「その外国語で何をしたかったのか?」を忘れない
☆写真はオスロの夕日
六月中旬にフィンランド地方選挙があるため、「今がチャンス!」と思い、選挙・政治用語の強化に入っています。
例えば、こんなことをしています。
italkiの講師に「政治用語を強化したい」と伝え、宿題を出してもらいました。
民主主義と社会への影響という内容
英語版もあります
宿題は「 KOTITEHTÄVÄT: katso demokratia ja yhteiskunnallinen vaikuttaminen -videon ja kirjoita ylös uusia sanoja ja tärkeitä termejä」。
「ビデオを見て用語をリスト化してね」、ということなので、授業の前日に2時間ほどかけてワードにリストをフィンランド語・英語で作りました。知らない単語が多かったので、頭がくらくらしました。
当日に先生に答え合わせをしてもらいます。
約6分半の動画から私は100個ほどの単語を並べていました。
先生が直してくれたワードの一部がこちら
maan asia = country's affairs
johtaa hallitusta = to lead the government
toteuttaa = implement
the use of money = rahankäyttö
Suomen laki = the Finnish law
Voi siis sanoa, että = So it can be said that
Suomen kansalaiset = Finnish citizens
ehdotus = proposal
pidetä = to hold
日本語にすると、このような単語をリスト化しました。
民主主義、議員、監視する
投票会場、義務ではない、選挙で投票する権利
労働組合、公平に、透明性
法廷、富、行政サービス
EU市民、規則、自治体の関心事
全ての人には等しい価値がある
誰かの声を届ける、人権を守る、ヘルスケアで
・・・・・
動画からただ取ってきた単語は、単語がすでに活用されているので、原型が分からないこともあります。だからネイティブの人にチェックしてもらうのは必須。
この後は単語をフラッシュカードのAnkiに入れました。これで毎日復習と間違いを繰り替えして、少しずつ新しい単語を覚えていきます。
・・・・・
このような政治・選挙の単語は初級・中級の教科書には載っていることはほとんどありません。
しかし、そもそもフィンランド政治のニュースを書きたいからフィンランド語の勉強をしている私にとっては、「投票する」「首相」「議員候補者」などは最初の段階で覚えたい言葉。
だから自分で積極的に学んでいく姿勢と体力が必要です。
とはいえ、もともとこれこそが自分が学びたかった単語だし、
「これを身に着けたら、ニュースももっと分かるようになるぞ!」と未来像を想像するとわくわくするので、楽しい。つらいとは感じていませんね。
「そもそも、この言語で私は何をしたいのか?」
↓
「フィンランドの政治と選挙の取材」
↓
「ではまずその夢に近づくために、関連単語を覚えよう」
という考え方。
では、仕事と勉強に戻りまーす
・・・・・
5/17~23のフィンランド語の勉強記録
アプリForestで記録した合計 18時間48分
内訳
加えて
italkiでオンライン会話 合計4時間
スマホでAnkiフラッシュカード 合計 2時間49分
『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。