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「新・魔法のコンパス」現代の生き方に大切なことを学べる一冊

今回紹介するのは、西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」です。

今の時代は情報が溢れかえっていて、そしてその情報に誰でもアクセスできる時代。この本には、そんな時代を生きていくために「どんな考え方が大切なのか」ということを伝えられたように感じました。

ちなみに、改訂前(正確にはちょっと違うかも?)の「魔法のコンパス」についても記事にしています。興味のある方はぜひこちらも参考にしてみてください。


1.広告の鍵はセカンドクリエイター

今まではクリエイターとオーディエンスだけだったところに、SNSの普及によってセカンドクリエイターの人数が膨れ上がりました。

セカンドクリエイターとは、オーディエンスだけど発信に参加するようなイメージ。ラジオでいうハガキ職人のポジションです。

SNSを使っているほとんどの人は、「投稿」によって発信に参加していますよね。そこで、広告にはこういった人たちの力を使おうということです。

一般的にイメージされる広告、例えばテレビCMやYouTubeの広告は、出てくると不快な気持ちになる方がほとんどだと思います。これでは、広告効果が薄いですよね。

そこで、「お客さん」でもあるセカンドクリエイターに向けて発信すれば、効果的に広告を打つことができるわけです。

僕自身も、こういった経験をしたことがあります。

以前運営していたコミュニティがあるのですが、自分1人でコミュニティの宣伝をしてもほとんど人が集まりませんでした。テレビCMやYouTubeの広告と同じ感じになっていたわけですね。

しかし、コミュニティのメンバーが活動内容を発信してくれたときは、「コミュニティに入りたい!」と言ってくれる方がたくさんいました。

文字だけではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、セカンドクリエイターの力はすごいです。


2.期待感を超える満足感を用意

期待を煽るだけ煽っても、それに勝る満足感がなければ「一見さん」で終わってしまいます。リピーターを作るには、期待感<満足感にしなければなりません。

もしも誇大広告を打ってしまうと、「簡単にはリピートしてくれないお客さん」が増えてしまいます。一度「あそこはだめだ」と思われてしまうと、なかなか戻ってきてはもらえません。

あなたも、「あそこのラーメンはまずい。もう行かない」というようなものがひとつくらいあるかもしれませんね。笑

そのラーメン屋が「増量中!」とか「全く新しい味を開発しました!」と宣伝していても、行こうとは思わないはずです。

期待感を裏切らないよう、誇大広告は打たないことが大切ですね。


まとめ

今回紹介したのは

・広告の鍵はセカンドクリエイター
・期待感を超える満足感を用意

という2点でした。他にもたくさん役立つ考えがありますが、また別の機会に紹介できればと思います。

ちなみに、「魔法のコンパス」と同じ内容もあり、より現代に合わせた内容に改訂されていました。「魔法のコンパス」を読んでいない方なら、「新・魔法のコンパス」だけ読めば問題ありません。

「魔法のコンパス」を読了している方は、考え方のアップデートにぜひ「新・魔法のコンパス」も読んでみてください。


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