服部麻子『サステイナブルに暮らしたい』

料理と文筆。高知に移住9年目。 共著に『サステイナブルに暮らしたい』『サステイナブルに…

服部麻子『サステイナブルに暮らしたい』

料理と文筆。高知に移住9年目。 共著に『サステイナブルに暮らしたい』『サステイナブルに家を建てる』(ともにアノニマ・スタジオ) ウェブマガジンLife Huggerで『あるものでごはん』『暮らしのアイデア』を連載中 Instagram:@asterope_tea

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    サステイナブルに暮らしたい ―地球とつながる自由な生き方―

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はじめまして

はじめまして、服部麻子です。 神奈川に生まれ育ち、カリフォルニア→南インド→京都を経て、高知に移住9年目。 パートナーと子供3人、猫とにわとりと一緒に山のふもとで暮らしています。 できるだけゴミを出さず、自然の近くで楽しく気持ちよく暮らしたい。そんな日々の暮らしのことを書いています。 どうぞよろしくお願いします! 著書 『サステイナブルに暮らしたい』 『サステイナブルに家を建てる』 (ともにアノニマ・スタジオ) Web連載 「あるものでごはん」 「ゼロウェイス

    • 年に1度のカレーの会

       年に1度の「南インドカレーの会」。 告知は直前、予約は電話、メニューは1種類。なかなか不便な形態であるにも関わらず、今年もありがたいことに満員御礼!  会場は「アトリエつむぎ」。友人でもある店主の梢さんは、このちいさなアトリエで食事や喫茶を営んでいる。空間、料理、デザート、そして本人の佇まいも清らかそのもの。そんな場所でカレー屋をさせてもらえるなんて、なんと幸せなことだろう、と思う。 献立は「サンバール」という南インドの酸味のあるさらっとしたカレーとおかずや添えものが9

      • わが家の菜食・肉食遍歴 9月20日

        かつて、7年ほどベジタリアンだった時期がありました。 砂糖も果物もほぼとらない玄米菜食(マクロビオティック)からはじまって、ベジタリアン、ゆるいベジタリアン。そんな生活を7年ほど経て、高知に移住してからは、ふたたびなんでも食べる「雑食生活」へ。 どれも「やってみてよかった!」と思っています。食事の方針については、いろいろな意見がありますが、やっぱりなんでも自分でやってみてこそ。 それぞれの食生活に、良さもあったし、難しさや葛藤もありました。実際体験してみたことで「なるほ

        • インドのピクルス「アチャール」 レシピ 9月11日

          アチャールは、インドのスパイシーなピクルスで、日本でいうところの漬物的存在。インドでは、カレーに添えて混ぜながら食べる。 アチャールといっても、その作り方や素材は多種多様。半年だけ住んだことのある南インドでは、未熟な青いマンゴーを漬けた「マンゴーアチャール」がポピュラーだった。酸っぱくて、辛くて、スパイシー。見た目も味も、すべてがビビッドで、まさにインドのインパクト! 日本では青いマンゴーは手に入りにくいので、かわりに梅でつくってみたら、大正解。 梅アチャール(レシピ)

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        • フードエッセイ
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        • レシピまとめ
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          きゅうりレシピ 9月5日

          きゅうりの食べ方は、漬ける、薬味にする、エスニック。今年は豊作だったので、毎日きゅうりを食べていた。 1.漬ける きゅうりが毎日採れるので、今年は久しぶりにぬか漬けにチャレンジ。 朝晩1日2回漬けて、常にぬか漬けが食卓に。 こどもたちも大好きで、おやつがわりに食べたりも。 即席で漬けるのであれば、塩して、数分おいて、軽くしぼってから 生姜の千切り+白ごま → さっぱり浅漬け風 ごま油+醤油+酢+すりごま →中華風 どちらもサラダ感覚でたっぷり食べられる。 2.薬

          三者三様、こどもたちの夏休み 8月31日(木)

          ながいながい、夏休みがおわった。 わが家のこどもは3人。 小学生の末っ子は「ずっと家にいたい」インドアタイプ 中学生の娘は「いろいろやりたい」刺激探求タイプ 高校生の息子は「祖父母の家ですごす」親離れタイプ 夏休みの過ごし方は、それぞれだったなあ、と思う。 ー 小4の末っ子は、将棋に夢中。 こども向けの入門本を読み、市の無料将棋教室に通い、親に対局をせがみ、しかし親が弱すぎるので、ネットで毎日対局しては、勝った、負けた、と一喜一憂している。 夏休みは、自作の巨大将

          三者三様、こどもたちの夏休み 8月31日(木)

          芭蕉の葉っぱをお皿がわりに 8月27日(日)

          庭に芭蕉を植えている。 3年前、この場所に引っ越してきたときに、近所に住む布作家の早川ユミさんから苗をゆずっていただいた。南インドでバナナの葉を使うように、芭蕉の葉をお皿にしたかった。 芭蕉の葉っぱは本当にきれい。テーブルにのせただけで、バリ?あるいはベトナム?とにかく東南アジアにいるみたいな気分になる。 フレッシュなグリーンが料理をおいしそうに見せてくれるし、食事が終わったらそのままコンポストへ。食器洗いがぐんと楽になる。カトラリーがお皿にあたる音がしないのもいい。

          芭蕉の葉っぱをお皿がわりに 8月27日(日)

          友人家族とわが家ですごした2泊3日 8月25日(金)

          岡山に住む友人家族が、毎夏高知来てくれる。 ごはんを一緒に作って食べて、近場の滝や川へ。夜はオセロやトランプ、子供たちが寝静まった後は、えんえんとおしゃべり。 特別なことはなにもないけど、一緒に過ごすことが目的のようなものだから、それで十分だと思う。 友人家族とは、10年前に住んでいた京都で出会った。その後、彼らは岡山へ、私たちは高知へ移住。瀬戸内海をはさんで、年に1度は行き来するようになった。 今回は、一番上のK君が「ぼくは家で留守番してる」と独立宣言。 会えない

          友人家族とわが家ですごした2泊3日 8月25日(金)

          癒しの冷凍餃子スープ 8月19日(土)

          コープ自然派という宅配生協に入って1年。 質と価格のバランスが抜群に良く、我が家の食卓は、庭の畑とコープ自然派でほぼ成り立っている。 中でも気に入っているのが冷凍の「ぱくぱく餃子」。 冷凍食品とあなどることなかれ、ほぼそのたぐいのものを使ったことがない私が、すっかりとりこになってしまった。素材が良く、パッケージも最小限、良心的な価格、そしてなによりおいしい。冷凍食品はおいしくなくて、高くて、プラゴミが多いと思い込んでいたので、これにはたまげた。今では、わが家の冷凍庫に常

          癒しの冷凍餃子スープ 8月19日(土)

          学びはいつでもひらかれている 8月17日(金)

          つい「正しい答えを知りたい」と思ってしまう。 たとえば、社会問題について。専門家や自分が信頼している人の発言をざっと調べて、「なるほどそういうことか」と納得すれば、とりあえずの安心が得られる。 でも、「それでおしまい」でいいのだろうか? 気付きをくれた、2本の映画 そんなことを考えるきかっけになったのは、この夏観た2本の映画。たまたま両方とも教育に関する内容だった。 一つは『教育と愛国』、そしてもうひとつは『ぼくたちの哲学教室』。 『ぼくたちの哲学教室』の舞台は

          学びはいつでもひらかれている 8月17日(金)

          予想外のバースデー 8月14日(月)

          昨日は雄一郎さん(夫です)の誕生日だった。 何か食べたいものある?と聞くと、 「サマーズッキーニパイが作りたいな!」 (えっ、自分で作るんですか…?) と思いつつ、なるほどそういうのもありかも、と思う。 「でもね、庭のズッキーニ、今年不作でないんだよ…へちまで代用しようかな」 えっ、へちま…!? なんだかよくわからないけど、まあ…いいのかな。 「あとね、ひき肉があるかと思ったらなかった…」 (うーん…色々材料そろわないのに、作れるのかな…でも誕生日だし…) 「じゃあお肉

          予想外のバースデー 8月14日(月)

          「レシピまとめ」つくりました

          これまでの記事からレシピをまとめてマガジンにしました。 「あの料理つくってみたいなー」と思った時に探しやすいかと思います。 随時更新していくので、ご活用いただけたら!

          庭のベリーでつくるお菓子 8月10日(木)

          庭に、ベリーの木がある。 ブルーベリーが4本、ブラックベリーが1本。 植えて3年目だから、大きくはない。 今年収穫は6月末にスタート。それから8月上旬まで、ベリーを摘む夏の日々。 一度にたくさんは採れないけれど、数日に一回収穫して、それを二回分集めれば、十分お菓子に使うことができた。 朝目覚めたら庭に出て、熟れたベリーを探して摘む。ただそれだけで一日分の幸せを得た気持ちになる。そんな日々が1カ月とすこし。そしていま、ブルーベリーがおわりに近づいている。 ずいぶん長いこ

          庭のベリーでつくるお菓子 8月10日(木)

          書くこと、書き続けること 8月9日(水)

          今年の1月からスタートしたnote日記。 今回で100記事目となりました。 読んでくださっているみなさん ありがとうございます。 日々の暮らしは、記憶からこぼれ落ちてしまうものばかり。それらをすこしでも言葉に残したい。そして、なにかしら手渡せるものがあったら。そんな思いで書いてきました。 平日毎日更新を目指してスタートしましたが、書き続けることはなかなかどうしてむずかしく、途中ペースダウンがあったり、「あまり読まれていないし、そもそも私、なんで書いているんだろう?」と思

          書くこと、書き続けること 8月9日(水)

          こどもと料理の夏休み 8月8日(火)

          すこし退屈気味の小学4年生の末っ子。夕食担当の雄一郎さんは、夕方からオンラインミーティング。 「こっそりごはんつくってお父さんを驚かせない?」と誘ってみる。 「作る!ステーキ!ラーメン!」 「いやーちょっとそれは…お肉もラーメンもないし」 「ならそうめん!」 私がめんつゆを作り、末っ子には具を作ってもらう。炒り卵、きゅうりの千切り、小葱のきざんだの。 ネットで炒り卵の作り方を調べて、「塩小匙5分の1って…?」と言いながら、はじめてのいり卵に挑戦。ごろごろ転がるきゅうり

          こどもと料理の夏休み 8月8日(火)

          夏の定番、南蛮漬け(レシピ) 8月7日(月)

          今シーズンすでに10回は作っている南蛮漬け。簡単でおいしい。野菜もたっぷり。気の向いた時に作っておけば、いつでもすぐに食べられる。 肉や魚、野菜に豆腐、なんでも南蛮漬けにしてしまう。最近気に入っているのは、鶏と豆腐のつくね。 木綿豆腐1丁(ざるに崩して水切り)、鶏ひき肉200g、卵1個、片栗粉大カレースプーン山盛り2杯、おろし生姜、小葱、塩と黒胡椒をよく混ぜて、ちいさく丸めて真ん中を、ちょっとつぶして、多めの油で揚げ焼きにする。 これに「南蛮漬けのもと」をたっぷりのせれ

          夏の定番、南蛮漬け(レシピ) 8月7日(月)