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炭酸水×eスポーツ!?日常をより豊かにする炭酸水研究とは?

皆さんこんにちは!
今回は先日ご紹介させていただいた炭酸水の研究内容から、eスポーツ(※)との関連についてクローズアップ!研究をしている社員へのインタビューをお届けいたします。
 
※「eスポーツ」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。(『Japan esports union』サイト掲載テキストより)
 
【プロフィール】

小杉 亘(こすぎ わたる)
アサヒ飲料株式会社 研究開発本部 研究開発戦略部 研究企画グループ所属。
炭酸水が持つチカラや健康との関わりを明らかにし、情報発信する業務に携わる。
趣味は、ランニングと家庭菜園(失敗も多いですが、日々変化していく過程も楽しんでいます!)

炭酸水を飲用するとeスポーツをもっと楽しめるかも!?


―――炭酸水の研究をしようと思ったきっかけは何だったのですか。
 
生活者の皆さんから寄せられる声の中に、炭酸水を飲むと「気分がスッキリする」「目が覚める」「気分転換ができる」といった意見がありましたが、そのことを科学的に数値化して説明することは困難でした。しかし、そういったことを明らかにしていけば、これまで気づかなかった新たな発見ができるのではないかと考えたことがきっかけでした。

炭酸水研究について笑顔で語る小杉


―――具体的に炭酸水にはどのようなことが期待されているのでしょうか。
 
研究結果から、パソコン作業の合間に強炭酸水を飲むと、「眠気の予防」「リラックス状態の維持」「意欲の低下の抑制」などの働きが期待できることが分かってきました。また、最近ではスポーツ科学の分野でeスポーツの研究をしている筑波大学との共同研究を進めてきました。そこで、eスポーツをするときに強炭酸水で水分補給をするとプレーに伴う疲労感の高まりが抑えられ、プレー中の面白さが高まることが期待できることが示唆され、プレー中のパフォーマンスに注目すると判断力の維持フェアプレーの促進が期待できることも分かってきました。※アサヒ炭酸ラボ調べ

 
―――eスポーツに注目した背景やそれらの研究はどのように行われたのか教えてください。
 
eスポーツの魅力は、プロ選手が活躍するハイレベルな国際大会がある一方で、ケガのリスクが低く、年齢や性別を問わず障がいなどがある方でも同じようにプレーできることです。これからますます競技人口が増えることが予想されるeスポーツの領域で、強炭酸水がどのような貢献ができるかと考えたことが研究に取り組む背景になりました。そのなかでスポーツ科学分野においてeスポーツの研究をしている筑波大学(研究代表:スポーツイノベーション研究開発センター 松井崇 助教)との共同研究により検証を行いました。写真は、被験者がプレーに集中できるよう、外部から隔離された研究用の特設ブース内で実験を実施している様子です。各種計測機器が備えられています。

特設ブースでの認知課題実験風景

 ―――炭酸水を飲むとよいタイミングなどあるのでしょうか。 
 
炭酸水は時間や場所を気にすることなくいつでもお飲みいただけます。特にパソコン作業の合間や先に触れたようにeスポーツをする時に炭酸水を飲むと良いことがあることもわかってきているので、eスポーツを楽しみたい時にもおすすめです(アサヒ炭酸ラボ調べ)。
 

地域共創の取り組み


 ―――現在はこの炭酸水のチカラをどのように伝えていこうとされているのですか。
 
炭酸水の新たな発見をどのように伝えれば関心を持っていただけるか、炭酸水を手に取ってもらえるかを社内外連携して取り組みを行っています。そのベースとなるのが「アサヒ炭酸ラボ」です。「アサヒ炭酸ラボ」では、炭酸水の持つチカラを紐解き、社会に役立つ情報を炭酸に関する歴史や知識とともに発信しています。

一方で、日々多くの情報が発信されている中、効果的に情報を伝える難しさも感じています。そこで、本年横須賀市がeスポーツを通じた新しい価値の創造や革新的なアイデアを生み出すコミュニティの形成を図る制度として発足させた「Yokosuka e-Sports Partners」へ参画することにしました。この取り組みの一環で横須賀市内のeスポーツ部を持つ高校に炭酸水を提供し飲用していただくなど、炭酸水で横須賀市の高校生のeスポーツ部活動を応援する新たな活動を始めています。

三浦学苑高等学校情報研究会の活動の様子。炭酸水と共に部活動に励まれています。

「Yokohama e-Sports Partners」について詳しくはこちら↓

 
 ―――炭酸の研究で苦労していることはありますか。
 
必ずしも研究はうまくいくわけではなく、うまくいったとしても研究結果の伝え方が難しく試行錯誤しています。どのように伝えれば皆さんに関心を持っていただけるか、炭酸水を手に取ってもらえるかを社内外連携して今後も考えていきたいです。
 
―――炭酸研究の分野において、これから挑戦していきたいことを教えてください。
 
炭酸水は刺激があり爽快な味わいを楽しめるだけでなく、無糖で健康志向の方にも人気の飲料です。一方で、まだまだ炭酸水を飲用されたことのないお客様はたくさんいます。研究を通して炭酸水の知られざる新しい価値を見つけ、お客様のニーズと合致させることで、炭酸水の飲用シーンの拡大や炭酸水のファンをさらに増やしていきたいと思っています。

自身も炭酸水をお供に業務に励んでいます!

―――炭酸研究を通じて100年先の未来がどうなってほしいですか。
 
今後も炭酸水の健康の関わりを明らかにし、情報発信をしていくことで、お客様に炭酸水の価値をお届けしていきたいと思います。その結果、現在も100年後も炭酸水が日常のさまざまなシーンで飲用されることで、お客様のQOL(生活の質)が向上し、「ワクワクと笑顔を増やしていくこと」に貢献できればと思います。 
 
―――ありがとうございました!
 

横須賀市役所職員の方にもお聞きました!


【プロフィール】

左)小山田 絵里子(おやまだ えりこ) 
右)関山 敦(せきやま あつし)

両名ともに横須賀市 文化スポーツ観光部 観光課所属。
「Yokosuka e-Sports Partners」推進などを担当。

―――改めて「Yokosuka e-Sports Partners」とはどういったものか教えてください。
 
関山 横須賀市を舞台にさまざまな企業や教育機関、影響力のあるプロのeスポーツチームと連携して、eスポーツを通じた新しい価値や革新的なアイデアを生み出すコミュニティの形成を図る制度です。2019年に横須賀市のeスポーツ施策「Yokosuka e-Sports Project」がスタートして4 年目になり、関係する団体も増えました。この取り組みをきっかけに、我々だけでは思いつかないような、革新的なアイデアからビジネス、新たなサービスが生まれることに胸を膨らませています。また、eスポーツをきっかけとしたデジタル人材育成やセカンドキャリアの形成にも大いに期待しています。

本年5月には横須賀市役所で「Yokosuka e-Sports Partners」に関する記者会見が行われました

―――横須賀市としてeスポーツに注目したのはどういった経緯があったのですか。
 
小山田 誰でも取り組めるユニバーサルなコンテンツであることに魅力を感じたことがきっかけでした。eスポーツを活用した取り組みにより、“eスポーツの聖地”としてのブランドイメージの向上や、地域の活性化を狙っています。実際に横須賀市のeスポーツに取り組む姿勢を評価していただき、企業版ふるさと納税や企業協賛などに協力をいただいています。本年5月に発足した「Yokosuka e-Sports Partners」の制度では43団体の民間企業等の皆様とeスポーツを盛り上げたいと思っています。
   
―――アサヒ飲料から炭酸水の研究成果について聞いたときにはどのような印象を持ちましたか。
 
関山 率直に、面白い切り口の取り組みと感じました。判断能力や面白さなど、eスポーツには欠かせないものが、炭酸水の飲用によってどう変わってくるのか、今後の研究からも目が離せません!ぜひ横須賀を舞台に、研究成果が上がってほしいです。

インタビューに答える小山田さんと関山さん

―――アサヒ飲料との取り組みで期待することを教えてください。
 
関山 市内の高校生に部活動中に炭酸水を飲んでもらって、どういった効果があるかのアンケートを取り、研究してもらっています。
 
小山田 この取り組みを通じてeスポーツの競技力向上だけでなく、eスポーツをより楽しんで、何よりも仲間との絆を深めていただくことを期待しています!

三浦学苑高等学校情報研究会の皆さん

―――ありがとうございました!
 
 
いかがでしたでしょうか?
これからも炭酸水を通じて毎日が豊かになるような研究に注目していただけるとうれしいです。
 
アサヒ飲料では「アサヒ炭酸ラボ」のほかに「シュワッと!モヤモヤ撲滅ラボ」というWEBサイトも運営しています。こちらでは炭酸水のチカラに関する噂をもとに、日常に潜むモヤモヤの実態と噂の検証内容を紹介しています。最新コンテンツとして敬老の日編も公開したばかりです。

そちらもぜひチェックしてみてください!

 
YouTubeでも動画を公開いたします。ぜひご覧ください!
※YouTubeは9月15日10:00に公開予定です


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