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【本から学ぶ】自己肯定感を持つために本当に必要な物【21-8】

自己肯定感とは、「何もなくとも、自分は自分であって大丈夫」という感覚のことです。

鈴木祐介『我慢をして生きるほど人生は長くない』,株式会社アスコム,2021,P197

今まで何度も対峙してきた自己肯定感の問題。
某ディズニー映画でも「ありの~ままの~」という歌が挿入歌として使われ、流行するほど、世の中でも注目され、関心の高いものです。

私は自己肯定感が低めです。今の自分には満足しておらず、常に「変わらなきゃ」と思っています。この【本から学ぶ】で自己肯定感のことを学んで、自己肯定感を上げる努力をしてきましたが、あんまり上がった実感はありません。

本書では、自己肯定感と混同されやすい「自己評価」との違いに触れ、自己肯定感を高めるために必要なものが述べられています。

自己評価とは、自分のことを外部の指標(ものさし)をもとにジャッジすることです。他人軸で自分のことを評価するので、子供の頃に厳しい評価の中で育てられた人は自己評価も厳しい基準で評価する傾向にあり、自分を必要以上に低く評価し、卑下してしまいます。

そうすると、自己肯定感を持てなくなり、さらに他人の評価を重視するようになってしまいます。

自己評価をせず、ありのままの自分を認められるようにするにはこれが必要です。

それは、「自分を一方的にジャッジせず、自分の欠損や欠点を認めてくれる、信頼できる他人の存在」です。

人は自分一人の力ではなかなか自分を肯定することができませんし
、信頼できる他人との間で「NOを言っても大丈夫」という体験を積み重ねないと、なかなかNOを言う勇気をもつこともできません。

・一人でも二人でも、自分を欠点ごと受け入れてくれる、信頼できる他人がいること(他人への信頼)
・そのような人が存在する「世界そのもの」を信頼し、世界とのつながりを感じ、「世界は決して怖くない」「自分は世界とつながっており、一人ではない」と思えること(世界への信頼)
・そのような他人と世界の存在をよりどころにし「自分は自分であって大丈夫」という、自分自身への信頼感を抱くこと(自分への信頼)

その三つが、必要不可欠なのです。

鈴木祐介『我慢をして生きるほど人生は長くない』,株式会社アスコム,2021,P200-201

こういった役割を本来は家族や親が担うそうですが、中々できるものではありません。我が家も厳しめの親だったので、私にとって家族や親は全信頼をおける存在ではありません。(ある程度は信頼していますが・・・)

そうなると、自分で探すしかありません。

そのための方法は本の続きに書かれているそうなので、読み進めていこうと思います。

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