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精神訪問ナースの奮闘記〜「つながり」を大切にしたい〜

「つながり」って言葉はよく耳にしますよね。でも、それについて深く考えてみることはあまりないかもしれません。私も、これまであまり考えたことはありませんでした。「つながり」について、意識し始めたのは、今の職場に来てからだと思います。今回は、私が感じている「つながり」をテーマにまとめていきたいと思います。

つながりの向こう

まず、「つながり」って、対象があると思うんですね。例えば、「自分と誰か」みたいな。それって、人だけに限らず、物だったり、地域だったり、指定の場所だったり、いろいろです。これって、誰にでもあるものだと思うんです。でも、その「つながり」を自分でしっかり認識できているかってことが、とても重要なことだと思っています。

つながりの根っこ

「つながり」ってどういったものなのかってことを、自分なりに考えてみることも大事です。きっと、人によって捉え方の違いはあると思います。でも、その根っこの部分は一緒だと思います。それは、「一人ではない」ということです。「何かとつながっている」という感覚は、「自分は一人ではない」ことを認識させてくれます。そこが、とても大事なことです。

仕事でのつながり

私は、仕事としても利用者の方との「つながり」を大事にしています。精神疾患を抱え、今の社会のなかで、生きにくさを感じている人たち。私は、支援者として、ひとりの人間として、そうした人の「つながり」で在りたいと思うのです。利用者とつながり続けること。そのプロセスのなかで、回復という現象が起きると感じています。

つながりのこれから

今あるつながりを認識すること。これからのつながりをつくること。そして、それを維持していくこと。それが、私が今後の人生の中で大切にしていきたいと思っていることです。

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