VOGUEの記事は語学スキルでどう実現したか
VOGUE JAPAN 最新号でノルウェーのネット保健師のターレさんをインタビューしました。
SNSで若者の悩みに寄り添っているノルウェーの人気者です。
本誌が彼女のもとにも届いて、インスタグラムに喜びの投稿をしてくれています。
ノルウェー語を習っている方、彼女が言っていることが分かるでしょうか。SNSでもリスニングやリーディングの修行は楽しんですることができます。
このお仕事は、たまにお仕事を一緒にさせていただいたVOGUEから依頼がきて始まりました。
北欧諸国で夢を叶えて社会貢献をしている人たちをリスト化して、ノルウェーの彼女に取材することが決定しました。
どうやって仕事の実現ができたのか?
●いろいろな媒体で情報発信をしていたのでVOGUEと前にも仕事をしていた
●担当者がまた声をかけてくれた
●普段から北欧諸国のニュースにアンテナをはっていたので、すぐに問い合わせの内容(候補者のリスト化)に対応できた
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ノルウェー語、デンマーク語、フィンランド語、スウェーデン語で普段からニュースやSNSを見ていたからできたこと
●ネット保健師の活動はもう何年もフォローしていたので、改めてリサーチする必要がなかった(時間節約)
●すぐに彼女に問い合わせた(ノルウェー語で問い合わせ先探すスキル、メールで依頼するスキル)
●すぐにこのメディアに合うカメラマンを探した(今までの仕事や人脈で時間かからなかった)
●カメラマンは米国人なので、取材中はノルウェー語と英語でした
●すぐに記事を書いて、双方のコミュニケーションの通訳もしていた(コーディネートのスキル)
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こう振り返ると、
英語やノルウェー語はスキルとしてあるのは当たり前で、
加えて
すぐに相手側に連絡とる、カメラマン探す、依頼されたリサーチ内容にすぐに対応する(前から情報アンテナをはっていれば迅速に対応できる)などの別のスキルもあったから、ちゃっちゃと動けたと思います。
海外でこの仕事をしていると必須のスキルでもあります。
私が外国語は「海外で自立するための道具箱の中にある道具のひとつ」と表現している背景でもあります。
外国語スキルはあって当たり前で、でもそれだけで仕事になるわけではない。
自分の道具箱の強化は今日からでもできます。
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8/9~15のフィンランド語の勉強記録
アプリForestでの記録 合計14時間8分
内訳
加えて
フラッシュカードAnki スマホでのアプリ 1時間36分
フィンランド公共局のニュースアプリ(スマホ)
4時間49分
オンライン会話italki 4時間
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8/9~15のアイスランド語の勉強記録
合計2時間23分
内訳
加えて
単語アプリDrops (アイスランド語) 1時間17分
今週も続けるぞ。継続は力なり。
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