Emeka Ogbohの世界感
Emeka Ogbohの世界感
エメカ・オグボー(Emeka Ogboh,1977- /ナイジェリアのコンテンポラリー・アーティスト)
Emeka Ogboh
Emeka Ogbohは、サウンドやビデオなどのメディアを扱う。
そして、都市を国際的で移動性のあるグローバル化された空間として読み取り、それを理解するためのTOOLとして、例えば、食料品をも扱う・・・
そのエメカ・オグボーは、ラゴス( Lagos/ナイジェリアの首都)とベルリンに居住する。
エメカ・オグボーの作品はリスニングとヒアリングの幅広い概念を主な焦点として考えている。
繰り返すが、彼は主にサウンドとビデオを使って、都市を独特のキャラクターを持つ国際的な空間として理解するロジックを常に模索している・・
エメカ・オグボーのサウンドレコーディングは、彼が現在住んでいる都市、特にラゴスとナイジェリアの歴史と聴覚インフラストラクチャも考慮している。
詳細には・・
エメカ・オグボーは、サンプルとアレンジメントを進めることで、精神的および、地政学的な障壁と同じように芸術分野間(視覚・聴覚)の境界をより曖昧化にし、解釈によって絶えず混乱される。
歴史の交差に関して、召喚(呼び出す)されたさまざまな領域間の感覚的なハイパーリンクをベストに引き出だす表象だろう。
場所、登場人物、そのパノラマは遠い記憶の明確な姿のように浮かび上がり、作品の「中断された時間」は、現代の異常さと共存する・・
この部分(作品)の文字情報での解釈は難しいが、だから、作者もメディアを含めた作品での理解がダイレクトに感じるのかもしれない。
Emeka Ogboh – 'Lagos is a City That is Never Silent' | Tate
Emeka Ogboh | Song of the Union
アートワーク -Emeka Ogboh
これまでにヨーロッパやアメリカなどで、そのインスタレーション作品は展示され、多くの賞を得ている。
その一部を以下に羅列すると・・・
エメカ・オグボーは、イタリアのベニスで開催された第56回ビエンナーレ(2015年)
アテネとカッセルで開催されたドクメンタ14(2014年)
ドクメンタ14、アテネ音楽院でのエメカ・オグボーのインスタレーション
Sculpture Projects Munster(彫刻プロジェクトミュンスター/2017年)など、数多くの国際展示会に参加している。
2016年、ブレーメンで、Böttcher straße賞を受賞。
2018年、ヒューゴボス賞ファイナリスト
(Installation view of Emeka Ogboh :The Way Earthly Things Are Going (2017) at documenta 14, Athens Conservatoire.)
2019年、*Sharjah Biennial 14/シャルジャビエンナーレ賞) で、Otobong Nkanga & Emeka Ogbohと共に受賞。
(註)*Sharjah Biennale:アラブ首長国連邦のシャルジャ市で2年に1回開催される現代美術展
受賞作「Aging Ruins Dreaming Only to Recall the Hard Chisel from the Past. 2019」
by Emeka Ogboh & Otobong Nkanga
2019年、The Gathering Place:クリーブランド美術館(Cleveland Museum of Art/オハイオ州クリーブランド市)
エメカ・オグボーは、現代的なラゴス( Lagos/ナイジェリアの首都)のサウンドをフィーチャーしたDJセットを提供した。
「最初から、マルチチャンネルのインスタレーションを作成したかったので、合唱団のすべての歌手を別々に録音する必要がありました」とOgbohは述べている。イボの民謡は、希望、美、人間関係、勝利、逆境などの普遍的なテーマに取り組む。
by Emeka Ogboh
2021年、「マルセイユでは、ナイジェリアの芸術家エメカ・オグボーが大衆を食卓に連れて行く」- ル・モンド・アフリカ、2021年
次回以降に、「アートサウンド-Beyond The Yellow Haze:Emeka Ogboh」また、「Emeka OgbohとOtobong Nkangaのアート(サウンド・彫刻・インスタレーション)」に続きます。
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