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#6 厦門・コロンス島にある「ピアノ博物館」を訪ねて(2019 中国・厦門旅)

こんにちは、あさまるです。
2019年のゴールデンウィーク期間中に、中国・アモイ(厦門)へ旅行してきた話を綴ってきました。
今回はこれまでご紹介できていなかった、行ってみてよかったところとして、コロンス島の「ピアノ博物館」について紹介したいと思います。

コロンス島については、以前記事にしておりますので、よろしければご参照ください。

ピアノ博物館とは

中国語では「鋼琴博物館」と呼ぶようです。厦門のコロンス島自体が歴史的経緯からアモイ島開港後に外国人が住む街が形成され、西洋からピアノが持ち込まれたことから、コロンス島はピアノ、オルガン、音楽が盛んな街となったようです。

時期としては、1903年に共同租界(外国人居留地)が建造されてから。つまり19世紀後半~20世紀のピアノが持ち込まれたかたちですね。時代の変遷から様々なピアノがあることになり、博物館として現在は展示されています。

詳しくは、トリップアドバイザー、フォートラベルに日本語の記事やコメントがありますので、ぜひご参考にしてください。

フォトギャラリー

館内は30分~45分ほどで一巡できるくらいのボリュームでした。
あいにく私自身、各ピアノについて語れるほどのものは持ち合わせていませんが、一言でいうと、どのピアノも想像してた以上に立派であることに驚きました。

日本国内でもコンサートホールや小学校にピアノがあったり、昨今ではストリートピアノで公共施設等にも設置されていたりしますが、あくまで現代にモダナイズされたピアノであるなと。
この厦門のピアノ博物館は、いわゆる「当時」の由緒あるピアノが輸入されてきたんだなと感じました。細部の作り込みが現代のものとは違って繊細という感覚です。

それでは写真でどうぞ。

G・シュヴェヒテン のピアノ。19世紀にドイツで活躍したピアノ製作者。
1864年製 スタインウェイ&サンズ のピアノ。
スタインウェイはピアニストの憧れですよね(たぶん)
ゲルス・カルマン のピアノ。1909年製
ピアノ製作家「メンドラー・シュラム」のピアノ。日本ではほとんど聞かないが、
楽器を形から創造するアーティスティックなピアノ製作者だったらしい。
ヴェルトハイムのピアノ。20世紀初頭
リンデナーのピアノ。
スタインウェイのグランドピアノ
1862年製・「カークマン」のピアノ。
カークマンはハープシコードやピアノを製作していたイギリスのピアノメーカー。
1750年~1800年代に活躍していたようす
フランスのピアノメーカー「プレイエル」のピアノ

ユニークだったのは、壁の角2面を使うピアノとか。想像のナナメウエを行っていて驚いた記憶があります。


いかがでしたでしょうか。
ピアノの博物館自体、なかなか珍しいものかと思い、つい館内に入ってピアノに見入ってしまったのでした。

コロンス島には、ピアノ博物館のほか、オルガン博物館もあるので、音楽・楽器好きな方はこちらも楽しめるかと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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