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Eテレ『趣味どきっ!』に出演、緊張マックス 3月28日(火)

Eテレの『趣味どきっ!』に出演した。

放映内容は当日まで明かされない。つまり、どんな風に仕上がっているのかわからない…

テキストも丁寧なつくりで読みごたえがある
第1回の放映前にすでに増刷したそう

放映が近づくにつれ、「変なこと言っていたらどうしよう」「洋服から下着はみ出していたらどうしよう(←まさかとは思うがときどきある)」と緊張感が増してくる。

全8回のこのシリーズ、出演者は料理研究家のワタナベマキさんさんをはじめ、画家の牧野伊三夫さん、作家の小川糸さん…と錚々たる面々。そんななかで、私たちはたぶん、「異色キャラ」あるいは「田舎に住んでいる人」枠的な位置づけかとは思うけど、なんにしてもありがたいことです。

そして放映日。
緊張のあまり忘れてしまいそう…こどもたちに「夜の九時半になったらおしえてね、お願い!」と頼み込む。

本当はお酒でも飲んでほろ酔い気分で見たいところだけれど、花粉症の症状がひどくなるので飲めない。しょうがないので、泣く子も黙る(?)高知名産の文旦をむきながら画面の前に座る。

「はたして25分も間がもつのだろうか…」と不安がよぎる。さらに撮影当日に、お醤油を切らして普段と違うメーカーのものをつかったせいで、炊き込みご飯がかなり濃い茶色になってしまったことを思い出してため息をつく(ほんとはうっすら茶色のご飯なんです)。

いやー緊張するものですね。早く放映おわってほしい。

放映スタート。
最初の出だしはわるくない。うん、失言もない、変な高笑いもギリギリセーフ!?5分がたった。でもあと20分もある!そして15分経過。いまのところ問題はなさそう。よし、残り10分。最後は料理のシーンのはずだから大きなリスクはないはず…そして終了。なんとか大丈夫だった…!と大きく胸をなでおろす。

番組終了後に友人知人からSNSでメッセージが次々と届く。なんだか文学賞を受賞したみたい(といっても数件です)。

2日間にわたる撮影が、25分の番組に。

高知まではるばるいらしてくださった収録チームの皆さんがすばらしく、「できるだけ普段通りに」と尊重してくださったおかげで、リラックスした楽しい撮影だった。膨大な素材を前に編集にどれほどの時間と労力を注いでくださったかと思うと頭が下がる。

再放送は来週の月曜日(4/3(月)12:15-12:40)
つぎはもっと心落ち着いて見れるとおもう。

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テキストはまだ発売中です。
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