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どんな会社、組織、地域を目指すか

最近、起業の背景とか私自身のバックグラウンドを聞かれる事が多く、そう言えば中学生の時、80歳まで元気に働ける会社作ろうって思っていたなぁ、とか、日本と価値観が違うエリアを見てみたくて世界を旅したなぁ、とかなんか色々思い出しました。
旅というより、半年住んでいたのでほぼ移住だったのですが。衝撃的だったのが、ルールや罰がなくても犯罪が全く無いインドネシアのとある島。
この島で働いている人達は、お金がない時代は幸せだったと語ってくれて。価値観がひっくり返る島でした。
えっ!?
とよく聞いてみると、むかしは物物交換で米が貰えたのに、今は買わないと手に入らなくなったからお金のために朝から晩まで働かせられていると。

お金の為、食べるためだけのために働くという事に違和感を感じたのはこの島で体験したそんな事がきっかけでした。
また、人を信じる経営をしようと思ったのもこの島の雰囲気がすごく居心地よく、ルールや罰がなくても成り立つエリアを見てきたからなのです。日本では無理?んな事無いと思う。
そんな体験から、単なるお金儲けではなく、地域課題解決をビジネスにしよう、働きがいある会社を作ろうと決意したのです。それが20年前、24歳の冬。

日本に帰ってくると、嫌々働いている人、何故か仲間であるはずなのに職場の中で不満を言いあっている人、うまく行かない事を政治や社員のせいにする経営者が沢山いて、なんで変えれないことに不満ばかり言って自分で改善しないんだろう?と疑問しかなかった。
青森についても、PR下手とか、賃金安いとか子供の頃から不満ばかり聞いてきたけど、PRする人も賃金増やす仕組み作る人も周りには見当たらなく。

讃えあう仲間がいる組織、地域のPR力を高める会社、障碍者から高齢者までもが生きがいを持てる会社っていうのは取ってつけた理念ではなく、人生かけても成し遂げたい事なのです。
そういう会社をそもそも目指してるんだ、という事をあまり語らず、表面的な事ばかり話していたなぁと反省。

なんか、他責じゃなくて自己改善って話した時に「価値観押し付けないでください」と言われてしまい、以降あまり深い話は避けてきたのですが、やっぱり目指しているところは言い続けたほうがいいですね。

その姿やメッセージにふれた地域の子供達が、そんな組織を増やしてくれるかもしれないし。
また現地の言葉覚えて、現地の人とゆっくり語り合う、そんな旅がしたくなってきました

#暮らすように旅する #価値観革命 #三沢ってそんな街にできそう

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