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スピーキング力を伸ばしたいのにスピーキングに特化した勉強が少ない矛盾

体験英語コーチングを受講される方の中には、「スピーキング力を伸ばしたい」という方も多く来られます。
最近は特にそういう方が多かったかもしれません。

さて、そのようにスピーキング力を伸ばしたいと思っている方で、実際にやっている学習内容をお聞きすると、意外にもスピーキング力向上に繋がるような学習内容が入っていなかったりします。

よく言われるのが、「シャドーイングやってます」というもの。
シャドーイングがスピーキング力向上に効果がないとは言いませんが、もっとダイレクトにスピーキング力向上に効く学習項目はあると思います。

例えば、オンライン英会話や独り言、瞬間英作文、などです。
シャドーイングは極論マネしてるだけなので、別に自分の脳で考えながら話してるわけではないと思うんです。
だから、脳の使い方がそもそも違います。
スピーキング力向上には、自分の頭で考えて話す練習が、どこかの段階で必ず必要です。

その点についてご指摘すると、「確かにそうですね」とご理解頂けたりします。
人に言われると気づくけど、自分だと意外と盲点なのかもしれませんね。

ちなみに、瞬間英作文をお勧めした際によく聞かれるのが、「日本語→英語という風に日本語を入れて考えるのはいいんですか?」という質問。

この点に関しては、私は、日本語を高いレベルで既に習得している大人に関しては、日本語を入れて学んだ方が近道だと思います。
実際、瞬間英作文で話せるようになった人たちが世の中にたくさんいらっしゃることを見れば、火を見るよりも明らかです。

英語のままやってもいいですが、多分そちらの方が時間がかかります。
英語だけにするのは、日本語を間に入れての瞬間英作文のトレーニングがスムーズにできるようになった「後」でいいと思います。

自転車に乗る時も最初は補助付きで乗りますよね?
日本語を間に入れる練習を挟むのは、その補助輪のようなものだと思います。

何にせよ、私は「より速く成果が出る方法」という観点から全ての優先順位付けを行っているので、その私の見解としては、「初中級者は日本語を挟んでのトレーニングをしたほうが成長が速い」ということです。
※上級者はこの限りではありません。

「軸」を持っているとブレがなくなるので良いなと思います。

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