見出し画像

群ようこ『おネコさま御一行』からうちの猫を想う

群ようこさんの『おネコさま御一行』を読みました。

れんげ荘物語の第6弾です。


仕事を早期退職して、古いアパートで月10万円で暮らすキョウコのささやかな日常を描くシリーズです。


ゆるさが好きで毎回楽しみにしています。

今回は特に猫の話が多かったので、ニコニコしながら読みました。


そうそう、猫がいる生活ってこうだよね。

ああ、群さんは猫が本当に好きな人なんだなあ、いいよねえ。
生き物がいると大変なこともいっぱいあるけど、その分幸せもあるんだよねって。


うちの猫を想いました。

スズです🐱

今は義実家に預けていて、離れて暮らしているけど、義父に癒しを与えてくれるうちの猫。

スズと言うんですが、本当に愛情深い子なんです。


⭐︎


出会いは5年前。


先住猫が数ヶ月前に行方不明になり意気消沈していました。
1月に実家に帰ってその帰り道。


道の駅みたいな所でニャーニャー鳴いている子猫を見かけて。
人懐っこくて可愛いなあって思っていたら、お店の人が捨て猫みたいで誰かもらってくれないかと。


それならばうちで引き取ります!と連れて帰っちゃっいました。


病院に行ったら子猫だと思ってたのに成猫だったり、だいぶ飢えていたせいかしばらくは生ゴミも漁って食べたり、ものすごくおしゃべりな猫でうるさかったり、すぐに発情期が来て夜も眠れなくなったり。


猫を飼うって可愛いだけじゃない大変さがあるんですよね😂


でも、本当に優しい子で人見知りも全くしないし、ネコらしくなくデレデレしてくれてめちゃ可愛い子なんです💕


そのあとすぐに私の妊娠発覚。
なかなか出来なくて悩んでいたので、スズが福を運んで来てくれたなあって思ってます。


⭐︎


その後、パパの転勤で飼えなくなったけど、義実家に預かってもらえて、猫好きな義母が溺愛してくれました。

その直後に義母の癌が分かったけど、最後までスズが義母の癒しになってくれて。
痛がっていたら寄り添ってくれたりと、なかなか会えない私たちの代わりに愛を注いでくれました。


義母が亡くなったあとは、義父の癒しになってくれて。


本当にスズの存在にずっと感謝しています。


⭐︎


本の帯に「生き物を愛でるすべての人と生き物たちがみんな幸せに暮らせますように。」ってあるけど、本当にそう。


生き物を飼うということは責任が伴う。

決して楽なことではない。

それでも、猫が家にいてくれると幸せなんですよね。

もふもふのお腹を撫で回す時の気持ちよさ。


今は離れて暮らすスズのことをすごく想った本でした。

早く一緒に暮らしたいなあ。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,258件

#ペットとの暮らし

18,290件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?