#5 歩く木物語 〜ARUKUKI創業〜
全5回にわたって、ARUKUKI誕生の物語をご紹介していく「歩く木物語」。今回は第5回「ARUKUKI創業」です。
前回までの記事はこちらです。
#5 歩く木物語 〜ARUKUKI創業〜
生きとし生けるもののの「本質的な成長と発達」とは何だろうか。
夫婦でこの問いに向き合っていく中で、トランジションが起こり、痛みの伴うプロセスを丁寧に歩んできた。
人間に限らず、生きているものは成長をする。その成長の中には「老い」も含まれる。
生まれてから死ぬまで、私たちはどのような旅路を経ていくのだろう。命の力に意識を向けてみると、そこには「うずき」がある。
私たちは周りの期待に応えようと、一生懸命に頑張り、何ものかになろうとすることもあるけれど、一方でもともと持っている命の力がある。
ARUKUKIが大切にしているのはこの世界観。
「私たちは有機体として自分にとって必要なことに気づき獲得していく力がある」
その歩みのスピードは、現代社会から見たらゆっくり過ぎるのかもしれない。
でも、そんなに急いで何をするの?
効率化して捻出した時間を使って、何をするの?
命の力に意識を向けて生きること、ゆっくり歩むことで見える景色もある。
まずは、自分の命を満たすこと。
自分と同じように、目の前の人の命も慈しむこと。
私たちは、命の本来性を大切にしながら、「全体性の回復」を提案している。びっくりするような体験、ゆっくり地道な実践、つながりの中での学びの深化を支援すべくARUKUKIは生まれた。
びっくり・ゆっくり・つながり
これからARUKUKIがどこに向かうのか楽しみだ。
(第6話につづく)
ちょこっと解説
人間の成長と発達は一朝一夕で起こるものではない。そのタイミングが来るべくして起こり、何年も時間をかけてシフトしていく。そんな中で、成長発達が停止することがある。そんな時、対人支援にまつわる様々な叡智が役に立つ。
インテグラル理論は成長の地図を示してくれる。
成人発達理論は自分の現在地と発達課題の可能性を示唆してくれる。
コーチングは気づきと行動のプロセスを育んでくれる。
ゲシュタルト療法は実存的な生き方を問うてくれる。
システム思考は視点取得とつながりの可能性の幅を広げてくれる。
ソマティックアプローチは心と体の繋がりを思い出させてくれる。
ユング心理学ではシャドウや夢をはじめとする無意識領域を豊かに探求できる。
などなど。
どのような学びも実践も最適なタイミングと取り組み方がある。ARUKUKIは支援者として、命の力が自然と発揮できるよう関わることにこだわりを持っている。
ここまで読んでくださりありがとうございました!次回をお楽しみに!
【さらに】 ARUKUKIの目指す世界
ARUKUKIでも大切にしていること。
行きたいところに、行きたいだけ。
「私たちは有機体として自分にとって必要なことに気づき獲得していく力がある」
こんな世界観を大切に私たちは、人や組織がその命の旅を歩む支援をしています。
まずは、自分の命を満たすこと。
自分と同じように、目の前の人の命も慈しむこと。
私たちは、命の本来性を大切にしながら、「全体性の回復」を提案していきます。
私たちは「らしさ」を大切にしています。何者かになるのではなく、自分本来の在り方で生きる。
「知情意」というのは哲学者カントが唱えた言葉です。人生を「知情意」という視点で捉えてみましょう。この3つがバランスよく発揮された時、人は本質的に「自分らしく」生きていけるのではないでしょうか。
ARUKUKIはびっくり・つながり・ゆっくりを軸に活動しています。
さらに詳しい活動はウェブサイトをぜひご覧ください。
そして気になることがあれば、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。お問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
また、来年はゲシュタルト療法の連続講座もあります。
ご興味ある方は下記イベントページご覧ください。
改めて、ここまで読んでくださりありがとうございました。
沢山の方に届きますように。祈りを込めて。
2022.12.31. ARUKUKI株式会社 おくちゃん&こっちゃん
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