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教員採用試験集団面接①

 教員採用試験集団面接(集団討論)の対策です。

 各自治体によって集団面接(集団討論)の対策は変わってくると思いますが、様々なお題に対して、自分なりの全体像を持っていると、「今ここで○○のことを△△とつなげて発言しよう」などと戦略的に発言することができます。

 こういった全体像を教採対策の勉強の中で自分なりに描けるようになると集団面接(集団討論)では際立って見え、評価は高くなります。


1.テーマ

教師に求められる資質能力とは何か?

 教採の面接では鉄板です。まずはこのことをきちんと答えられたりしないと教員について何も考えていないの?とも思われてしまうので、各自治体で求められる資質能力の参考にしながら自分なりに構造化してみましょう!

 文章だけだと書いて終わりです。構造化することで本当に必要な知識だけが定着すると思うので参考にしてください。

2.全体像

 大きく分けると2つです。それぞれ別々にまとめた方が分かりやすいので2つ紹介します。


まず1つ目は大前提の話。

教師にとって変わらないものと変わる資質能力

 

 2つ目は具体的な話。

教師として必要な資質能力

3.解説

 まず、大前提の話について。

 教員として絶対に求められる資質能力には、変わるものと変わらないものがあるということです。内容に関しては構造図を見ていただければわかると思います。

 変わらないものはいつも持っていないといけないとされているのでこれは教員としてもそうですし、面接の中の言動や、思考するなかの基本中の基本にしておかないといけないということです。ここがぶれているようだと確実に落ちます。逆に、この基本に沿っているような発言であれば受け入れられやすいということです。

 変わるものは時代の変化に対応していく力が求められている背景があるからですね。ただ、教育界は時代の流れの2.3歩後を歩いているので時代の流れを取り入れたり学んだりするのは容易ですので、少しは学んでおくといいかとおもいます。


 次に具体的な内容は地方自治体によって少し変わってきますが、おおよそこんな感じだと思います。この4つは確実に必要なものです。また、必要だからこそこの内容について理解し、自分なりの言葉で説明できるようにしておくといいとおもいます。全体像を把握しておくことで集団の中でどのように話を進めていくといいか、方向性をどうするか、さいごのまとめはどうするかなど集団討論のゴールに向かってどのように舵を取るかきめることができます。そのことはまさに授業での教師の立ち振る舞いであり、いかに生徒の意見をつなげ導いていき、あたかも生徒だけで議論がなされ結論をまとめたと感じさせるような仕掛けとなります。

 そんな立ち振る舞いができれば、だれでもキーパーソンがあなたであることはわかります。自然にそれができるように構造的に物事を見ていき、把握しておくといいと思います。


 質問やこんなこと聞いてみたいなどあれば、是非コメントなどに書き込んでください!

少しでも参考になればと思います。ありがとうございました。




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