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古事記から日本人のルーツを伝えるプロジェクト

一昨年からスタートしていたコミュニティーが、無事に一区切りついたので、解散することになりました。

コミュニティー名称は「WEBクリエイターズ」。

人それぞれの持つスキルを合わせて、何か新しいことに挑戦したい。そんな感じのスタートでした。そこで取り組んだことが「古事記をわかりやすく動画配信する」というプロジェクトです。

ひとつの仕事が終わりを告げました。コミュニティーに所属して良かったことを書こうと思います。

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丸く尖った仕事をしてみたい

このプロジェクトに参加した理由は、自分の好きなことから仕事を創るまでの流れを体験したいから。文章を書くことに携われれば、取り組むジャンルは特に気にしていませんでした。

タイトルの「丸く尖った」という表現は、前に紹介した著書「共感SNS」に登場する言葉です。社会と折り合いをつけながら、自分なりにインパクトのある仕事をするという意味だと捉えています。

実際にこのプロジェクトで大きな流れに乗ることができるか、尖った仕事で貢献できるかは不明でした。しかしながら、結果的に「文章を書くこと」を通してひとつの成功を作れたのは大きな経験となりました。

メンバーそれぞれが得意分野を持っていた。それらをリーダーが上手く合わせることで、ひとつの流れを作り上げたのだと思います。

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古事記について

なぜ古事記の話になったかと言うと、メンバーが日本古来の神様について詳しい人が多く(私はそんなに詳しくない)、写真にある本を持参した人がいたから。

古事記という存在は知っている人は多いですが、その中身まで知り尽くしている人はそうそういない。私もそのひとりです。

日本最古の書物『古事記』。世界のはじまりから神様の出現、皇位の継承まで、日本の成り立ちがドラマチックに描かれています。それぞれの印象的なエピソードには今日でも解明されていない「不思議」がたくさん潜んでいます。

言うなれば、日本(日本人)のルーツを知るために存在する本です。なお、古事記と日本書紀は内容こそ同じですが、古事記は国内向けに書かれているのに対して、日本書紀は国外向けに書かれています(日本書紀は外交的なアピールがひとつの目的でした)。

日本という国を創られた神様を知ることで、日本人が日本に対して誇りを持てるように、日本人であることに自信を持てるようになってほしい。そんな想いもあり、古事記をわかりやすく伝えるというプロジェクトがスタートしました。

そして、本の内容に則して動画制作を進めるというスタンスで、メンバーの意思はひとつになりました。

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私の役割について

WEBクリエイターズの中でも、全体的な流れを踏まえて文章を校正する人がおらず、自然と私がその役割に立候補しました。ちょうどブログも始めた頃でしたが、ブログ以外でも文章を書くことに特化したいという気持ちがあり、とても良いタイミングだったと思います。

他には動画編集や画像(漫画)を書く人など、役割を各人に分散しながら進めていた。うまくお互いに連携ができていて、順調にことは進みました。コロナによる緊急事態宣言もあり、半年近くブランクがありましたが、最後まで協力し合えたのが良かったと思います。

文章校正の他にも、声優にもチャレンジすることに。古事記の最初の方で登場する「イザナギ」の声を担当しました。

メンバーに声優を生業にする人がいて、その方からアドバイスを頂きながら声優の仕事を進めました。最初は恥ずかしさもあり、なかなか声が出せずでしたが、最終的には見事に収めることができました。

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おわりに

コミュニティーというのは未来永劫に存在し続けることは稀で、いつかは終わりがくるものだと思います。今回で言えば、動画配信が一区切りついたから。

もちろん、寂しさもゼロではないですが、これから新しいステージに進むための通過点だと思えば、次に向かってワクワクできます。

また私は新しいコミュニティーに所属することになりますが、そうやって自分の人生のページ数を増やしていければ良いと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

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