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「運動の大切さはそんなもんじゃない」と教えてくれた一冊

「運動は大切だ」と聞くけど、運動のメリットといったら

・痩せる
・筋肉質になる
・体力がつく

この程度のものだと思っていませんか?

今回はこれらの考えを改めてくれる、菅原洋平さんの著書『頭がいい人は脳を「運動」で鍛えている』を紹介します。

僕もこの本を読むまで、あまり運動を重要視していませんでした。

しかしこの本を読んでからは、運動しないことに対する危機感が強まり、毎日必ず運動するようになっています。


1.運動でミトコンドリア系の代謝を上げる

ミトコンドリア系とは、人間が活動するためのエネルギーを作るシステムのことです。

ミトコンドリア系で作るエネルギーの量を増やすにはミトコンドリアを増やす必要があります。

そして、ミトコンドリアは運動によって増えます。

ミトコンドリア系は30代以降でエネルギー産出のメインシステムとなるため、若いうちから運動を習慣化して、ミトコンドリアを増やしておきましょう。

運動と聞くと、息が切れるまで動かないといけないように感じるかもしれませんが、効率よく運動すれば簡単に取り組むことができますよ。

ミトコンドリアは、遅筋(持久力のある筋肉)を刺激することで多く増えます。

遅筋が多いのは背中や骨盤の内側の筋肉です。

椅子に座った状態で姿勢を正し、胸を張るようにするだけで背中を刺激することができます。

また、骨盤の内側の筋肉は、立っている状態から肛門を閉める動作をするだけで刺激することができます。

電車の待ち時間など、ちょっとした時間にできる簡単な動作なのでぜひ試してみてください。


2.運動中は悩まない

「悩みや不安がなくならない」という方もいらっしゃると思います。

そんな方には特に運動が大切になってきます。

なぜなら、運動中は難しい考え事ができないからです。

さらにポジティブな気分になれるホルモンが分泌されるため、じっとしているよりも良い状態になりますよ。

以前はうつ病の治療は家でゆっくり過ごすのがいいとされていましたが、今では運動の効果が明らかになり、運動することが勧められるようになりました。

僕もうつと言うほどではありませんが、比較的ネガティブな思考が強かった時があります。

しかし筋トレや散歩を習慣化してから、どんどんポジティブになっていきました。

メンタル面を改善するためにも、運動は大切です。


まとめ

運動をするメリットは、痩せるとか体力がつくとかだけではありません。

今回紹介したのはエネルギー産出の強化とメンタル面の改善ですが、他にもまだまだたくさんのメリットがあります。

また、この本からは脳の休め方や使い方なども学ぶことができます。

単に運動したい方だけでなく、仕事を効率よくできるようになりたい方などにもおすすめの一冊です。


最後まで読み、そしてスキやサポートまで、本当にありがとうございます!次の執筆の励みになります💪