女子大生2人でヒッチハイクした話#2
21歳の夏休みに、友人とヒッチハイクをしました。
前回の記事ではヒッチハイクに至った経緯を書かせて頂きました。
こちらも併せてご覧ください。
#2ではいよいよヒッチハイクスタート!
<1台目>恥を捨てていざスケッチブックをかざす
9月13日 午前9時
柏島からバスで宿毛駅ま行き、ヒッチハイクスタート。
高速乗れればあとは余裕でしょ!と思い20キロ先の「四万十IC」というボードを掲げ乗せてくれる人を探すことに。
いざ掲げようとすると、とんでもなく恥ずかしくて無理(笑)
早々にやり始めたことを後悔。
20分近くうじうじし、意を決してボード掲げること5分ほど
車内から「乗せてあげるよ!」と目線をくれた男性、そばの駐車場に入り、私たちを待っていてくれました。
こちらの男性はヒッチハイカー乗せるのは4回目。
なんと高校生を乗せたこともあるそう。
カメラマンで仕事に向かう途中に乗せてもらいました。
家族写真を撮っていること、自身のスタジオをオープンしたお話しを聞かせてもらいました。
宿毛駅→四万十(中村駅)
<2台目>可愛いわんちゃんと隣町へ
ここでも、恥ずかしさに襲われうじうじしていると雨がポツポツと・・・
本降りになる前に乗せてわらわなくてはと思いボードをかかげ1分足らず
おばあさんが車を寄せ、声をかけてくれました。
「雨降りそうだから乗ってきな~。風邪引くよ~」
初対面の私たちを気にかけて、声をかけてくれたことが本当に嬉しかった。
おばあさんは快く受け入れてくれたのですが、愛犬のあかりちゃんは少しご不満のよう
隣町に着くまで終始吠えられ続けました(笑)
こちらの方は、四国八十八カ所巡りをするお遍路さんを何度か乗せたことがあるそう。
天気が悪いといつも声をかけて乗せてあげてるみたい。
私たちも本当に助けられました。
四万十(中村駅)→道の駅ビオスおおがた
<3代目>ヒッチハイクの先輩と出会う
11時頃、次こそ高速に乗りたいと思いつつボードを掲げる。
平日の昼間、車通りが少なく、まわりにお店も無いというヒッチハイクには少し不向きな場所。
15分ほどでお兄さんが声をかけてくれました。
お兄さんは消防士でヒッチハイク経験者。
学生の頃、3.11の被災地支援に行く際、東北までヒッチハイクで向かったそう。
そのときお世話になったことから、ヒッチハイカーを見つけたらデート中だろうと乗せるらしい。
最初は彼女に「乗せていい?」と確認をとっていたらしいが、今では「はいはい、乗せるんでしょ」という感じで確認をとらなくても乗せられるようになったんだって。
1時間半ほどかかる高知市内まで行くということで、ついに高速に乗れました!
しかもご厚意で、「大きいサービスエリアの方が車捕まるよ」とお兄さんの目的地よりも先のサービスエリアで下ろして頂きました。
さらにご当地アイスもご馳走になりました。
真夏のサービスエリアで食べるアイスは本当に美味しい!
道の駅ビオスおおがた→南国サービスエリア
#3へ続く
四国はお遍路さんがいるから、「知らない人を車に乗せる」ことに慣れているひとが多いらしい。
ここまで乗せてもらった3人も以前にヒッチハイクを乗せた経験があった。
初日のお昼には高速に乗ることができ安心していたが、ずっと順調なはずもなく・・・
#3ではいよいよ高速道路でヒッチハイクにチャレンジします!
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