肉食系男子と草食系男子
※注意:「五等分の花嫁」のネタバレあります!
ふと、学生だった頃を思い返すとクラスの女性陣が
「肉食系男子が男らしくて良い。」「頼りがいがある」
と言っていました。
肉食系男子の特徴1. 男らしい態度で振る舞う
肉食系男子は、向上心が高く、自分に自信があります。そのため、一つひとつの行動に対して、堂々とした態度の人が多いのが特徴です。また、肉食系男子は何事にもストレート。はっきりとした性格の人が多い傾向にあります。
そんな男らしい態度を持った肉食系男子を見て、女性は「あ、この人、男らしくて素敵。ついていきたい」と恋愛感情を抱くようになるのです。肉食系男子の男らしい態度や振る舞いは女性から人気を集めるため、モテる男性が多いんですよ。
確かに、本人がこれまで積み重ねた成功体験を基盤とした自己肯定感の高さとパーソナリティの安定さが、おそらく女性にとって安心感と頼り甲斐を感じるのでしょう。
僕はかつて合コンや飲み会に助っ人として参加していましたが、その中で二人ほど異様にモテる人がいました。フリーでいることが少なかった印象がある人たちです。
一人がボクシングをやっている人で、もう一人がスノーボードをやっている人でした。職業も警察官と作業療法士で社会人としての実績も申し分がない人です。
場にいるだけで自然とモテる人で人柄もよく爽やかで余裕がありエスコートも上手で、ユーモアを交えながら誰とでも対等に話す方だったなと記憶しています。もちろん顔もイケメン芸能人に似た感じでした。
肉食系というと、女性を追いかけてガツガツするイメージだったのですが、この二人に関しては、場にいるだけでモテるためか、ガツガツする様子が全く見られませんでした。
二人とも物事にストイックに取り組み、愚痴や弱音を吐かず、冷静に改善点を洗い出し淡々と努力する人な印象です。
一人はお子さんが産まれたと聞き、もう一人はどうしているのでしょう?
最近は会う機会が全くないので元気にしていることを祈っています。
一方、僕はというと自他共に認める草食系だと思っております。
・がんばって女性を追いかけようとは思わない
草食系男子は、肉食系男子のようにがんばって女性を追いかけることがありません。
ここが草食系男子と肉食系男子の最も大きな違いといっても、過言ではないでしょう。草食系動物と肉食系動物の違いにも似ていますね。
肉食系動物は狩りをして獲物を捕まえますが、草食系動物はエサのある所へ行って食事をします。これと同じで、逃げる女性を見ると追いかけたくなる肉食系男子に対して、逃げる女性を見ても追いかけたくならないのが草食系男子です。
恋愛の対する頑張りのなさはよく言われるので、この辺りが草食系だなと自覚しています。
もともとガツガツするのが面倒だったり、人に執着するのが嫌だったり、発達障害や社交不安障害からくる対人恐怖など様々な要因があるのでしょう。
発達障害研究の第一人者である加藤進昌先生も以下のように述べています。
大人では、 社会性という意味では、両者の違いは特に異性関係にはっきりとあらわれます。比喩的に 言えば、ASDはどちらかというと草食系、ADHDは明らかに肉食系です。異性に対する向かい方がまるで違います。
加藤先生の印象でも、ASDはどちらかと言えば草食系と述べているので、少なくとも僕を肉食系と思う人はいないでしょう。
最近、「五等分の花嫁」を読了しました。
実は、肉食系男子と草食系男子について書こうと思ったのは、この漫画を読み終えたので思いついたのでした(笑)
精神科領域にいるようになり
「人はなぜ惹かれ合うのか」について考えることがあります。
パートナがいる人は関係がさらに深まることを、パートナを探している人は素敵な出会いがあることを祈っております。
陰ながら皆様の恋を応援しております☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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