間だったのに、最近はほんと頼り上手になったよね」と言われ、 「そうだ俺には誰にも頼れなかった時期さえあったわ!」 と気づかされました。自分はいまルームシェアをしていますが、たしかに共同生

          頼り上手、甘え上手になりたい!!

          失敗は間違いじゃない

          「失敗」や「ミス」。 みんなは失敗やミスすること、怖いですか? おれはめちゃんこ怖いです😱 だーってヤダもん怒られるの怖いし嫌い…🥲 そして自分が異常にミスを恐れる理由、それが👇 世界に類を見ないレベルのドジっこきなんていうか、あっしぃがこの世に産み落とすミスはすべて 不注意なんです。 教科書をすべて忘れて、空っぽのリュックで学校に行ったり。 家庭教師のお仕事をすーっかり忘れて優雅にご入浴タイムを過ごしたり。 慌ててゴハンをつくって食べてたらみそ汁の火を消し忘れ、