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『なんだろな』 (中高生たちの超短編小説 022)
探究学習塾エイスクールの中高クラス「探究ラボ」に通う16名の中高生たちと4名のメンター・ファシリテーターが書いたオリジナルの『超短編小説(インスタント・フィクション)』を掲載しています。誰が書いたかわからない、ちょっと不思議な約400字の世界をお楽しみ下さい。感想(コメント)もお待ちしております。
(これは山があってツルツルしてる)
(この山は一定間隔で何個もある)
(山の枠は正方形なんだ)
(ここで直角に曲がって私と垂直になった)
(横に手を滑らせたらまた直角に曲がってた)
(触ったところ全部に山があったな)
「あ、分かった!」
「ソファでしょ!しかも革の!今回こそは絶対絶対当たってる!!」
「ぶっぶーーーーーーー違いまーーーーーーーす」
「正解はね………何もないでしたーーーーーーー」
「えぇ〜!」
「もうまた外したじゃん!ちゃんとやってる!?」
「だって確かに山あったよ〜?」
「それ山じゃなくて自分の胸じゃないの」
「あはははははーははっ………
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