人の背景を自由な場所へと切り替える|Spark AR機能紹介(InstagramでバーチャルTRIP)
こんな外出しにくいご時世ですが、だからこそバーチャルに旅行ができるInstagramのAR機能をご紹介します。観光・イベント産業の方のアカウントにも導入可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
まず体験
まずはこちらのインスタARフィルターをスマホで開いて、タップしながらバーチャル旅行をしてみてください。(機種やOSによって使用できない場合がございます。)
…いかがでしたか?
上記のインスタARを体験してもらった前提で、以下進んでいきます。
遊び方
遊び方は、様々なARフィルターを提供しているSpark Studioのアカウントへ行き、メニューにある☺︎ボタンを選択します。このボタンがInstagramの最新機能である「ARフィルター」への導線となっています。
そして「LET'S TAKE A TRIP」のARフィルターを選択します。
「試す」 → AR旅行で遊ぶ
試すのボタンがAR起動ボタンです。
そこからはタップすると背景が切り替わる演出を提供しています。
自分の体の輪郭を認証して、背景だけを世界中の素敵な観光スポットに切り替えるARとなっており、写真や動画を撮影すればそこは憧れの地、という訳ですね。
こちらのARではインドのタージマハール、ペルーのマチュピチュ、エジプトのスフィンクスなど世界中のメジャー観光地を巡るツアーになっています。
ページ先頭で体験してもらったARは、こちらのリンクへ直接遷移した結果ということになります。
ビジネスでの活用事例
場所に根ざしたInstagramアカウントでのAR活用事例を一つ紹介します。
U.A.E.(アラブ首長国連邦)のドバイにて2020年10月20日~2021年4月10日に開催予定の「ドバイ国際博覧会」では公式Instagramを運用しており、アカウント内でARを提供しています。
フォロワー数は、すでに64万人!これは東京オリンピック公式Instagramのちょうど2倍の数値です。
ドバイ国際博覧会の公式サイトによると想定入場者数は約2,500万人とのことで、開催期間の長さが異なりますが、東京五輪の約1,000万人と比べ、その規模の大きさが伺い知れます。
ドバイ国際博覧会のInstagramでは、国際博覧会らしく(?)、バルーンや花火が打ち上がる演出をARで提供しておりポップで楽しい印象を与えます。
またスワイプすると顔への演出が3種から選べるようになっており、国旗をモチーフにした2種のフェイスペイントとサングラス1種が楽しめます。ARで、どこにいても擬似的にドバイ国際博覧会へ行ったような気分になれる、とても素敵なARの演出です。
こんな業界のアカウントに役立つのでは?
このようなご時世だからこそ、外出をしなくても旅行気分を提供できるARは活躍します。
例えばホテルや旅館のInstagramアカウントでご当地の演出をしてみるのはいかがでしょうか。あるいは航空業界や大型旅客船など、移動をベースにしたビジネスでも活用できそうです。
そこからECサイトの購買に繋げるような導線を設計するなど、オフラインで失ったビジネス機会をオンラインで取り戻すためにインスタグラムのARを活用することもできます。
AR(拡張現実)技術を活用し、場所・空間の概念を拡張してリアルビジネスの楽しみを広げる取り組みはますます広がっていくことでしょう。
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