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人生のキーポイント パート①

人生のキーポイントと言われれば
皆さんは何を思い浮かべますか。
高校受験、大学受験、卒業式、高校最後の大会、
大学最後の大会、就活など、、、

何があった時に
「人生が変わった」
「この選択が正しかった」
と前向きなことを思い浮かべますか。

逆に
「あの時に戻りたい」
「あの時にああしてなければ」
といったように後悔する時を
思い浮かべますか。

私は、今思い返してみれば
「進学」のたびに
自分の人生が変わったのだと思います。

私は、地元の中学校ではなく
越境してある部活がある中学校に通った。
地元の中学校には、その部活がなかったからだ。
とはいえ、そんなに遠いわけでもない。
徒歩片道5分で通えるところを
徒歩片道30分の中学校に変えただけ。
でもこの選択が、正しいか正しくないかは
置いといて、明らかに人生を変えたことには
間違いない。
地元の友達とは離れ離れになり、通ったその中学校。
入学したのはいいが、友達がいない。
たまたま知り合いは2人ほどいたが、クラスは違う。
他の人はみんな地元の友達同士で話し合っていて
自分だけついていけない疎外感。
そんな経験をした。
今では、その中学校の友達とは、年に2回以上集まるほど
仲良しだが、当時はきつかった記憶がある。
それでも部活で選んだ中学選択に後悔はない。

次に高校選択である。
私の家庭は、裕福な家庭ではない。
姉が一人いて、公立の学校に通っていた。
私も小学生の時から公立の学校にしか
行かせられないと親に言われて育った。
親に迷惑をかけたくないからそのつもりでいた。
だが、中学3年生の頃、進路に迷った。
頭がすごい良い訳ではなかったが、
それなりに勉強もしたので、どこも行けない
わけではない。偏差値を下げて受験すれば
必ず受かるだろう公立学校もあった。
迷った原因は部活動だ。

中学校で毎日部活に打ちこんでいて
そこそこの実力をつけてしまったせいで
もっと上のレベルの環境で打ち込みたい
という欲が出てしまっていた。
高校の先生や高校生に勧誘されて
いい気にもなっていた。

やはり高校は、私立の方が強い。
行きたかった。
挑戦したかった。
でも、私の口から「私立に行きたい」
なんて言葉は親に言えなかった。
公立高校のそこそこ偏差値も高く
そこそこ、その部活も強い学校を
受験しようかなと思っていた。

それでいい。
そもそも親に行かしてもらう学校なんだから
我儘なんて言うな。
そう自分に言い聞かせた。

そんな気持ちを全て見透かされたのように
ある日、車の中で
母親から
「〜高校(某私立高校)に行きたいんでしょ?」
と聞かれた。
否定まではできなかった。
私は
「公立しか無理でしょ、お金かかるし」
的なことを言った気がする。
「でも行きたいんでしょ?」
と再度母から聞かれた。
「行きたいけど」と答えた。
母は「お父さんと相談してみる」と答えた。
その空間に姉もいて、後押ししたような
発言をしてくれたのも覚えている。
普段は、何も考えてない自由気ままな姉だが
こう言う時の発言で助けられたことは何度かある。
親の説得は姉の方が遥かに上手い。喋りも達者だ。

家に帰り両親での会議が終わった後
母親から呼ばれた。
「自分からお父さんに言いな」
と言われ、「私立に行きたい」ということを
恥ずかしがりながら言ったのを覚えている。

そんなこんなで私は、私立に単願受験で
合格したので行くことになった。
この選択をしていたか、していないかで
人生が大きく変わったのだろう。

p.s. 続きは、明日あげます。

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