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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.134

私は、本来ならペットボトルの話題こそ私自身に最も関係が有るのだが、とは思いつつも、そこはそれ。自らの意見も述べさせていただいた。

一旦知ってしまった安くて便利なものを、我々は簡単には捨て去ることは出来ない。今の世の中を直接是正するというのはかなり困難だ。
「文房具」というプラスチック製品に限っていえば、恐らく最初に使うのは小学生ということになるであろう。
そこで、まずは教育の出番だ。

皆さんが使っている文房具はどうやって作られているのか。素材は何か。使われているプラスチックとは? そしてSDGsとはどういう必要が有って唱えられているのか、キチンと子供たちに教えることだ。それらを理解した上でなら、子供たちは大量消費の波に飲み込まれることは無いだろう。
そして、プラスチック削減の為には、ゴミの分別をきっちり行なうことも諭す。

彼らはちゃんとやれるようになるだろう。そして、子供から指摘されたら大人だって従わざるを得なくなる。
そういった事柄が身に付いた子供たちが、やがて大人になっていく。更にその彼らの子供たちも同様に育ってくれれば、プラスチック削減の意味と必要性を知った人々だらけの世界になる。
同調圧力になってはいけないが、大勢が出来れば環境が育つ。

私の子供の頃はポイ捨て当たり前の世であったけれども、まさか今の世の中もおんなじだよと言う方はいらっしゃるまい。
それと同じことだ。
つまり、教育と意識付け。それによる環境の醸成。

今の子どたちから始めるのだから、時間は掛かってしまうが、それが一番無理なく、最も確実な手段ではないのか。
そうなれば、ノベルティのボールペンのプレゼントを「勿体ないから僕は要りません」と言える様な人々が大勢生まれるだろう。
と、いう様なことを捲し立てた訳だ。


さて、京都大学による持続可能なプラスチック管理の実現を目指す活動は、まだまだこれからも続くと言う。
実はこれ、課題番号:S-19、研究課題名:プラスチックの持続可能な資源循環と海洋流出制御に向けたシステム構築に関する総合的研究、研究代表者(研究機関):吉岡敏明(東北大学)であると、戦略的研究開発領域として環境省のウェブサイトにも載っているのだ。


京都大学の一連の活動もこの一環。環境研究総合推進費S-19テーマ2 サブテーマ(2)「持続可能なプラスチック利活用社会への移行に向けた将来デザイン研究」として実施しているものなのだ。もっと上位がいる大きな研究課題なのだった。

それはしぶとく継続する訳だ。
とにかく、私としても、この世界の構成員の一人として、お呼びがかかれば、またぞろ参加したい。


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