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女子大生2人でヒッチハイクした話#3

21歳の夏休みに友人と2人で高知から東京へヒッチハイクに挑戦しました。

前回までの記事は以下の通りです。

#1 ヒッチハイクに至った経緯
#2 ヒッチハイク1日目:下道編

ヒッチハイクのスタート地点、「宿毛」は高知県の南西に位置します。

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#3ではいよいよ高速道路でヒッチハイク!

午前中に高速にのれて少し余裕が出てきたが、ここからが大変だった!

<4台目>理想のご夫婦と本州へ

南国サービスエリアに着いたのは12時半頃で、とにかく暑い。

暑さと冷やかしの視線で、時間が進むのが長く感じた。

下道ではそこまで周りの視線が気にならなかったが、サービスエリアは人との距離が近く、小馬鹿にされている声も聞こえてくる。

20分ほど待つとおじさんが声をかけてくれました。

「どこまで行くの?」

「東京目指してます!」(徳島・鳴門方面のボードを掲げる私たち)

「山陽道の方が車多いと思うよ、鳴門方面行かないけど乗ってく?」

あくまでも予定、おじさんのアドバイスもあり乗せてもらうことに。

車に案内してもらうと、奥さんが助手席にいて、少し怪訝な顔。

もしかしたら奥さんはあまり乗り気では無いのかも、と不安になりながらも乗車。

しかし車の中で話をしているうちに、だんだんと打ち解けて、パンをくれたり、私たち同じ年頃の娘の話を聞かせてくれました。

こちらのご夫婦は、旦那さんが今年退職をして、フルフラットの車を買い旅行を楽しんでいる最中でした。

年老いても仲良く旅行も楽しめるご夫婦って本当に素敵だなとしみじみ。

そして私は人生で初めて、瀬戸大橋の絶景も見ることができました。

お別れの時はご夫婦と固い握手を交わし、奥さんは涙を浮かべながらハグしてくれました。

南国サービスエリア→吉備サービスエリア

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<5台目>イケメンお兄さんドライブ

急に浮かれた見出しになってしまいすみません(笑)

吉備サービスエリアでも15分ほどして声をかけてもらいました。

「彼女に会いに大阪まで行くからいいよ」と。

イケメン過ぎて助手席は友人に譲りました。私緊張するので(笑)

お兄さんの仕事は船乗りで、3ヶ月乗船→3ヶ月休みというのを繰り返していて、今はお休みの期間。

このようなお仕事・働き方があることを初めて知りました。

別れ際には、午後6時をまわっており、もし何かあればと連絡先を教えてくれました。

最後までかっこよかった!

吉備サービスエリア→宝塚北サービスエリア

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<6台目>大型トラックで神戸の夜景を満喫

夜7時を回り、あたりはすっかりと暗くなりました。

今日はここで終わりにして、明日から再開しようと、ボードをぶらんと片手に持って歩いていると

「どこ行くの?乗る?」

とお兄さんに声をかけられました。

ボード掲げもせず声をかけてもらえるなんてラッキーと思い乗せてもらうことに。

案内されたのは大型トラック!

高さがあって乗るのが大変なこと、座席はフラットシートで休憩中は快適に仮眠を取れること、時速100キロ超えるとブザーが鳴ること、モニターで後ろの車が見れること、、、

新しい発見がたくさんあって面白かった。

ゼロから会社を立ち上げて今に至るお兄さんのお話も聞けました。

仕事柄サービスエリア事情に詳しく、今日はどこかに泊まること、東京を目指していると伝えたら、東京に向かう車が多く、24時間営業のサービスエリアをいくつか教えてくれました。

おかげさまで無事、本日の寝床を確保。

PS:大型トラックなので高速道路から神戸の夜景が見れました。本当に綺麗で感動。夜は大型トラックがおすすめです(笑)

宝塚北サービスエリア→土山サービスエリア

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#4へ続く

9月13日午前9時にスタートして、1日で滋賀まで行けました。

東京まで約半分。

無事たどり着くのでしょうか。

次回は「これぞヒッチハイクの醍醐味」といえる驚きの展開が待っています。


▼女子大生2人でヒッチハイクした話


▼旅行も好きだけど、何気ない日常も好き



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