Art Managers Lab

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アートマネージャー・ラボは、アートマネージャーが中心となり、アート関係者の互助ネットワークを作るべく、活動している任意団体です。有志のメンバーがボランティアで活動しています。https://www.facebook.com/artmanagerslab

最近の記事

【ご報告】AFFに関する要望書を提出しました。

AFFに関する要望書提出のご報告アートマネージャー・ラボは、2022年2月28日(月)に、「ARTS for the future!(以下AFF)」に関する要望書を文化庁に提出しました。また、並行して、超党派で構成される文化芸術振興議員連盟に所属する国会議員の方々にも要望書を提出し、次年度も継続が決まっているAFFに関する改善要望をお伝えしています。また、文部科学省に対しても提出準備中です。 要望書の内容について要望書は以下のような内容で提出しました。 要望書に別紙として

    • ARTS for the future!に関する緊急アンケート【回答:2/10(木)まで】

      アートマネージャー・ラボは、昨年10月から12月にかけて3回にわたって、コロナ禍に文化庁が行った文化芸術関係者への支援制度について考えるオンライン講座を行ってきました。これまでにない支援の形が生まれているものの、制度設計の面にはさまざまな課題が見えてきていることから、私たちは現在、文化庁に向けて、支援制度の改善のための要望書を作成中です。 イベントのなかで、主催者・参加者のあいだで非常に話題になっていたのが、今年度の支援制度「ARTS for the future!(以下、

      • 【講座レポートUPのお知らせ】Art & Slope #01 まちをアーティストと耕すこと ー池上エリアリノベーションプロジェクトの事例からー

        Arts&Craftsとアートマネージャー・ラボの協働で立ち上げたプロジェクト「Art & Slope」の主催で、7月19日に行ったトークイベント「Art & Slope Talk #01 まちをアーティストと耕すこと ー池上エリアリノベーションプロジェクトの事例からー」のレポートが完成しました。 前後編に分けてお届けします。以下リンクからお読みください。 前編 https://note.com/artsandcrafts/n/n3c13a2827ea7 後編 http

        • 【講座レポート】公認心理師にきく、メンタルケアの「きほんのき」

          アートマネージャー・ラボでは、アーティストとリサーチャーによるコレクティブ「ひととひと」との共同企画で、アート業界のハラスメントについて考える企画を行っています。 2020年10月14日に開催したオンライントークイベント『弁護士と考えるアートとハラスメント:誰も苦しくない「アート業界」をつくるには?』続き、2021年に、公認心理師の齋藤梓さんをゲストにお招きし、『公認心理師にきく、メンタルケアの「きほんのき」』を開催しました。 齋藤 梓 目白大学心理学部心理カウンセリング学

        【ご報告】AFFに関する要望書を提出しました。

        • ARTS for the future!に関する緊急アンケート【回答:2/10(木)まで】

        • 【講座レポートUPのお知らせ】Art & Slope #01 まちをアーティストと耕すこと ー池上エリアリノベーションプロジェクトの事例からー

        • 【講座レポート】公認心理師にきく、メンタルケアの「きほんのき」

          【講座レポート】 アーティストから見た「アート×ビジネス」

           最近、あちこちでよく耳にするようになった「アート×ビジネス」という言葉。  アートの観点をビジネスに取り入れようと、多くの取り組みが行われているほか、書籍なども刊行されていますが、その多くはビジネス側からの発信で、アートの側からの発信はあまり見られません。  アートマネージャー・ラボが、2020年10月30日に行った「アーティストから見たアート×ビジネス」は、アーティストとして、企業の事業に関わるアーティスト、遠藤薫さんと野口竜平さんをゲストにお招きし、こうした潮流をア

          【講座レポート】 アーティストから見た「アート×ビジネス」

          展示を通じてアート業界の構造に問題提起する試み―「カナリアがさえずりを止めるとき」展レポート

          アート業界の問題に、アートを通じて応答する試みに注目が集まっています。 「カナリアがさえずりを止めるとき」展は、11月6日から15日まで広島市内の2会場で開催されました。広島市立大学芸術学部におけるハラスメント問題を受けて開かれた同展は、美術業界における男性優位の構造に疑問を投げかける展示となりました。 今年はこうした問題意識を背景にした展覧会が連続して企画開催されました。業界内のジェンダーバランスの不均衡についての問題意識が、あらためて広まりつつあることが感じられます。

          展示を通じてアート業界の構造に問題提起する試み―「カナリアがさえずりを止めるとき」展レポート

          「アートと契約」ここが問題!海外との比較から見えてくる日本の文化芸術業界の課題

          平常時にはその重要性に気づかない「契約」。しかし、今回のコロナ禍で、契約書の有無によって明暗が分かれた経験を持つ人は多いでしょう。実際、予定していたイベントが中止になり、報酬に関する取り決めがなされていなかったために、それまでの稼働分や経費に対しても報酬や制作費が支払われず揉めたとか、給付金や補助金等を申請するにあたって文化芸術事業を営んでいることを証明することができなくて困ったという話を聞きます。 アートマネージャー・ラボは、文化芸術業界では、他の分野と比べて「契約」の習

          「アートと契約」ここが問題!海外との比較から見えてくる日本の文化芸術業界の課題

          【参考リンク集】弁護士と考えるアートとハラスメント~誰も苦しくない「アート業界」をつくるために~

          ◆このリンク集について この参考リンク集は、アートマネージャー・ラボと「ひととひと」が主催するオンライントークイベント「弁護士と考えるアートとハラスメント~誰も苦しくない「アート業界」をつくるために~」(2020年10月14日開催)にあたって、情報収集したものです。ここに記載されているリンクは、基本的に本イベント主催者との関わりはありません。リンク先のサービスを利用される際は、ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。 ただし、冒頭にご案内している「Arts an

          【参考リンク集】弁護士と考えるアートとハラスメント~誰も苦しくない「アート業界」をつくるために~

          【講座レポート】 弁護士と考えるアートとハラスメント ~誰も苦しくない「アート業界」をつくるために~

          【はじめに】 このたび、note株式会社が運営するコンテンツ配信サイト「cakes」において、写真家の幡野広志氏が、自身の連載に寄せられたDV被害に悩む女性からの相談を「嘘」と決めつける記事を投稿、さらに糸井重里氏がTwitterに幡野氏の回答に同調する投稿を行い、批判が集まりました。(当該記事は10/19に削除。幡野氏、糸井氏およびnote株式会社は謝罪。幡野氏と相談者のその後のやり取りについて掲載した記事が10/26に更新。) 私たちアートマネージャー・ラボは、10月14

          【講座レポート】 弁護士と考えるアートとハラスメント ~誰も苦しくない「アート業界」をつくるために~

          地域とアートが相互に発展するために─【アートとフィールドワーク研究会#1 レポート】

          近年、アートプロジェクトや芸術祭が各地で盛んに開催されています。それに伴って、アーティストや芸術関係者が地域に入り込んで作品を制作したり、イベントを企画する機会も急増しました。 ところが、こんな声を耳にすることがありました。 「フィールドで作品を制作するためのリサーチをどのように進めていけばいいのか自信がない」 「地元の人たちとどんな関係性を構築していけばいいか、実はよくわからない」 地域の人たちが芸術に高い関心を持っているとも限らないのと同様に、アート関係者が地域と

          地域とアートが相互に発展するために─【アートとフィールドワーク研究会#1 レポート】

          ツラくないお金の回し方とは?アート業界で働く人のための会計講座【講座レポート】

          手弁当のプロジェクトも抱えていて、やればやるほど貧乏になる。 実現したいアイデアはあるけど、先立つものがなくて着手できない。 助成金の切れ目が活動の切れ目。 アートに関わる事業を行うなかで、そんな悩みにぶつかることはありませんか? こうした悩みを解決するための第一歩は、悩みの正体をきちんと理解することだと思います。 そこで、「アート業界で働く人のための会計講座ー事業継続のためのツラくないお金のまわし方を考えるー」と題して、表現と文化のためのバックオフィス・株式会社cou

          ツラくないお金の回し方とは?アート業界で働く人のための会計講座【講座レポート】