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見落としも多い? ADHDのフリー校正者

スキをしていただきまして、どうもありがとうございます。

12月はいろいろとお金にならないことで忙しくなり、少し空いてしまいました。

貯金は減るのに、安い仕事に手を出してしまう悪循環

いよいよ貯金が底をついてきて、どん底です。しかも、貧乏暇なしです。
なんとかしないと思い、フリーランスのマッチングサイト「クラウドワークス」での低単価で時間と労力ばかりが取られていくような仕事のテストに応募して、不採用になったりと、踏んだり蹴ったりです。
貯金は減っていくのに、少しでもお金を得なければ生活が厳しいと、安い仕事に手を出してしまうという悪循環に陥ってしまいました。
結局、無理が出てしまい、実家の両親に金銭的な援助を求めることにしました。幸いにも2か月分ほどのお金をもらい、それで、当面をしのぐことになりました。

大きなミスばかりが続く12月

相変わらず、ストラテラも効果が出ません。尿漏れに関しては改善されてきましたが、やっぱり飲むと尿が出にくいです。

気分の落ち込みはひどくなり、

12月に入ってから

・家の鍵を閉め忘れたまま寝る

・眼鏡を忘れたまま自転車に乗る

・クラウドワークスの仕事の締切のメッセージの見落とし

・ビジネスシーンで必要な写真撮影の際にネクタイを忘れる

・ポイントカードや診察券が入たケースをネットカフェに置き忘れ、2日後に紛失に気づく

など、大きなミスばかりが続きます。

またもや「見落とし多すぎ」のクレーム

そんな中、12月24日(金)のこと。これまでの毎月依頼してもらっている不動産業界の新聞社から「見落としが多すぎる」とクレームがありました。

この会社から半年前にも同じようなことを言われました。

内容は記事に出てくる
【校正】
・誤字脱字
【校閲】(公式サイトやプレスリリースなどでの事実確認)
・社名
・人名
・表記の揺れ(不統一)(ある箇所では漢字になっているので、別の箇所ではひらがなになっている)
なども指摘対象です。それを短時間のうちに、多い時には何本もやらなければなりませんでした。

もちろん、フリーランスなので、社員のような安定した立場にはいません。1年契約ではありますが、こんなミスをしていては、いつクビを切られるか分かりません。
完全出来高、裁量労働制のため、時給での保証はありません。
しかも、社員なら当然もらえるはずの、有給休暇もボーナスも昇給も厚生年金も社会保険もありません。

例えば、下記のようなものも注意です。
生命以外の分野では、一般的に「活かす」ですが、ここでは「生かす」です。


一般的には「活かす」がよく使われるが、新聞業界がよく採用する共同通信社『記者ハンドブック』では「生かす」が正解で、「活かす」は誤り。

12年前から書籍やウェブ記事の誤字脱字チェックや表記の統一といった、文字校正の仕事をやってきましたが、「見落としが多い」とクレームがあったのは、この会社だけではありません。
これまで数え切れないほどクレームを言われてきました。

そんな自分はなぜ「校正」の仕事をやろうとしたのでしょうか?

2021年11月11日の「発達障害はフリーランスにならざるを得ないのか?」の記事でご紹介いたしましたが、アメリカの大学の中退後、アルバイトでも失敗していた自分はWikipediaの加筆などをしていて、初期投資もそれほどいらなかったことから、フリーライターになりました。

出版業界が集中する東京から遠く離れた関西の出身で、ライターでそれだけでは厳しかったこと、さらに、たまに見つけられる間違い探しが面白かったことから、校正を目指しました。その後、校正の資格では知名度がある、日本エディタースクールの「校正技能検定」の初級を通信講座で取得しました。また、出版関係の労働組合に在籍していたときに、その関係の個人塾に行き、怒られながらも、教えてもらったりしました。

(ただし、その2年後、日本エディタースクール主催の「校正技能検定 中級」に対策講座を受けて、半年後に挑戦したものの、落とされたこともあります)

発達障害の人は「校正」に向いていると言われることもあります。確かに、ASD傾向があると細部に目が行きやすいことが利点になることもあります。それは、趣味として、たまに見られる間違いを見つけるぐらいならいいかと思います。
仕事としてお金をもらう校正者は、ムラがあってはなりません。「一般的にミスが許されない仕事」です。
ある箇所は見抜けたとしても、ほかの箇所で漏れがあれば、ダメです。

フリーランスであれば、一般的にはクローズド就労なので、ADHDを理由にはできません。

しかし、ADHDの不注意も併発している自分。

忘れ物もなくし物も多い自分。やっぱり、文字の間違いの見落としも多いです。

ASDで細部に目が行くことが長所になったとしても、ADHDのミスの多さという短所でスポイルされてしまうのが非常に残念です。

就労継続支援への登録に伴う来年以降の更新につきまして

実は、12月3日から大阪の発達障害・うつ病の方を対象とした、就労移行支援事業所に登録し、スキルアップや今後の仕事探しなどを支援してもらうことになりました。ウェブのライティングに力を入れていらっしゃる事業所ので、障害者雇用だけでなく、フリーランスという働き方も継続できるようですが、仕事自体は自分で見つけてこなければならないようです。
一部はオンラインで可能ですが、週1~2回ほど通所が必要になってくるようです。今月は多忙や体調不良などで、ほとんど通所できなかったので、今後は通所するように言われています。

このため、来年1月から更新頻度が落ちるかもしれませんが、継続したいと
思っております。

2021年、本当にありがとうございました!

2021年9月、YouTubeとSeeseaブログからの移行で、noteを始めることにいたしました。

駆け出しのnoteライターの私の記事をお読みくださり、数多くのスキをしていただきまして、ありがとうございました!
また、こちらで作成した表を挿入した、WAIS-IVの結果の有料記事をご購入いただいた方々には、この場をお借りしまして、重ねてお礼申し上げます。
2022年もよろしくお願いいたします。