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【朗報】午後4時半下校で教員の負担削減へ

本日2022年2月2日にこんな記事が出ました。

岐阜県の下呂市で午後4時半には生徒を必ず下校させるようにして,教師の負担を減らそうとする働きです。

この働き方に関しては,「やっとまともに動いてくれる市町村がでてきてくれたんだな」と感心すると共に,「部活動はやる気でいるんだ…」など変わってこない部分もはっきりとした印象でした。

しかし,忘れてはいけないのは,4時半まで生徒がいることによって,その後に教材研究や校務分掌等の仕事がやってくるということです。
下呂市の勤務時間の始まりはわかりませんが,おおよそ8時10分だと仮定すると,16時40分が定時です。つまり,定時に仕事を終えようとするならば,10分で全ての仕事を終えなければなりません。現実的に不可能でしょう。

時間外勤務の短縮のために,奮闘していることは明確になりましたが,まだまだ教員を取り巻く環境は改善していかなければならないことが多すぎる印象でした。教員の不足に関して新聞の一面に載るほど。たしかに,こんな教員にも給料払うのか…と思うような人もいますが,やっぱり給料に見合った仕事量にするか,仕事量に見合った給料にしていくことが魅力を上げるポイントの一つなのではないかと常に思ってしまいます(安直なのは重々承知です)。

わたしの勤務している市町村ではこの報道を受け,どのような対応になっていくのか見ものです。

では!


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