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ワクチン3回目を受けてきた

デンマークでは12月の後半からコロナウイルスのブースター接種が始まり、私の周りの留学生も「もう受けたよー」と言っている人が多くなってきました。私は2回目を去年の8月に接種して、2月にはコロナパスの有効期限が切れるのでそろそろ予約しないとな~と思い、先日接種をしてきました。

イエローカードとNemIDを取得しておけば外国人でも接種可能で、結構待たなきゃいけないかと思っていましたがオンライン予約で2日後から予約ができました。

私のルームメイトはクリスマス休暇の間に自分たちの国で接種したらしいのですが、デンマークとは違い1、2回目とは異なる種類のワクチンを受けていました。私は2回ともモデルナだったので自動的に3回目もモデルナを受けることに。

接種会場は家の近くから4分の体育館のような施設で受けたのですが、予約時間前に行きましたがすでに6人ほどが私の前に並んでいました。受付でイエローカードをスキャンされると6つのブースがあり、その中にモデルナのブースは1つだけしかなかったので5分ほど待機した後案内されました。

打ってくれた看護師さんはとてもやさしくて最初に自己紹介をしてくれて「緊張してる?」と聞かれたので「日本で打つ時と環境が違うから少し」と言うと「大丈夫、一緒に深く深呼吸して」と言われ何回か一緒に深呼吸をしてくれました。打ち終わった後は15分間待機してから施設を出ました。

お昼の12時にワクチンを受けて天気が良かったのでドイツに留学中の大学の先輩と2時間ほど電話をし、それから夕方までは何ともなく友達とジムで会う予定がありジムに行き、肩は動かさない方がいいかなと思ったので下半身のトレーニングをしてから帰宅。夜の22時くらいに寝たのですが、夜中の12時くらいに目が覚めたときは汗びっしょり。体がだるくお腹と首がめちゃくちゃ熱いのに気づきました。気を紛らわすためにpotcastでオールナイトニッポンをきいたり、銀シャリや中川家の聞き流し漫才を聞いたり、日本から持ってきた解熱剤も飲みましたがあまり効果はなく3時、5時と何度も起きて寝るを繰り返しました。

ファイザーは3回目は何ともなかったという人が多いですが、モデルナの方が副作用が強いみたい。私の友人はモデルナを打ちましたが翌日何ともなかったと言っていたので人それぞれなのかな?

日本ではワクチンを打っていなくても生活はできますが、デンマークや他のヨーロッパの国ではワクチンパスポートありきの生活が当たり前になっているのでそれがないとレストランや学校でさえもいけなくなってしまいます。そう考えるとある意味日本の方が選択の自由があるのかなとは思いますがどちらがいい悪いと決めつけるのは難しいですね。

この記事によるとデンマークは国民1人あたりのブースター接種率がEU加盟国の中で最も高く、デンマーク政府が先週公表したところでは、12月23日時点で人口の36.8%がブースター接種済みとのこと。

その理由にはデンマーク人の国民の政府に対しての信頼が厚いことも大きく影響しているのではないかなと思います。例えばコロナが流行りだした初期の時期にデンマークの首相が若者に向けたメッセージは日本にありがちな「可能な限りこうしてほしい」といった曖昧なメッセージは一切なく子どもたちがなぜ家にいなければならないのか、いつ学校に戻れるのか、不安や疑問にわかりやすく明確に答えた姿が国内外でも称賛されていたそう。また若者に対して感謝の言葉を何回も口にしていることが印象的でした。

© デンマーク政府, Regeringen/Mette Frederiksen
http://www.video.kk.dk/video/62934139...
© 日本語訳 Actiwish LLC (Soren Kromann/Sanae Fujita)


日本でもコロナが増えてきて終わりが見えない状況にうんざりすることもあると思いますが、少しでも早く収まることを願うばかりです。

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