2021年4月に読んだ本
noteを始める前から「読書メーター」というアプリで読んだ本の感想を書いていました。せっかくなので今まで読んできた本の感想をnoteにもまとめていこうと思います。
私のマイページです。もしよろしければ、お気に入り登録していただけると嬉しいです。
今回は4月に読んだ本です。
まとめるにあたって自分の感想を再度読み直しました。そのまま載せたものもあれば、書き足りないと思っていた文の追加や修正したものもあります。ネタバレする可能性がある本に関しては目次・見出しにその旨を記載してますので、未読の場合はご注意ください。
まなの本棚 芦田愛菜
この本を読んだ事がきっかけとなり、活字の本を少しずつ読むようになりました。これからいつまで続くかわかりませんが、また読書メーターに読んだ本を登録していこうと思います。
と、4月に読書メーターで書いて、9月現在まで途切れる事無く活字の本を読み続けられています。最初は三日坊主になるかと思っていたのですが、ここまで続けられたのは自分でもちょっと意外です。
あの芦田愛菜ちゃんが、成長して文学少女になっているなんてこの本を手にするまで知りませんでした。
それに比べて私は…という自虐的な動機からのスタートではありますが、これからも色々なジャンルの本を読んでいけたらいいなと思っています。
夜行観覧車 湊かなえ
この本は読書を始めるようになるずっと前にテレビドラマを観たのがきっかけで購入していました。ドラマの最終回を見逃したことで結末が気になっていたのですが、購入したきり積みっぱなしになっていたものです。
湊かなえ先生の作品は今作が初めてでした。イヤミスと呼ばれているのも、読み終わった後で知りました。最初は某登場人物にイライラしながら読んでいたのですが、中盤以降からは読むのをやめられなくなってしまい、一気に最後まで読みました。
ただ、私が知りたかった謎が最後まで謎のままだったので、読後感はなんともスッキリしない感じになってしまいました。まだ自分に「本を読む力」が備わっていないのだと思います。なので、これからもっと沢山の本を読み漁って、またいつかここに戻ってきて、改めて感想を書けたらなと思います。
江戸川乱歩傑作選 江戸川乱歩
私は、今の今まで江戸川乱歩作品を一つも読んだ事がありませんでした。学校の図書館で、ちょっとホラーだけどどことなくシュールさを感じる少年探偵団シリーズ(ポプラ社)の表紙絵だけを見て満足してる学生でした。
まだ読みなれていないというのもあったので、まずは短編集から読んでみようと思い、この本を手にしました。
読んでてわくわくしたのは「D坂の殺人事件」と「二銭銅貨」で、読んでてドキドキしたのは「心理試験」そして、読んでてゾワゾワしたのが「人間椅子」です。
【ちょいネタバレ注意】スクランブル 若竹七海
読者には冒頭の結婚式披露宴の時点で犯人の居場所を教えてくれるのですが、そこから過去に遡ったり現在に戻ってきたりして、最終的に犯人にたどり着く。という流れになっています。ミスリードに引っかからなければ、犯人の特定はしやすいかと思われます。私は引っかかりました。
話が進むにつれて犯人の候補が絞られていくので、読んでいて面白かったです。読後にふと思ったのは、真犯人が警察に容疑者として疑われる事はなかったのか、疑われたとして容疑者から外された理由はなんだったのか...が、ちょっと気になりました。
幻の未発売ゲームを追え!
インタビュー記事はとても興味深く読めました。最初のメタルマックスやゲッP-XXは面白かったのですけど、最後のインタビューの方は個人的にちょっと香ばしさを感じてしまい読後は何とも後味の悪いものとなってしまいました。
ゲッP-Xは発売当初かなり気になってましたが、結局買わなかったので今回の続編の話を読んでまた気になり始めました。機会があれば入手してプレイしたいと思います。
ランチタイム・ブルー 永井するみ
どのお話もあっさりと結末を迎えるので読みやすかったです。ストーカーの話は主人公の恐怖がこちらにも伝わってきて鳥肌が立ちました。この本は推理しながら読むのではなくて、主人公に感情移入しながら読むのが正解なのかなぁと思いました。
この頃の私は「ミステリ=読者も推理しながら読む」という先入観を持っていたので、変な読み方になってしまったのだと思います。
全8編の中では「ハーネス」が一番好きです。
ミステリー通り商店街 室積光
初めて読む作家さん。都立水商は漫画で存在は知ってましたが、読んだ事はないです。ミステリーを読むつもりで物語に入ったので、序盤のやり取りを真面目に受け取ってしまって、主人公を含む登場人物達に良い印象を持つことが出来ず、脱落しかけました。
しかし終盤に入って犯人を追い詰めていく展開からは頭を切り替えることができたのか、すんなり読めました。一人は最後まで印象悪いままでしたけど。他の作品の方が評判良いようなので、機会があれば他の作品を読んでみたいと思います。
「ミステリーを読むつもりで」と書いてるのが今読むと恥ずかしいです。5ヵ月経って思い返してみると、私は「コメディを文章で読む」事に慣れていないだけなのだろうと思います。
この先にも出てきますが、コメディタッチの文章で構成されている作品に関してはあまり良い感想を書いていませんでした。笑いの感性は人それぞれなので、好き嫌いがどうしても出てきてしまいます。今後自分好みのコメディ作品と出会うまでは微妙な感想しか書けないかもです。
終わりに
以上、4月に読んだ本の感想でした。昔書いた自分の文章を再度読み直すと、読むのが恥ずかしくなってきますね。でも、恥ずかしいと思えるという事は、今の自分のレベルが少しは上がっているという事でもあるので、今後も書き続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参加している募集
konna tokoro made yonde kurete arigatou. demo tokuni nanimo omoshiroi koto kaite naiyo.