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頼り上手、甘え上手になりたい!!

人を頼ることってすっごい難しくないですか…?

僕は22歳になったいまでも人に頼るのは下手で、
「俺の弱みなんて誰が見たいねん💦」って思いつつ、
自分が無力すぎて結局頼りっぱなしになっちゃうことが多いんですよね

でも、このまえ友だちと話していて
「あっしぃは大学1年のとき誰にも頼れない人間だったのに、最近はほんと頼り上手になったよね」と言われ、

「そうだ俺には誰にも頼れなかった時期さえあったわ!」

と気づかされました。自分はいまルームシェアをしていますが、たしかに共同生活なんて頼りあいの連続です。

きょうの記事は、頼り上手、甘え上手な人の特徴について😎

弱い自分って嫌われると思ってた

自分の力じゃなにもできなくて、そうやって人を頼ってしまう自分って、ダメなんだと思ってました。

「助けてください」「手伝ってください」って
「自分がかかえている問題を自分じゃなんともできないのであなたが解決してくれませんか?」みたいなニュアンスありませんか?

適切な表現かわからないけど、22才の赤ちゃんが

「おむつ取り替えて~!!」

ってギャン泣きしてるみたいな。爆笑
自分にとって、周囲に頼ることはそのぐらい抵抗がありました。

でも、いざ自分たちでサークルのプロジェクトを起こしたり、
自分に必要なノウハウを人から学ぼうとすると、

世の中でうまくいってる人ってだいたい頼り上手

ってことがわかりました。

甘え上手の特徴 その①

「ここまで自分で考えました、ここから先を助けてほしいです」が上手。

英語の先生になったつもりでイメージしてくださいね、
「You are from Japan. の意味は分かりました。これを疑問文にするとどうなるんですか?」って質問してくる生徒と
「英語わかんな~い、なにがわかんないかもわかんな~い」っていう生徒なら、どっちのほうがサポートしやすいですか?

教師ならどっちもサポートしなきゃなんですけど、
正直なところ「ここまで考えた、ここからがわからん」型の質問のほうが
圧倒的に答えやすい
ですよね!

甘え上手の特徴 その②

頼るべき相手を選び、選びまちがえたら身を引くのが上手。

自分から頼って、期待するようなリアクションが相手から来なかったとき、
甘え上手さんはその相手からスッと身を引くことが上手です。

「やさしくお願いしたのになんで相手にしてくれないの?」
みたいな未練がましさを一切感じさせず
「あー!頼る相手まちがったわ~ごめんごめん!」
ぐらいのノリで去ってく。笑

野菜を買いたくて八百屋に行ったつもりが、実は相手が魚屋さんだったみたいなことって、人間関係じゃザラにあるじゃないすか。

しかも、自分にとって大切な人であればあるほど、
「なんでも屋さん」であって欲しいもんですよね。
でも「うちのダーリン、マジでイオンモール並みの品ぞろえだけどさ、さすがに自動車は売ってないよね~!それはトヨタのショップ行こ。」
みたいな気持ちの切り替えって、本当に大切だなと思わされます。

甘え上手の特徴 その③

「返礼品」の選びかたと渡しかたが上手。

甘え上手さんは自分は気軽にプレゼントできるもので、でもそれを渡すと相手がすごく喜んでくれるものをよく理解しているなと思います。
例えば、ホメ上手さんは、お礼を言うときに相手をたくさんホメたり、
料理上手さんは、家に招いてお礼に料理を振る舞ったり、みたいな。

自分の場合は、言語化が得意でした。
相手(だいたい野心家や成功者)の考えや苦悩、これからの展望を(ありがたいことにタダで)聞かせていただいちゃってるその代わりに、
「○○さんは、いまこんなことを考えているんですね、これからはこんなことをやっていきたいんですね」という言葉を返します。

自分としては簡単な要約作業をしてるだけなんですが、
「…そうなの!私それをこれからやっていきたいんです!ありがとう!」
みたいに目をキラキラ輝かせて感謝されることが多いです。笑

なにもできない自分だからこそ
「自分にはなにができるのか?」
ということを愚直に考える姿勢は大切なのかもしれません。

甘えられ上手になることも大切

自分がいろんなかた(ほとんどは年上で、自分より格段に成功しているかたがた)のお世話になってきたなかで、
「甘えられ上手になることも大切だなあ」と思うことがありました。

相談にのっていただくたびに湧いてきたギモン。
「おれのほうが明らかに格下なのに、この人はなぜ一つも否定せずこんなに興味津々に話を聞いてくれてくれるんだろう…?」

その答えは、彼らの学ぶ姿勢にありました。

彼らは彼らで、格下の僕を見て、得るものがあるんです。

こんな駆け出しの人間からも学ぶものがあるんです。
そう、だからこそみなさん成功してるんだよ。

スタートしたばかりの夢だけで突っ走ってる若造をみて
「あー、自分にもこんな時期があったなぁー」とか
「そっか最近の若者はこういう課題意識なのか、参考になるぞ」とか
「この子は10年前の自分よりこういうところが長けてるな、ホメよう」とか
そういう心持ちで話を聞いてくださる方々に、自分は本当に恵まれました。

若造が一方的に頼ってるようで、先輩も若造の初々しさを頼っている。
なんというかこれぞ本当の甘えられ上手ですよね…!!

「俺って、相手に頼ってる無様な姿すら、相手の役に立つことがあるんだ」
という気づきが自信になり、いまでは人を頼れるようになってきました。

いろんな人から学ぶ姿勢、僕も大切にしたいです…
それが自分の学びのきっかけにもなるんだもの。
これほど素敵なことはない。

逆に頼っちゃいけない人

逆に「あなた未熟だね」とか「やー、きみの夢、無理じゃね?」とか言ってくるひととは関わらないほうがいいです。笑
少なくとも一緒にハッピーになるための仲間ではないので!

甘え上手の特徴その②をじっくり読んでくれたそこのあなたは、
「八百屋探してたのに、ゴミ処理場来ちゃったごめんね~💙」でOKです。

ゴミ処理場にも「ゴミを処理する」という大切な役割があります。
いまの僕には必要なかっただけ。
リスペクトだけしてその場を去りましょう。

さいごに

LGBTQの世界に自分の人生をどっぷりと浸からせ、
終身雇用とは程遠い世界で働くことを選んだ自分にとって、

誤解を恐れずに言うと、
「甘える」というスキルは本当に大切だなと思います。

ある意味、ゲイどうしの出会いや起業の先輩との出会いなんて、見ず知らずの人に甘えに行くところから始まるわけじゃないですか。

危ないオトコに出くわしたり、
商売のあやしいセミナーに誘われたことだって、
これまで1回もなかったとは言えません。

自分から頼りに行く勇気と同時に、自分を頼ってくれる人には、
それなりのなにかを返せる人間でありたいなと思います。

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