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長野行き②

 前回のつづきであります。

山賊焼き

 仮眠から醒めて8時ころ、みどり湖PAの食堂で朝食を。

 朝からパンチのある食事ではあったが、前の晩にメシを食っていなかったので、実質これが昨夜の夕飯であることを考えると、それほど無茶な所業ではないことがおわかりいただけることと思う。

 ツイートに「聞いたことはあった」とあるものの、果たしてどこで山賊焼きのことを耳にしたのか思い出せずにいたのだが、これを書くにあたってWikipediaで「山賊焼き」のことを調べたら、色々な謎が氷解した。

 これについてあまり細かく書いていると、またどこにも到着しないまま次回へつづくことになるので、読者のみなさまにおかれましては、ぜひWikipediaも併せて参照していただきたい。
 山賊焼きが”長野県だけではなく山口県にもある”とか、”松本市と塩尻市で山賊焼きがどちらのものかを張り合っていた”とか、なかなか興味深い内容が書かれています。

浅間温泉

 最初の目的地の浅間温泉までは、みどり湖PAから30分くらい。9時半頃到着。

 この「枇杷の湯」は過去にも何度か訪れたことがあり、特に学生時代の記憶と強く紐づいている場所。
 あれからずいぶん経ったが、周辺の趣も変わっておらず、車を降りたとたんに当時に引き戻されるようなそんな感覚もあり、なんともはや、朝っぱらからおセンチ全開であります。

 さて、9時オープンとのことなのでかなり空いているのでは?という名の下心もあったが、そこそこに先客がいらっした。
 どうやら互いに馴染みのようで、おそらくは地元の方々であろう。

 疲労が蓄積した身体に、朝風呂が染み渡る。
 浴場に差し込む朝の光に、温泉の湯気が透けていくあの光景って、本当に美しいよねぇ。
 ふだん湯船にあまり長くつかっていられないのだが、なんだかこの日は平気だった。不思議なものである。

 風呂から上がって、脱衣所にあった体重計に乗ってみた。
 「…なるほど」という数値だった。
 想定以上・恐怖未満といったところ。

蕎麦を求めて

 温泉の駐車場に戻ってきて、さてどうしよう。
 ここに来るのが主目的だったわけだから、ここから帰っても良し、たぶん帰宅がお昼過ぎ、そこから音楽制作に臨むのも一興なり…などと殊勝なことを考えもしたが、信州に来たのならさすがに蕎麦は食いたいよね。
 そんなわけで、とある筋から「美味い蕎麦がある」と噂に聞いていた道の駅を目指すことに。
 ナイツのラジオで、中野サンプラザが明日(7月2日)閉館するって話をしている。

 余談だが、「そば」をこういった文章に登場させるとき、その表記に結構悩んでしまう。
 あの食い物の風情が表われていると個人的に感じるのは平仮名で「そば」なんだけど、「平仮名でそばなんだけど」と書くと周辺の平仮名にカモフラージュされるかのように「そば」の存在が埋もれてしまう。
 かといって、いちいち「そば」とか”そば”とかで強調するほど意味深長なものでもないしねぇ。
 認識のしやすさでいったら漢字の「蕎麦」なんだけど、なんか改めて見ると「なんでこれで”そば”って読むんだ?」とフツーに思うし、どこか大仰な感じもするし。
 片仮名のソバも俺的には微妙に読みにくく、そして片仮名だと何故か「焼きそば」を連想してしまうんだよね。
 難しいよね。

 閑話休題。

 浅間温泉から下道で北上することおよそ1時間、「道の駅・信州新町(しんまち)」に到着。
 出発前に見たナビでは延々と続く山道に閉口したが、実際に走ってみると幅が広めの道がつづき、全然苦にならなかった。国道19号線。
 道すがら、ジンギスカンの看板が目に付く。このへんの名物なのかもしれん。ジンギスカンは、北海道だけじゃないんだね。

 しかし行き交う車も少なく、本当にこんなとこに道の駅があるのかな?と不安になったりもしたが、カーブの先に突如表われた道の駅の駐車場はほぼ満車状態。
 噂の蕎麦屋もすごい繁盛。天ざるをいただく。

 食後に売店で、ウチの土産に「雷鳥の里」を買う。
 これ本当に美味いんだよねぇ。


 さて、時刻は13時前。
 温泉と蕎麦を堪能したゆえ、このあと一旦は帰路へと舵を切ったわけですが、なんか当然のように途中で思い直し、ふたたび松本へと戻ることになるわけですが、その話はまた次回。

 それではさようなり。

次回へつづく

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