#小笠原諸島
野鳥観察|ハハジマメグロ|引きこもりの戦略
アホウドリは1日500kmも海上を飛ぶらしい。
その一方で、わずか数キロ先の隣の島にもお出かけせずにずっと同じ島で暮らす鳥もいる。
小笠原の母島列島固有種で国の天然記念物、
ハハジマメグロだ。
小さな鳥なので意識しないと見逃すが、母島ではそれほどレアな存在ではないのかもしれない。
いちおう港の観光案内所で「メグロはどのあたりで見れますか?」と伺ったけど、教えていただいた山に向かう途中の市街地に
野鳥観察|カツオドリ|待つことの重要性
アウトドアメーカーCHUMSのマスコットキャラクターにもなっていて知る人ぞ知る鳥、カツオドリ。
ふわふわの真っ白な羽毛に包まれて生まれ、その短い足で陸上を不器用にヨタヨタ歩いたと思ったら、その長い翼で大洋を駆け巡り、数十メートル上の空中から矢のように海中にダイブして魚を捕らえる。
ラブリー要素とクール要素のバランスが絶妙な鳥だ。
暖かい場所を好むらしく、日本では伊豆諸島や硫黄列島、小笠原諸島
野鳥観察|アカガシラカラスバト|葡萄色の瞳のとりこ
小笠原諸島に住むアカガシラカラスバトという鳥。
人(が持ち込んだネコ)によって一度は絶滅間際まで追い込まれ、人(と捕らえられ再び飼われる身となったネコ)の甚大な努力によって数を取り戻した貴重なハトである。
そんな貴重なお姿、お目にかかれたらそれはそれは幸運だなあとあんまり期待していなかったけど、入島初日に散策した遊歩道でいきなり出会った。
というか、運が良かったのか滞在中何回か出会った。
濃紺
動物観察|オガサワラヤモリ|そこにロマンスはないけれど
先日小笠原諸島の父島に行き、新婚旅行という大義名分で最高に素敵な宿に泊まったときのこと。
亜熱帯の森をのぞむ半露天のバスルームで手を洗おうとしたとき、洗面台の上、ハンドソープの横に小さなヤモリのオブジェが置いてあった。「インテリアもハイセンスだなあ」と感心してると、そのオブジェが動き出し、イキモノであることがわかった。
それにしても小さい。生まれたての子供だろうか。
このヤモリ、おそらく「オ
野鳥観察|イソヒヨドリ|幸せの青い鳥??
ご注意ください🙏一部動物の死体が出ます
「瑠璃三鳥」といって、日本の代表的な青い鳥として3種類が挙がるけど(オオルリ、コルリ、ルリビタキ)、
このイソヒヨドリだって相当青い。
もっとも、市街地でも見かけるようになったのはここ最近のことで、「イソ」と名がついている通り元々は海辺で見られる鳥だったらしい。
あるとき、マンションの10階の外から澄み渡った歌声がするなあ、と思ってベランダに出ると