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僕の足:お手洗いに行ったついでに、靴を買った【はじめてのCHEANEY】

前回、コーヒーを飲みに行って靴を買った話を書いたけど、考えてみれば、僕はこの十数年というもの、靴を購入することを目的にお店に行くということをしていない。たまに買うときはいつだって、別のことをしているときに偶然目に入ってしまうパターンだ。

そのモデルが発表された年だとするならば、2012年のことだと思うけれど、銀座にいた僕は、お手洗いを借りようと思って、近くにあった松屋銀座店に入った。男性用のトイレが何階にあるのかわからなかったので、とりあえずメンズのフロアに行けばあるかと思ってエスカレーターに乗り、それらしきフロア、5階で降り、お手洗いに行く途中、視界の右端にチラッと入ってくるものがあった。あれっ?ひょっとしてあれってこの前のあれ?いやその前にトイレ。

その数日前にネットで見かけて、気になっていた靴があった。革とタータンチェックのコンビ。あれと同じものが、松屋にあるとは…。しかも、ネットで見た限りではソールはダイナイトしかなかったのだが、ここのはレザーソール。店員さんにそのことを伝えると、松屋からリクエストしてレザーソールにしてもらった、というような答えが返ってきた。この時点で、買うと決まっていたようなものだけれど。僕のサイズは一つだけ残っているというし。

この靴は、CHEANEYの「PITLOCHRY」というモデル。

PITLOCHRYって?

Pitlochry (/pɪtˈlɒxri/; Scottish Gaelic: Baile Chloichridh or Baile Chloichrigh) is a town in the Perth and Kinross council area of Scotland, lying on the River Tummel. It is historically in the county of Perthshire, and has a population of 2,776, according to the 2011 census.

英語から翻訳-ピットロクリーは、スコットランドのパース アンド キンロス カウンシル エリアにある町で、タンメル川に面しています。歴史的にはパースシャー郡にあり、2011 年の国勢調査によると、人口は 2,776 人です。

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Pitlochry

PITLOCHRYで検索し続けていると「Pitlochry Highland Nights」というイベントを見つけた。リンク先の写真に写る、タータンチェックの衣装を身にまとったバグパイプ奏者達はまさにこの靴のイメージ。

肝心の靴について少し補足すると、これは125ラストで、2011年にチーニー創立125周年を記念して開発されたラストだそうです。僕は過去、チーニーの靴を購入したことはないけれど、試し履きはそこそこやっていて、当時の印象と比較すると、かかとのホールド感、踏まずのフィット感は良くなっているように感じた。

というのはさておき、やっぱりこれ、いいな。ギリーシューズに伝統的なタータンチェックを使っているところがとてもいい。他の柄もあったような気がするけど、最初にネットで見たときから、僕の目にはこのブルーのタータンしか入ってこなかった。というわけでお買い上げ。

購入してから11年経ちました。


このフォルム。まさにチーニー。


踏まずにラバーを貼っているのは、この靴で自転車に乗ったときにペダルが滑って危ないので、滑り止めに。効果抜群。

そしてチーニーを履いて、例によってちょっとお茶しに出掛けるわけですが、自転車に乗って、浅草ミモザへ。僕の工房からも比較的近いお店です。千束通りから脇道に入り、鮮やかな黄色のひさしが目印。いつもご近所の常連さんで賑わっています。

ミモザでの僕の足

ミモザといえばやはり、ビッグホットケーキ。衝撃の5段重ね。銅板で焼かれているそう。生地がしっかり&もっちりしてて、どこか懐かしい感じもあり、とても美味しい。

ミモザのホットケーキ。クリスマス仕様。壁の色もいいよね。

五重の塔のてっぺんに君臨するのはカルピスバター。ホイップクリームとメープルシロップも添えられてきますので、思う存分、堪能しましょう。

こっちは1月に行ったときかな?

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