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話し方入門/デール・カーネギー

こんばんは。カズサです! 
本日は久しぶりにカーネギーさんの本を読了しましたので、紹介させていただきたいと思います! 
この本はスピーチやプレゼンで悩んでいる方必見だと思います。 
では感想にいってみましょう! 
【感想】 
これを読んでいてプレゼンテーションやスピーチが苦手だと思う人は、いったい何人いるでしょうか? 
とあるサイトで見たところ、なんと全国の20~60代の男女の6割近くの方はスピーチが苦手だというのです。日本人の自己主張をあまり好まない性質の弊害でしょうか… 
ただこの本に出てくる人物は、全員欧米人です。自己主張が強そうで、いつもノリノリそうな民族でも大勢の前で話すことに恐怖を覚えているのです。 
ではどうしたら苦手を克服できるのでしょうか…? 


カーネギーさんがこうした方々にまず紹介するという“銘記しておくポイント”を記述しますね。 
1. いい話し手になろうという一途な執念を持つこと 
2. 話そうとしている内容を知り尽くすこと 
3. あえて自分に自信ありげに振舞うこと 
4. とにかく練習をしまくること 
です!! 

中でもこれは参考になったと思えたポイントを2つ書こうと思います! 

1つ目は、2の話そうとしている内容を知り尽くすことに関してです。 
自分が話そうとしているテーマについて、十分に構想を練り内容を熟知していない限り、人を前にして心の平穏を保てないですよね。盲人が盲人の手を引くようなものですよ。 

僕の実体験の話を1つ。販売のアルバイトに従事した最初のころ、他社商品の知識は勿論、自社の商品の知識も曖昧なままお客様と接客を行っていました。この頃の僕は何でもノリと勢いで何とかなるっしょ!と楽観視していました… 

とあるお客様に接客を行っていた際、その方から様々な質問を受けました。確か他社に比べてこれの性能はどうなの?みたいなことだったかなあと。その時の僕は全部フィーリングと断定口調をせず逃げの回答ばかりを繰り返し、煮え切らない態度をとっていました。 
そしてついに「君は信用できないからもう帰ります。」といわれる始末… 
まあ完全に僕の所為ですね…すいませんでした🙇‍♂️ 

と、このように話そうとしていることに対して前知識が疎かだとこんな目に遭うわけですよ。今の話は量販店での接客なので、1対1です。ただこれが1対100くらいのスピーチやプレゼンだとさらにひどいことが起きるだろうというのは想像に難くないと思います。 

この本で登場する女性は、スピーチが終わった後「あ!あの話をすればよかったのに…」と心残りがないスピーチは失敗だと仰っていたようです。当時の僕に強く言い聞かせてやりたいものですよ… 

2つ目は、4つ目のとにかく練習あるのみ!ということです。 

カーネギーさんが今までの3つを忘れてしまったとしてもこれだけは覚えておけ!と強く言っているくらいのポイントです。スピーチでの自信を養うための唯一の方法はとにかくスピーチの場数を踏むことです。 

「恐れは無知と不安から生まれる」とこの本の中で述べられています。言い方を変えれば、恐れは自信の欠如の結果という事です。 
では、その自信の欠如の原因は何か?それは自分の能力を知らないということからきていると思うのです。そして本当の能力を知らないのは、経験不足のためなのです。 

僕はこの本をすべて読んだ後、たとえ1人でもスピーチの実践をするべきだと思いました。 
テーマを自分で設定する。僕なら自分の興味のある分野か多少知識がある分野にしますかね…。そしてそれらを3分間にまとめて話す。最初はひとりで何回も何回も練習を繰り返し、その後、友人に披露してみましょう! 

あの演説のうまそうなリンカーンでも、最初はまわりから「あいつに話す能力は無い」と周りの大人から馬鹿にされていたそうです。そんな彼が、ゲティスバーグでの演説をはじめ数々の有名なスピーチが出来たのは、彼の努力の賜物に他なりません。 
この本を読んだ後、自らの意志で行動してください。6割のスピーチ恐怖症の方はなおさらです。結局何事においてもやってみなきゃ何一つ分からないのですから。 

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