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note+上映会 = ゆううつ⇨メラコリ

言葉で思考を探してみる -noteはじめました-

気だるい。鬱陶しい暑さと湿気に負けて全身がずしりと重い。
気だるさが憂鬱になり思考が停滞していく負のスパイラル。
このままじゃだめだ、と思う。せめて頭だけでも動かそう、
そうだ、昔使いこなせずやめてしまったnoteに記事をかいてみよう、
と、思いたった令和最初の日本の梅雨。

環境を探してみる -noteイベントいってきました-

noteのアカウントをつくりnote公式のイベントをザッピングしてみる。
”上映会”という文字が目に止まる。note本山での開催。家から20分。
翌日の開催。予定はあいている。作品もSNSで気になってたもの。
上映会好きとして運命を感じつつ、満席かもなとダメ元で申し込みしたら、1時間ほどで参加確定のメールが届く。

当日道に迷いつつ到着。外苑前ワタリウム美術館のすぐ近く。note本山のイベントスペースはギャラリーのようなスペース。ゆったりとした間隔で椅子がならべてある。参加者もおしゃれな感じがしてそわそわする。環境なのか作風なのか音響が控えめで、あらすじのアクションムービーの印象が、みるみるアートフィルムを観ている印象になる。ただ、アートフィルムならいつもふわふわとした眠気とともに夢うつつをさまようとこをだけど、この映画は、穏やかな日常のシーンさえも、ピーンとした緊張感がずっと続く

視点を変えて視る -映画『メランコリック』-

『メランコリック』はすでに前評判が良い作品。銭湯好きだし、実は顔みしりも参加してるらしい。でも今回は知り合いに誘われたという理由でなく、たまたま通りすがりのnote初心者という気持ちでみてみる。作品情報は、あまりくわしくみないでnote上映会の案内にあった登壇者のプロフィールだけみて質問を考えての試写会応募。メインスタッフ3名のプロフィールに共通して海外経験が明記してあるのが気になったけど、質問してみたら、あまりそこに対するアイデンティや化学反応みたいなのは案外自覚なくて、3人の好きな作品の趣向が似てたことが功をそうしたかも、ということだった。

(note上映会情報:https://note.mu/events/n/n8a76df6b8410)

作品のネタバレがないところで、感想をかく。(たぶん随時書き足します)

めがねくんかわいい!!秀才かつコミュ症ぎみ風の演技が、大学のときの哲学の先生を思い出した。(実は単著発表前の國分功一郎先生。有名になる前だったけど講義は誠実でときめきがあった。当時の記憶やその後の著作について書きたいことが出てきたので、それはまた別の機会に。)

日常との対比がいい!!すきな人たちと食事したり飲んだりするところが終始よかった。

後半のバディもの感がいい!きんぱつくんの素顔が明らかになってくうちに、印象がみるみるかわって、おふろふたりでぽちゃーんのシーンに、きんぱつくんも、くぁわいい。。とほわんする。

反社にまきこまれても、のほほんと日常をおくっていたらえらいことになった、という大筋が最近のワイドショーと重なった。メガネくんの順応力はつっこみどころありすぎだけど、そこが実はリアリティだったり?!(あのふたりでリメイクしたらえらいことになりそう)

言葉を変えてみる -『メランコリック』→#メラコリ-

主演でプロデューサーの皆川さんが、最後に冗談のような口ぶりで、あの作品にあやかって、メランコリックも、メラコリとか四文字で流行らせたいといっていた。PR戦略を考える主演ということ自体が同世代的

監督の田中さんは、アグレッシブに何かを表現していくというよりも、論理的につみあげて作品をつくりあげていくタイプなんだな、と、作品に関するQ&Aも含めてうならせられる。

出演でアクション指導の磯崎さんは、控えめなトーク。ユニークなアクションシーンは彼のキャラもあると思った。

配給アップリンク浅井さんのトークと進行も、せめてて面白くて印象的で、あとでいろいろ考えさせる。

note上映会について

ことばといえば、noteについて。記事をかくにあたって上映会について検索したらこちらの本山のリリースもみつけたのでメモ。https://www.pieceofcake.co.jp/n/n6a9672a2f898

#note上映会  で探すと、上映会1時間後にアップされた記事もあって素直に尊敬する。私は一週間くらいぼんやりと作品のことをぐるぐる考えながら、一週間後に下書きで見出しと書き出しだけつくって放置して、2週間後の映画公開日に無理やり公開してから、書き足したりしてるというのに。

自分の感情や出来事をなるべくソゴがないように、と考えて文章をつくっていると時間がかかる。これを続けられること、早く仕上げられることは職能になる。noteを運営しているピースオブケイクの “だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。“というミッションとそのサービスやホスピタリティは続けることの困難をしってこそしみる。ピースオブケイクということばやnoteということばは、18歳のときに作品タイトルに使用していたこともあり、わたしにとって大事なキーワードだったりして、その会社で、あのタイミングで、あの内容の映画をみて、会話をした、ということは自分にとって大切なできごとだったので、時間がかかっても記事を公開しなけば、という想いに至る。

結論:メラコリかわいい!メラコリかわいい!!!

うまく動けなくて憂鬱な日々を過ごしてる私にとって、思いがけず大事な作品になってしまった。やっとこさ記事を公開して、しれっと作品について思うところ書き足したり書き直したりしてますが、この記事でいちばんいいたかったことは、<メラコリかわいい!!!>。メガネくんときんぱつくん、ほんとかわいかった。ゆううつさえも可愛く愛にかえていく。そんな映画の魔法がありました。けつろんは、やっぱり映画が好きです。私もそんな魔法がつかえるように、メラコリ!と憂鬱を飛ばす呪文を唱えて、noteほうきにのって飛ぶ練習をやってみよう。

映画『メランコリック』https://www.uplink.co.jp/melancholic/

追伸:めがねくん(⇦主人公の和彦さんです)が、かわいかった!と、上映後に挨拶するときに連呼してたら並んで写真とってもらいました。にやけ具合が。。。ですが、みなおしてハッピーだったので表紙にしてみました。告白しておけば、いちばん好きなのは、めがねくんがめがね外してるシーン。

たくさんのひとにいろんなかたちでたすけられながら生きています。時間がかかるタイプの人間ですが、恩返しになるような作品を届けたいと思っています。いつもたくさんありがとうございます。