鯛の塩釜焼き(2024)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
記事を書いている最中に地震があってビックリ。
うちの方は少し揺れたくらいだったのだけど、
まさか、津波警報まで出るとは…
被害が出来るだけなく済むといいけれど…
さてさて、本日、「鯛の塩釜焼き」を作りました。
毎年、元旦の恒例料理となっております。
毎年、30日くらいに鯛を探しに
お店を何軒も回ってヘトヘトになっていたのだけど、
一昨年は、もう鯛すら買えなかった…
「もう市場がお休みだから、
ここにあるもの以外、もうないよ〜」と言われたっけ(^◇^;)
それに、年末は1匹1500円〜2500円の間で
売られていて価格がバーンと一気に跳ね上がる。
この時の鯛は、バカデカかったなー(^◇^;)
小ぶりな鯛がもう売ってなくてさ。
お値段もかなりしたっけ。
(ぜひ、悪戦苦闘した様子をご覧くださいませ。)
なので、今年は、前持って購入して、
数日間、冷凍しておくことにしました。
美味しさは、半減するのかもだけど、
材料が買えないんじゃ作れないもんね。
で、今回、黒鯛を518円で購入(≧∀≦)
お値段いつものおおよそ1/3!
その黒鯛がこちら。
大きさもいいかんじ!
鱗と内臓は取ってもらうことにしたので下処理等は不要。
ちょっと鱗がついていたので、
サッと洗って水分を拭きって、
ラップでしっかり包み、袋に入れて冷凍。
これを昨日、解凍しました。
黒鯛を解凍している間に塩釜用の塩を用意していきます。
塩、卵白、小麦粉を混ぜ合わせました。
いろいろなレシピを見ていたら
小麦粉を加えていないものがあったので
ちょっと今年は量を減らしてみました。
小麦粉を減らしたせいもあってか、
だいぶ緩い感じだったので塩を足しました。
さ、これで下拵え完了!
天板にこの塩を広げて水で戻しておいた昆布をのせます。
この上に黒鯛をのせ…
昆布をかけます。
そして、塩で黒鯛を包んでいきます。
よし!
なんとか黒鯛を塩で包めました。
爪楊枝で模様をつけ、これをオーブンへ。
焼き上がり!
だけど、口の方が焼きが足りなくて柔い。
ちょっと水分が溜まっていたのよね…
でも、黒鯛には火は通ってそうだから、
このまま盛り付けようかと思ったのですが、
口の方が崩れそうに…(^◇^;)
なので、ちょっと包丁で形を整えて、
再度、焼くことにしました。
焼き色がついている部分はアルミホイルを被せ、
再びオーブンへ。
焼き上がり!
だいぶ、口の方も硬く焼き上がりました。
だいぶ、焼きムラはあるけど、ま、仕方ない。
これを盛り付けていきます。
ここでアクシデントが!!!!
フライ返しで持ち上げてお皿に移動させようとしたら
ヒビが入ってしまった!!!
天板にのせたままにしようかとも思ったのですが、
かなり塩が散乱していて美しく盛り付けができなそう。
頭付近もヒビが入りそうな雰囲気…
うーん、どうしよう…
めちゃくちゃ大きいフライ返しがあったらいいのだけど、
うちにはない…
そこで、閃いた!
クリアファイルだ!
クリアファイルを鯛の下に滑り込ませ、
鯛を持ち上げる戦法を取りました。
よし!行けた!
あとは柚子を添えて完成!
可哀想だけど今年も割ってしまいます。
今年は、カチカチではなかったので、
そんなに力入れずに済みました。
じゃーん、鯛のお頭のお目見え。
さ、いただきます!
昆布も取り外して食べていきます。
うーん、美味しい!!!!
これと一緒に日本酒もいただきます!
最高(๑>◡<๑)
塩加減もちょうどいい!
いやあ、今年もハプニングがあったせいか、
それを乗り越えて食べる鯛は、
ほんと、美味しく感じるわ!
すごく盛り付けにまごついてしまったけど、
温かいうちに食べることがで、
よかったよかった!
お腹に昆布を入れるのは今回初。
今まで野菜くずを入れたりしてたのよね。
生姜とか入れたりした時もあったけど、
水分も出ないし、昆布、いいかも!
1回目に作った塩釜のレシピでずっと作ってたけど、
来年は、もうちょっと塩釜のレシピを調べて、
もっと作りやすいものにしようかな。
多分、もっと失敗しにくいものってあると思うのよね。
ま、また来年、作ろう!
塩釜焼きは、長崎県や愛媛県愛南町の郷土料理のようです。
もう何度も作っているし、カウントはしないけど、
一応、郷土料理のマガジンには追加しておこう。
それでは、今年、めでたいことがたくさんありますように…
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