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bright young women, sick of summin’, ready …

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bright young women, sick of summin’, ready to stand

最近の記事

第三者の安寧

被害者・加害者・第三者 3つの立場について、触れたいことがそれぞれあるのだけれど 今回は第三者についての話。 真の第三者ってあるのか。 第三者ってどんな人だろう。 真の第三者はどこにあるんだろう。 例えばイジメの話。 イジメが起きているクラスがあるとする。 でも、別にイジメてもハブってもない人がクラスに半数いる場合。 先ず、イジメてる人とイジメられてる人は、勿論当事者。第三者ではない。 他のクラスメートは、第三者か。確かにイジメは何もしていないけれど、直接見て知ってて

    • フェミニストからフェミニストへのラブレター

      我々は本当にあのAIの女キャラについて何か言わなきゃいけないのか フェミニズムに言及することを想定したアカウントでも、全ての明らかなミソジニーと闘うってのは余りにも疲れる。それを自らへのある種の責任として課したとしてもだ。 例えばちょっと前に 宇崎ちゃんのおっぱいがエロ漫画的コードを含有するから赤十字とコラボするのは不適格じゃん(要約)みたいな話になった時も 「女さん、ラノベの表紙とかには何も言わないくせにwwww一貫性ねえなあ」みたいなことは言われてしまうわけだ。

      • 雪の女王とありのままのフェミニズム

        ゆみちゃんが何度かアナ雪2の解釈にまつわるブログを書いていたので、触発されて私もアナ雪で書いてみようと思いました。 アナ雪2は観てないのでアナ雪1の話…もっと絞ってLet It Goの話にしておきます。 「アナと雪の女王」がなんとなく、『強い女』を描き出そうとしたなにやらフェミニズム的な作品である、というのは割と広く伝わっているんじゃないでしょうか。Let It Goに見るフェミニズムの話なんてどうだろう。 ところでフェミニズムといえば、最近こんなツイートがTLに流れて

        • 左利きあるあるとマイノリティイズム

          ◎何故我々はマイノリティの話をしなければならないのか「私は差別なんかしていないのだから、そんな辛い話もうしたくない」みたいな気分は常にあるんだろうな~と、例えば母親と喋っていて思います。 「いいじゃん、皆が好きに生きれば。なんでそんな差別とかマイノリティとか気にすんの?」って結構言われます。その「なんで」を駄弁ろうと思ってきました。ちょっと長めです。 人種、民族、階級、性別、性嗜好、身体的特徴やハンディキャップなど、マイノリティに該当する人間は沢山。 そんな中で、私は左

        第三者の安寧

          ポップカルチャーと真相の新装

          AI美空ひばりとその周辺に対してゴチャゴチャ言う企画第二弾です。 この話の結論:『真実はいつも一つじゃない』ということ。 なにはともあれAI美空ひばりを観て「違和感や罪悪感・背徳感に似た気持ちを生ずる」って人は、ツイッター見る限り私ひとりじゃない。その「なーんか違和感」をなんとか言葉にしてみようと試みました。そしたら「これってあの時の感覚と同じだなあ」って気付いた事案が2つあります。 1.『ボヘミアン・ラプソディ』のストーリーが嘘だらけなのに、映画が大ヒットしたのを見た

          ポップカルチャーと真相の新装

          芸術家の尊厳を悼んで

          取り敢えず美空ひばりについて書かなくちゃ。 心ばかりでも、あの人の尊厳を守らなくちゃと思って、矢も楯もたまらず拙い筆を執った次第だ。 でもそのために、先ずは紅白歌合戦に不本意に出場し、不本意に貶められた皆々様の、歌という芸術作品たちに、お悔やみを申し上げたいと思う。 昨晩人生で初めて紅白歌合戦を見て あまりに悲しくて顔を背けちゃった。 私は自分でも演劇をやったり絵を書いたり、こうやって文を書いたりするから あの手の尊厳の放棄は我がことのように心が痛いのかもしれない。

          芸術家の尊厳を悼んで

          Sleigh Bells Ring

          ー鈴の音が聞こえる?(聞こえたら笑えよ、おい笑えよ、ハッピーだろクリスマスなんだから)って話ー メリークリスマス!!!!!!!!今日はクリスマスに文句を言いに来ました。 クリスマスですね。 私は冬はすごく好きです。 クリスマスも結構好きです。 意味もなくハッピーになるし。 冷たい空気を吸うと意味もなく洗いざらしのような涼しい良い気分になるし。 イルミネーション綺麗だし、好きです。クリスマス。 好きだったんです。クリスマス。 この話の結論: 『〈理由なきハッピー〉が流行

          Sleigh Bells Ring

          断罪を断罪する断罪論

          -罰が無いとやめられない話-厚生労働省が児童虐待防止法の体罰の指針を改めてるっぽいですね!!! ふんわりまとめると「子供の身体に苦痛を与えちゃダメだよー」ってなったっぽい! よかった!!長いステップであるとは言え、良いことだと思います!!!! (まあその法案の実態と定義の何某で、憲法改正案の悪名高い<家族は離れちゃダメなんよ>の部分と呼応する気持ちがあったりしたらちょっと怖いなーとは思うのですが、私の浅知恵で捏ね回せる分はその辺までです。) 先に表明しておくと、私の立場とし

          断罪を断罪する断罪論