はじめまして!服部麻子です。 高知に移住9年目。 家族5人と猫、にわとりと一緒に山のふもとで暮らしています。 自分も周りも環境も気持ちよく。そしてなによりおいしく、楽しく。 note日記では、暮らしまわりについて書いています。 お読みいただけたら嬉しいです。 ► Instagram @asterope_tea (毎日更新) ► ツイッターはこちら! -- 【連載】 ► 「あるものでごはん」(毎月更新) 季節の野菜1種類でつくるかんたんレシピシリーズ ► 「ゼロウェ
Eテレの『趣味どきっ!』に出演した。 放映内容は当日まで明かされない。つまり、どんな風に仕上がっているのかわからない… 放映が近づくにつれ、「変なこと言っていたらどうしよう」「洋服から下着はみ出していたらどうしよう(←まさかとは思うがときどきある)」と緊張感が増してくる。 全8回のこのシリーズ、出演者は料理研究家のワタナベマキさんさんをはじめ、画家の牧野伊三夫さん、作家の小川糸さん…と錚々たる面々。そんななかで、私たちはたぶん、「異色キャラ」あるいは「田舎に住んでいる人
わが家で開催している「場をひらく」シリーズ。 第7回目のゲストは音楽家のトウヤマタケオさん。 そもそもなんでそんな会を開いているの?については以前書いたけれど、家が「個人の所有物」としてだけではなく「コミュニティに開かれた場所」であってほしい、という思いがあったから。 ミニライブ付きのお話し会 トウヤマさんとお話ししたときに、「音楽の周辺」について聞いてみたい、と思った。「どうやって音楽家になったのか?」「長きにわたり音楽家であり続けることは難しくないのか?」そんな素朴
去年の高知新聞のトップニュースは「牧野富太郎博士が朝ドラに!」だった(高知では牧野博士はすごく有名)。 高知のビジュアルガイドブック『かみきこうち』 放映に先駆けて、主演の神木隆之介さんが案内する高知ガイドブック『かみきこうち』が発売された。 高知の書店に行ってみると、発売と同時にどこもかしこもフェアをしている!神木さんの特大パネル、そして「高知限定カバー」もあるらしい。 神木隆之介さんが我が家にやってきた 『かみきこうち』には、高知で活動する5組と神木さんの対談が
すっかり春。 菜の花が庭のあちこちに咲いている。こぼれ種から自然に芽が出たもの、余った種を適当にばらまいたもの、種類もまちまち。 庭の花、おすそわけの花、直売の花 春になって、庭のあちこちに花が咲き始めた。毎朝庭をパトロールして、地面をじいっと観察したり、つぼみの膨らみ具合を確認したり。 つくしを摘んで料理する 春と言ったらつくし。 末っ子が「つくしがでてるよ!」と教えてくれた。つくし摘みをすると子供の頃の気持ちがよみがえる。摘むこと自体の喜びと興奮。 野草料理
思いがけず家を建てることになったそのとき、設計士さんから「どんな家のイメージがありますか?」と聞かれ、思わず「ひらかれた場所」という言葉が口から飛び出した。 「ひらかれた場所」をつくりたい 人と人が出会う場所、なにかが生まれる場所、偶然が交差する場所。そんなイメージ。家を建てるにあたってはいろいろな経緯があって、ざっくりと言ってしまうと「ご縁」だった。その意味でも「ひらかれた家」になることはもはや必然だったと思う。(このあたりは『サステイナブルに家を建てる』に書いています
毎年恒例キムチづくり(レシピはこちら)。 今回はキャベツでチャレンジ。 材料はあるものでOK キムチづくりに必須の韓国唐辛子は友人のおすすめを共同購入。その他の素材はまずまずそろっている。買い物せずになんとかなりそう! 手順1 下漬け まずはキャベツの下漬け。 白菜は干す→塩で漬けるの工程だけど、キャベツは「塩をまぶして1時間でOK」らしい。私は待つのが苦手なのでこれはうれしい! 手順2 ヤンニョム(合わせ調味料) お次はヤンニョム(合わせ調味料)。 餅米粉で「
今年の花粉はひどい。 ここ15年以上症状が出ていなかったのに、ティッシュが手放せない。 うーん困った…でもしょうがない。 「花粉症がこんなにひどかったら料理どころじゃないよね…」。しかしそんなときこそ「睡眠」「ストレスを減らすこと」そして「体が整う食生活」が大事なのでは、とも思う。 あっそうだ、ねぎだ。 ずいぶん前にマクロビオティック的食生活をしていたことがあって、その時に「鼻の症状にはねぎ」と読んだのを思い出した。ネットで調べてみると、やっぱりねぎは花粉症にいいら
ある日、外からおかしな音が聞こえた。切羽詰まったようなニワトリの鳴き声。もしかして獣に襲われてる?いや、だけどこの声聞いたことがある…そうだ、卵を産むときの鳴き声だ! あわてて外に飛び出しニワトリ小屋に向かう。巣箱の中でうずくまっているニワトリを「ちょっとどいてね」とそっと押しのけると、あった!うす茶色の卵を手に取るとまだあたたかい。 ちょうど一か月前に迎え入れたニワトリ。 仲間にいじめられてけがをしている状態だったのを「もらってくれんろうか(←土佐弁)」と言われて引き
ホワイトデーの日は自宅で撮影だった。ここのところきちんと掃除をする余裕がなく(理由は確定申告…)、家の中はかなりのカオス。久しぶりに家を全面掃除して、すっきり晴れやかな気分で撮影スタート。 途中で冷蔵庫に残っている魚のことが頭をよぎる。週末に息子とさばいたスズキの半身。それを今日中に料理しないといけない。 撮影はあと1時間ほどで終わりそう。家の中は掃除済み。冷蔵庫には大きな魚。そして今日はホワイトデー(ぜんぜん関係ないけどそれを口実にする)すべての準備はすでに整っている。
毎月楽しみにしている、月にいちどの雨風BOOK NIGTHT。 去年からはじまったこの回も、14回目。 今回もたのしみに参加した。 今回は初参加の方が5名いらしたので、久しぶりに全員で自己紹介。 本を持ってきたひとは、本の紹介も。 主催の雨さんが「本を読むことだけが読書ではないと思うのです」といつも言っているけれど、自己紹介もひとつの物語のようだと思う。声のトーンや話すスピード。ためらいがちに話すひと、ほがらかに話すひと、立ち止まりながら話すひと。聞いているうちに、短編
入学、卒業の季節が近づいてきた。 わが家では、真ん中の娘が小学校を卒業する。彼女のランドセルはまだきれいで十分使えそう。知り合いで使ってくれそうな人はいないかな…と考えたけど、思い当たらず。 そこでギフトエコノミー! パートナーがインスタグラムで「うちの娘のランドセル、どなたか使っていただけませんか?」と投稿したら、すぐに名乗りを上げてくれた人がいた。使ってもらえるのがありがたいし、「知り合い以外でも気軽な譲り合い」ができたらなあ、とずっと思っていたのでそれもうれしい。
できるだけプラスチックの使用を減らしたい。 ゼロにしようと思うとハードルが高いけど、できることはいろいろある。無理なく(これ大事!)工夫するのは楽しいし、慣れてくるとむしろ快適。 今回はわが家の工夫をご紹介します。 まずはラップ。もう15年くらい買ってないかな… おすすめは「かぶせる」。ボウルとか、トレイとか、お皿とか、なんでもOK。 保存容器は瓶がベスト。 イチオシはドイツのWeck。オールプラスチックフリー、ガラスは再生ガラス。写真では使っていないけど、天然ゴ
1月からずっと菜の花が採れ続けている。 菜の花は、摘めば摘むほど脇からあたらしいつぼみが出てくる。 これはほんとにすごいことだ。だって世の中は「使ったらなくなる」「食べたらなくなる」「あげたらなくなる」ことに満ちみちているのに。この無限の豊穣に挑戦!という謎の意気込み(?)でこの2か月、菜の花活動に粛々と取り組んできた。 毎朝の菜の花摘みはもはや儀式。 料理したり、ご近所におすそ分けしたり、小包にして友人に送ったり。外出時には新聞紙に包んだ菜の花を持ち歩き、だれかに手
先週末のこと。 「2台目コンポストをつくる!」とパートナーが宣言。 夕方には立派なコンポストが出来上がっていて、すごい! 「立派なコンポスト」とはいっても実は単なる「木枠」。 家を建てた時の廃材を使ったので、材料費もゼロ。設置も「置くだけ」。 1台めのコンポストは1メートル四方の木枠。 去年の5月からずっとつかっている。そろそろいっぱいになったので堆肥にするために熟成に入りたい。そこで2台目が必要になったのだった。 わが家の生ごみはすべてコンポストへ。草をかぶせておけば
わが家は5人家族。 家族全員で出かけることはめったにない。 なぜなら全員で車に乗り込むだけでも一苦労(トイレ、忘れ物、座席配置etc.)。その後もなんだかんだとややこしいことになるので、わが家の休日行動は「無理なくそれぞれで」ということになった。 そんなわが家がなんと全員ででかけることに! 行き先は高知県立美術館。 下のこどもふたりの絵が入賞して、展示されているそうなのだ。入賞とはいっても、そんな「すごい」ことでもなく、なにしろ高知は人口が少ないので、コンテスト系はかな