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今日の経済12月12日 日本は給料が安い国となった。

12月12日付日経新聞

 日本は既に安い国である、という認識を日本人は自覚する必要があります。かつての「出稼ぎ先」の日本の姿は一昔前なのです。

 2017年の報酬中央値が日本は約10万ドル(1090万円)で、これはシンガポールや北京よりも安く、タイも日本の7割まで迫っています。つまり、安くレベルの高い日本人の海外流出が止まらなくなりつつあるのです。

 シリコンバレーのあるサンフランシスコでは年収1400万円の4人家族を「低所得者層」に分類されています。対して日本の世帯年収の平均は約550万円。1000万円を超える世帯は全体の10%に過ぎないのです。

 雇用のあり方、給料体系の見直し、隣国との付き合い方を含めて、新たな発想の転換をする必要があるでしょう。



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