ジャスパー・ジョーンズの生き方
ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns, 1930- US)
(概要)
アメリカにおけるネオダダ(廃棄物や大衆的なイメージを使用したアート)、そして、ポップアートの代表的な作家(画家・版画家・彫刻家)の1人。
パーソンズ美術大学(NY)へ入学後、兵役につく。ロバート・ラウシェンバーグ、マース・カニンガム、ジョン・ケージなどからも影響を受け、現代美術シーンで活躍した。彼が、トランスジェンダーだった事は、ある意味、現代美術への機会であったといわれる。だが、それ以上に、ジョーンズの強い感性が、そのアートの方向性を明確にしたと私は感じる。
1958年、美術商に見出されて、早々に、MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも収蔵された。
ジョン・ケージ達と共に、現代パフォーマンス芸術財団(現代美術財団-NY)を創設した。
著名なところでは、ユナイテッドの国旗、ダーツの標的、抽象画などの油彩・版画のいわゆる平面作品が中心だったが、彫刻にもその範囲は及ぶ。
その人の生き方は、その作品が語っているという事だ。
(c)Jasper Johns
1964_JJasper Johns Visits Japan (c)Jasper Johns
ジャスパー・ジョーンズとその周辺の人々 (c)Jasper Johns
"Map" by Jasper Johns, 1961 | MoMA Education
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?