見出し画像

フランク・ステラの現代アート:芸術としての記号の効果を追う

フランク・ステラ(Frank Stella, 1936 - /US - 現代アート作家/絵画・彫刻-インスタレーション)
フランク・ステラは、戦後のアメリカの抽象絵画を代表する作家の1人と言われる。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像8

画像7

Frank Stella

1936年、ボストン郊外モールデン(マサチューセッツ州)に生まれる。
プリンストン大学(Princeton University)で美術史を学んだ後、23歳で、「ブラック・ペインティング」シリーズ等のミニマル・アート的な作品を制作している。
このブラック・ペインティング(23点)が、24歳の時に完成している。
1960年頃から、アルミニウムペイント(金属塗料)をストライプに活用するなどの、アルミニューム・シリーズ(12点)の制作をしている。
フランク・ステラにとって、このストライプは、芸術としての記号だった。
そこには、従来型の手法から、少し距離をおいた技法を使っている、それは、結果を出すというプロセスでしかすぎないと言う事だろう。
その極における、芸術としての記号の効果を追うことだったのだろうと感じる。
当初は、シンメトリカルな色面構成のいわゆるハードエッジ(Hard-edge painting /際立つ輪郭)、その後の1980年代以降には、破片のインスタレーションは著名だ。

当初は、ジャスパー・ジョーンズの影響も過大にあった筈だし、その後は、ソル・ルウィット(Sol LeWitt,1928- 2007/US)や、ルーシー・リパード(ルーシー・R・リパード/Lucy R. Lippard、1937- /US-芸術批評家、活動家)影響も大きだろう。

Amazon


フランク・ステラは、現在形の作家であり、国内のミュージアム(DIC川村記念美術館 | Kawamura Memorial DIC Museum of Art)等や、多くの画廊に取り扱われている。
情報のソースは、そのあたりからも探れるが・・・


参考コラム


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

オンライン展覧会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?