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【本から学ぶ】心の境界線と自分軸【3-4】

以前の記事で心の境界線を作る大切さを学びました。

HSPの人は心の境界線が薄かったり、境界線がない人が多いそうです。私も昔から自分は豆腐メンタルだと思っていて、人から心ない言葉を言われると、豆腐を拳でグチャッと押しつぶされたような気持ちになっていました。心を護る防具である境界線がないんだと思います。

その心の境界線を作り、適切に自己を保つ方法として以下の4つが上げられています。

①自分を見えないバリアーで包み込む
②自分や相手を意識しない(無視する)
③自分の中にぶれない軸を作る
④自分で決めて自分で生きる

長沼睦雄『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』,永岡書店,2019,P158-159

①自分を見えないバリアーで包み込む

自分のまわりに心地よいエネルギーをイメージし、全身を包み込む。ゲームの世界でいう防御魔法を自分にかけるイメージでしょうか。これは何度か練習するとよいそうなのでやってみます。

②自分が相手を意識しない(無視する)

共感も反応も持たずに虚心でいること。虚心とは「なんのこだわりももたずに、素直であること(デジタル大辞泉より)」という意味なので、マインドフルネスやヨガニドラーでいう心を平らにするとかニュートラルにするという感覚でしょうか。マインドフルネスに取り組むようになって少しはニュートラルな心になってきたと思いますが、まだまだです。

③自分の中にぶれない軸を作る

メンタルヘルスの記事や本を読むと良く出てくる「自分軸」。自分に足りないものだとは分かっているのですが、作り方が分からなくていつも悩みます。本では「本当に自分がやりたいことなのか」を自問自答しながら自分の思い込みや他人からの刷り込みの束縛から解放する、と書いてありました。自分のやりたいことばかり優先していくのが良いことなのだろうか、と思いましたがそれこそ自分の思い込みだと気付きました。

④自分で決めて自分で生きる

「もうどうにでもなれ」と悩むことをやめると自分の本音が自然と出てくるそうです。現在が精神的に疲れ、仕事を辞め、将来のことが不確定で、自分の中で人生の底辺で「もうどうにでもなれ」状態なのですが、確かに無理して仕事をしていた時よりは自分はこんなことをしてみたいという気持ちが浮かんでくるようになったと思います。周りの人(特に親)から「こうすべき」という意見はたくさん飛んでくるのですが、自分の人生なので親に迷惑をかけない範囲で(少しくらい迷惑かけてもいいのかも)好きなことをやっていこうと思います。

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