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【アトランタ旅】 お土産にポップチョコレートを

世界の猛者どもと激戦の末前歯を死守した私は、すぐ隣にある「ジョージア水族館Georgia Aquarium)」へ向かうことにした。


ジョージア水族館は2005年当時世界最大だった沖縄の美ら海水族館を抜いて、世界最大の水族館として開館した。現在は中国、シンガポールの各水族館に抜かれ世界で3番目に大きい水族館だという。
内陸のアトランタにありながらアメリカ最大の水族館とは、信じられない。

赤丸がアトランタ
海まで車で3-4時間はかかると思う
ようこそ!
絶妙に可愛くないペンギンさんのお出迎え
アメリカ最大の水族館、世界中の国から観光客が来る
エントランスにはくらげゾーン
クラゲ好きの私は永遠に見ていられる
いつか鶴岡の加茂水族館に行くぞ!
広いエントランスから各エリアに分かれる
イルカショーの時間が迫ると
ホールにいる人の数が激減

館内は平日にも関わらず多くの観光客で賑わっており、特に何組もの小学生が社会科見学に訪れていた。

珊瑚礁エリアでは「ニモー!」「ドリー!!」「ニモー!!!」「ドリー!!!!」と、通り過ぎる小学生の歓声が続く。
1クラスが通り過ぎると、また次のクラスも同じ繰り返し。
何年経ってもニモとドリーは世界中の子供達の心の中で泳いでいるのだなぁと改めて思う。

どこでみても、何度見ても可愛いニモ
美しいコーラルの世界にドリー発見!
小学生の「ドリー」の発音に学ぶ
ドリー、ドリー、ドリー…ブツブツ言う変なアジア人は私
水のトンネルを抜け
壁面いっぱいの大きな水槽は圧巻
水槽前の人たちの背中を眺めているのも楽しい
ジンベエザメがやってくると
水槽前の観客が沸き立つ
水槽前には緩やかな階段がシアターのようになっていて
のんびり過ごすことができる
6枚のパネルからなるという大きな水槽はニップラ in 高松
全く繋ぎ目を感じない、日本の技術力!!
人懐っこいイルカの姿に癒される
ショーよりもこちらでゆっくり見ている方が楽しい
キラキラしたものを手に持ったおじいさんが現れ
水槽前に掲げるとイルカが寄ってくる
おじいさんは常連客のようだ
子供が見上げている
大きなベルーガ
真っ白な体が自然光を受けて
キラキラ光姿が美しい
優雅に泳ぎつつ
愛敬ある行動に見学する子供たちも釘付け
お腹の辺りが太ももみたいに見える
実は着ぐるみなのではないか…
と、疑惑の目で観察
ものすごく近くでペンギン氏の横顔を拝見


今回の出張は会社の方2人も一緒だったので、お世話になったお礼をお土産コーナーで調達することにした。
一人は小学生のお子さんがいることから、息子さん用にジンベエザメのぬいぐるみをチョイス。ぬいぐるみが好きと聞いているので喜んでくれるはず。
もう一人の方はまだ若く独身者なので、水族館グッツをもらっても困るだろうと思い、ちょっとしたお菓子にすることにした。
とはいえ日本のようにちょうどいいお土産がない。
何も描かれていないどこでも買えるプレーンクッキーやチョコはあるものの、それもちょっと寂しい。
唯一水族館らしいペンギンのイラストが描かれた箱入りポップチョコがあったので、それにすることにした。


夕暮れ時、水族館方向から
コカコーラミュージアムを見る
ぼんやり浮かび上がって見えるのはコカコーラの瓶

夕刻、ミッションが終わった彼らと合流し夕食へ。
アメリカの南部料理といえばフライドチキンということで人気の店へ向かう。

映えないのはご愛嬌
カリッカリのフライドチキン
甘めのコールスローとチリビーンズ

夕食の場で、ちょうどお土産の話になったところで先ほど調達したお土産を手渡すことにした。ぬいぐるみは好感触。そしてもう一人にはペンギンチョコボールを。

「僕にまで気を遣っていただいてすみません、ありがとうございます」

の後にボソリと
だいたい、僕いつもこんな感じなんっすよねぇ・・・あは笑

(ん??あれ?なんか変なものだった??)

可愛いペンギンのイラストが描かれた、いたって普通のポップチョコを送ったつもりだったが、嬉しいというリアクションとは少し異なるものだった。可愛すぎたか?

手渡してすぐお会計のタイミングと重なり、何となくその場が終わってしまい、モヤっとした感覚が残ったまま夕食は終了し駐車場へ向かった。

車に乗りふと嫌な予感が頭をよぎる。

箱にはペンギンとチョコボールのイラストが書かれていたはず。

そして「penguin pop」と書かれてた…はず。
。。。。

あぁ!!!!やっちまったぁぁぁ。


popではなく、poop(うん⚪︎)
多分、いや間違いなくペンギンの糞チョコ・・・

彼は気を遣うような堅い人ではない。
が!が!が!!意図的にウケ狙いで渡すのと気づかず渡すのとでは雲泥の差。

いや、わかっていたらもっと面白い感じで渡したのに。
何なら、ちょっとしたチャンスを逃した感のある自分が悔しい。


帰りの車内で見た空は真っ赤に染まり「風と共に去りぬ」のワンシーンのようだった。

1939年「風と共に去りぬ」
アトランタから帰ってきてすぐに見た
4時間の超大作!

その空にうっとりしつつも、ホテルに戻るまでの車内で自分の失態に込み上げる笑いを抑えるのに必死だった…


アトランタの夜景
奇跡的に人が映り込まない一瞬を撮影できた
ちょうどこの日は満月
久しぶりに都会の夜景を見た気がする

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