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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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#学校

教員の仕事を効率よくこなす方法

できることは児童生徒に任せる先生が全てやってあげようとするから時間はどんどんとなくなっていきます。任せられることは、多少クオリティが下がってでも児童生徒に任せることで、先生自身の仕事の量を減らすことができ、さらに児童生徒の頑張りに気がつき、価値を広めていくことができるなどたくさんのメリットがあります。具体的にわたしが任せたことは、 学級目標のポスター作成 班ポスターの作成 座席表 予定の管理(急な変更はこの係に伝達) 給食のおかわりなど 宿題点検 プリント(さほ

私が変える教育現場の3つのこと

ずっと教育系の記事を書く気にならず、だらだらと過ごしてきた夏休みですが、なんとなくスイッチが入り始めました😳 そんなだらだら時間のおかげで、 改めて自分の興味のあることがはっきりとしてきたのでまとめてみます。 私は、教育に興味があります。 子どもの成長を見守ることが面白い。 先生という存在にすごく興味がある。 学校という場所に可能性を感じている。 だからこそ、 教育に関わるなかで、私の人生を通じて3つのことを変えたいと思います。 1.どなる教育 2.決めつける教育 3

おうち教育の第一優先は、教育ではない

おうち教育サポーター→優しい成長サポーター 一か月前までおうち教育サポーターという名前で活動していた、にとうと申します。 私は、小学生のお子さんをもつ親御さんに私の知識や経験が役立てたらという思いからこのnoteを始めました。今月末で一年になります。いつもありがとうございます。 始めた当初は現役の小学校教員でしたが、今は、校内の居場所づくり事業の支援員として活動しています。そのため、日々「不登校」「居場所」をキーワードとして勉強を重ねています。 そこで、どんな本でもき

自主研という名ばかりの不必要な講義

学校には“自主研”という名の研修があります。 自主研は『自主的な研修』です。必ず受けなければならない研修ではなく、その学校の実態に即して行われる研修ということです。 学校の先生、特に公立の学校の先生は法律で『研究と修養をおさめること』とされているので、1年間の中で多くの研修が準備されています。 わたし自身も研修で多くのことを学びました。実際に現場を離れてみるからこそ、見えてくる課題や、自分が行っている実践が周りからはどのようにみられるのかを知ることができる機会だからこそ、研

あなたはどんな教員ですか?

「あなたはどんな教員ですか?」という質問をされたときに、どのように返答をしますか? ・子どもに一生懸命関わる教員です ・学級経営に全力を注いでいる教員です ・部活と授業との両立に困っている教員です ・時間外勤務時間が長くなってしまっている教員です このように「あなたはどんな教員ですか?」という質問をしたとき、教員によって答える内容は異なることでしょう。 つまり、教員だって‘’いろいろな考えを持った人がいる‘’ということ、そして‘’それぞれに悩みを抱えていること‘’という

学校に残りたがる教員と早く帰りたがる教員

複数の学校で勤務すると,大体その地域の学校の特性のようなものがわかってきます。 例えば,慣習としてなかなか止めることができない活動があることや,無駄に体裁を整えようとするなど,地域によって良くも悪くも特性があります。 そして,今の勤務地域の学校で驚きなのが『学校に残りたがる教員』が一定数いるということです。 わたしも含め,『早く帰りたがる教員』はなんとなくわかります。しかし,なぜ学校に残りたがるのか疑問に思います。 とくに初任者の指導担当がこの『学校に残りたがる教員』だと大

初任者は授業数を半分にすべき

わたしが初任者の時には担任ではありませんでした。 さらに,教科担任は横持ちであったため,同じ授業内容を繰り返すことができたので,自分の中でだんたんと発問の仕方などを試したり,変更したりすることができました。 しかし,特に小学校で担任を持っている教員は,週あたりの時数は28〜30時間であることが多いなど、毎日の授業をこなすだけで非常に大変です。企業で言えば、いきなり入社してすぐ、「自社の製品の営業に行ってこい!」と放り出されるようなものです。できなくて当然なのに、できないと責

目的と手段について

以前このような記事を書きました。 教育の中で目的と手段が混在しているということです。 改めて自分の学校での活動を振り返ってみると,「確かに混在しているな」と感じることや,「手段が目的の位置に来ている指導だな」と感じることもあります。 しかし,それ以上に面白いと感じたのは,目的と手段は混在する瞬間があるということです。それは,児童生徒が成長している瞬間です。 この画像をみると,目的と手段がどんどん変わっていく瞬間があることがわかると思います。 したがって,我々教員は,目

自分の机の上はきれいですか

こんにちは。すけです。 突然ですが、自分の机はきれいですか??  画像:みんちりえ( https://min-chi.material.jp/ )さん この画像のように落ち着いた環境で仕事をすることで生産性をあげることができます。 逆に落ち着かない環境だと注意力が散漫になり、どのタスクも中途半端になってしまいがちです。(自分がその1人です…) だからこそ私は机の上は整理整頓を心がけています。 とにかく”作業しやすい環境に”をコンセプトにこのように変えました。 今

校務分掌の”公平さ”ってなんだろう

学校にはたくさんの役割があります。 例えば、生徒会担当や進路指導担当、校務主任、学年主任、生徒指導担当、学習指導担当・・・など多岐にわたります。 これらを学校に勤務する職員で分担を行い、校務をはたしています。(会社なども同じだと思います…) 公務員ですので、給料は年功序列で同期であればほとんど給料に差がでないです。 このことからも分担される校務分掌は均等であるべきだと思います。 分掌の種類で給料が変動するなら均等でなくても構いませんが。 しかし、現実には、できる人

理不尽な学校

教員として理不尽だと思うところ ・時間外勤務が当たり前 時間外勤務は残業ではありません。  あくまで自主的に残り、自主的に勤務しているとみなされているのです。  それが生徒指導であろうが、保護者対応であろうが。  10月1日にその判決が下る。  今の”当たり前”からの脱却を期待している。 ・保護者に必要以上に責められる 「指導が行き届いていない」と簡単に言う。  そりゃ40人も相手にしていたら単純に1/40の指導。  クレームをつけてくる人は完璧を求めるが、そ

生徒指導について

最近の生徒指導案件は、学校での出来事でないことが増えてきたと自分の体験から感じている。 いわゆる教育難関校に勤務しているが、数年前までは学校の中で蹴ったり叩いたり暴言を吐いたりなどのことが多々あり、その度に生徒指導を行なってきた。 もちろん予防的な生徒指導も欠かさずにしていたが、家庭環境など子供自身が不安定なことが多く、どうしても絶えなかった。 しかし、最近になって規則をきちんと伝えたり、なぜそのルールが学校にあるのかを丁寧に確認していったところ、大きくその数は減少した

初任者はできるだけできないふりをしたほうがいい

 初任者の人は、学校での勤務が始まり4ヶ月が過ぎようとしています。  いきなり児童・生徒の中に放り出され毎日を忙しなく過ごしてきたことと思います。  もうすぐ夏休みです。もう一踏ん張り頑張りましょう。  さて、学校現場で働いていると ”一生懸命頑張っても、なんとなくやっても同じ” と感じてしまう瞬間はないですか?  自分は給料明細や昇給の時などに特に感じてしまいます。  ”長く勤めたものがえらい” という、いわゆる ”年功序列” が色濃く残っている公務員であるので仕

教師こそ時間の使い方を大切にしたい

 教師は時間に対して非常にルーズです。  勤務時間外に労働することは当たり前だと考えている教員は何人もいます。  Twitterなどでも勤務時間を超えるような労働を強いられているということを見ます。  働き方自体も、そもそも給食時間が休憩時間になっていたり、勤務時間よりも早く児童生徒が登校してきたりと……  また、教員が行うアンケートなどをきちんと提出期限までに出せる人は多く見積もって7割といった印象です。  そんな時間に対してルーズな教員集団だからこそ、自分は時間