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【河口湖】車椅子バリアフリー旅行

河口湖に家族3人でバリアフリー旅行に出掛けました。
母が退院して初めての家族旅行です。

目的地は、車椅子でも安心なユニバーサルデザインの宿「富士レークホテル」。
館内が車椅子で移動できることはもちろん、
介護用ベッドや座シャワー付きバスルーム完備のバリアフリールームがある宿です(通常の客室が大半です)。

バリアフリーコーナールーム

バリアフリールームの扉はすべて引き戸で、手すり付きのトイレ、車いすでも入ることのできる洗面台もありました。

さらに、バリアフリーの貸し切りのお風呂(有料)は、入浴用リフト完備で、車椅子でも湯船につかることが出来ました。

部屋からは富士山と河口湖を望むことができます。

部屋からの眺め(富士山側)

富士山は、夜は登山道の光が煌々としていて、
空が白んでくると、朝日を浴びてまた段々とその輪郭を見せ始めました。

そんな富士の姿が見たくて、朝早くから目が覚めてしまい、
朝食前、河口湖畔を散歩しました。
館内施設「湖畔テラス」には車椅子で行くことができ、朝の河口湖を独り占めしているかのような気分でした。

湖畔テラスから望む朝の河口湖
河口湖を一望しながらの朝食バイキング

ホテルの方も、車椅子の旅行者に慣れているようで、安心して宿泊出来ました。

初めての車椅子旅行。
それほど不便も感じず、旅行を楽しめました。
でもそれは、バリアフリーでも楽しめる工夫が施されたホテルに宿泊したからこそ。値段もそれなりです。
でも同時に、
「障害者」と呼ばれる人が、まさか家族の一員となることはつゆ知らず、
これまでほとんど気に掛けたこともなかった「バリアフリー」の有難みを知ることとなりました。

こういう場所、今後増えていってほしいです。
そして同時に、
そんな空間に私も携わりたいなとぼんやり感じます。


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