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「ミクリ君、起業家の稼ぎ方を知ってるか?」知られざる起業家の世界を佐藤 怜さんに聞いてみた(ARUYO 会員紹介 No.2)

こんにちは! ARUYOコミュニティマネージャーのミクリです!

いきなりですが、「皆さん起業に興味はありますか?

僕は起業したいと考えている大学生なのですが、実際起業するとなると起業家の世界観やプロセスについては考えても出てきません!

そこで今回は僕の気になることも含めて生の起業家の方にお話を聞いてきました!

今回インタビューさせて貰った人

小田原社中 佐藤 怜(さとう りょう)さん

インタビューさせて頂いた小田原社中さんは佐藤さんと大学時代から歴史とボードゲームが好きで10年友達だった二宮さんと去年の6月に立ち上げた不動産会社向けのSaaSを開発しているスタートアップ企業です!



~起業の経緯とこれまでの人生~


ミクリ: 怜さん!いきなりですが、怜さんのこれまでを教えてほしいです!また、なぜ起業したのでしょうか?

怜さん: もともとは7年位、人材系の大手で営業をやってたんだよね。
結構成果は出してて早めに出世もしてたんだけど上から言われた事やってんの面白くないなって思ってた頃、2019年にM&Aで買収された子会社に出向する機会があって...

経営陣と近い距離で仕事してたんだけど、結論起業クソ面白そうだなって思った笑
「何をやるか」もその為に「誰とやるか」も「金をどう準備するか」も、それらを「どう動かすか」も全部自分で好きに考えて決められるって、超面白くない?って
変数が多い方が仕事って面白いと思うんだけど、これって俺が好きなボドゲと同じだなと思った…

ところでミクリ君!「起業家の稼ぎ方って知ってる?」
起業ってめっちゃ儲かるんだよ。キャピタルゲインていって…
資本金で100万で始めて自分たち株そのままで上場したら、事業内容にもよるけど今の相場50億以上にはなると思う。やばくね?

実際にその会社の経営陣たちは当時会社を億単位で売却していて、ひとりあたり数億円くらいゲッチュしてたんだよ!

「あっサラリーマンって面白くないし、儲かんないじゃん」と思った。

ってことでさ、そろそろサラリーマンやめね?(当時26歳)2年後に起業しようぜ、と二宮(友人、共同創業者)と約束をしたんだよ。

ミクリ: なるほど、考えさせられる内容ですね、、、いきなり内容が濃い!(笑) もっと聞かせてください!

食い入るように話を聴くミクリ




~欲しいものを手に入れる方法~


怜さん:今まで結構欲しいと思ったモノ、やりたいと思ったことは大抵うまくいった。
例えばうちはプロダクト責任者はTwitterで採用したんだけど、TwtterでDM送るとか誰でもできるじゃん。これって結局やるかやらないかでやろうと思えば誰でも出来んじゃない?

ミクリ:なるほど、それは怜さんだからこそできることなのか、ただみんなチャレンジしてないのかということでしょうか?

怜さん:「チャレンジだと思うよ」

アイデアとかは現代ではさほど価値が無くて、それを実行に移すかどうかだけだと思う。
SNSやWebが発達して大半のノウハウなんて誰でも簡単に調べられる世の中になったじゃん。例えばエンジニアをスタートアップが採用する方法って少し調べればSNSで採用できた!なんて話はよく転がってる。

誰でも出来んのよそれは。それをめんどくさいと思ってやらないのか、やるのかの違いだけで、本当にやりたかったら人ってやると思うのよ。

だから今やれてない人ってまあ出来たらいいなくらいの感じで本気でやりたいと思ってないからできてないだけで、当時俺はもう会社に退職意向も出してたし出資も決まっていたし。淡々とやるしかなかった。
つまりみんな本気になったらやるんじゃない?
そして大抵のことは出来ちゃうもんよ。

ミクリ:いやマジでチャレンジですね、意外とやろうと思えばできることって多いですよね。

チャレンジ繋がりで、今までで一番苦労したことはなんですか?
またどのようにそれを乗り越えたのでしょうか?

怜さん:起業してからさほど苦労したことは無くて、今からが忙しいと思う。人生のこれまででいうとエン・ジャパンに入社して1年目の時期だね。

ある時、超短期間で実績出さなきゃいけない時があって、それが当時の自分の実績の4倍くらいの数字だったんだよ

「やったことないし、どうやればいいかもわからないし、マジで無理でしょ」と思った(笑)

ただ、この時にマジで考えて
どうすれば達成できるかを必死に、必死に考えて行動したことで壁を超えて、この数字を達成できたんだよね。

難しいことを考えてその壁にどのように梯子を作っていくか、どのようにすれば上っていけるかを考え、超える。
俗に言う「ハードシングス」その経験があれば、やったことないことでも大抵は考えて梯子を作ってかけてえていけるようになる。それ以降大抵のことはできるようになって、仕事でつまずくこともなくなったかな。

その経験をどこで作るかは結構大事だったりするけどね、実際その前と後で人生だいぶ変わってるのよ、仕事においての人生は

中央左が怜さん、右が二宮さん
小田原社中の現在の拠点でもある旧松本剛吉別邸(小田原市南町)




~利益追求という合理とロマンという非合理~


ミクリ: 怜さんがビジネスをやる上でなにかミッションや軸のようなものはありますか?

怜さん: 今は特になくて、やりたいことをやってるわけではなく、自分達に「出来ること」「勝てる事」で事業をやっている。

今は俺と二宮が出来ること、経験があることが会社としては唯一のアセットなわけで、俺のできることと二宮ができることを掛け合わせて最もリターンが得られる市場はどこだって考えたら不動産DXだった。だから特にミッション感とかは特になくて、

めちゃくちゃ打算的にやってる。
ただ、打算的な方向性はミクリくんみたいな学生起業家には向かないかもしれん、やっぱりこれは社会人経験が俺等にはあるからかな、良し悪しなんだけどね。

ただそうでないところで俺達には志があって...

オレも福島出身だから地方創生に興味あるんだけど個人的見解で何故、地方は廃れるのか?と考えたときに、答えは産業がない事が原因だと思ってる。
人口流出が起きるのは 働きたい仕事が東京にある。つまり地方に魅力的な雇用を生み出す産業がないって事なんだよね。

福島はどうやったら盛り上がりますか?って聞かれたら
サイバーエージェントとリクルートとDeNAが福島にあったら多分解決しますって思ってる笑

スタートアップって大体東京と大阪にあるけど、今の時代リモートが普及してるから都心じゃなくても何も問題もないと思ってる。
今回はオレも二宮も歴史が好きで古民家で仕事したかったから日本でも有数の侘び寂びシティである小田原で起業しようって決めた。

小田原にはHameeさんだけじゃないかと、株式上場までいった小田原発のベンチャー企業って。

改めてリモートワークの世界線で地方が生き残るための1つの手段として地方発スタートアップを生み出す必要があると思う。

そんな中で地方からイケてるスタートアップが生み出せるという事を自分たちが当事者として証明したいと思ってる。以上!

めちゃくちゃ勉強になる内容を教えてもらいつつも笑顔があふれるインタビューシーン




おわりに


ミクリ: いやぁ〜ビジネス作るって面白い!

怜さんの論理的なビジネスの作り方はもちろん滅茶滅茶参考になりましたし、その中でも「地方からスタートアップで成功する」ということを軸に自身でそれを証明するという志をもって事業をやられている怜さん、超カッコよかった。

俺も必ず起業してビッグな漢になります! 



最後まで読んでいただきありがとうございました!
紙面の都合上、まだまだインタレスティングな内容が山ほどあるので、気になる方は是非一度ARUYOに足を運んでみて下さい!

次回のnoteの更新は3/6(月) ARUYO会員さんインタビューの第3弾、新スタッフのももが「書道家でデザイナー!アクティブなママの長久保靖子さん」にインタビューしました!
乞うご期待ください!


インタビューさせて貰った小田原社中さんのHPはこちら!

インタビューさせて貰った 佐藤 怜(さとう りょう)さんのTwitterはこちら!

今回インタビューした人 ミクリの詳細はこちら!



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